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現実世界にダンジョンが現れたが、俺は誰にも従わない  作者: HATENA 
第1章「最難関ダンジョンの孤独な開拓者」

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第18話「身体強化」

 自宅に戻った俺は、すぐにテーブルへドロップ品を並べた。


 「……今回のはデカいな」


 アーマーボア戦の報酬。

 その中でも、一冊のスキル書に視線が止まる。


 【スキル書:身体強化Lv2】


 「……基礎底上げ系か」


 今の俺にとって、最も欲しかったタイプの強化だ。


 「……使う」


 本に触れた瞬間、光が弾ける。


 次の瞬間——


 全身に圧がかかる。


 「……っ!!」


 筋肉が軋む。


 骨が軋む。


 だが、それは痛みではなく——


 “強化されている感覚”。


 呼吸が整う。


 視界がクリアになる。


 【スキル獲得】


 ・身体強化Lv2


 「……これ、かなり変わるな」


 立ち上がる。


 軽く拳を握る。


 「……軽い」


 体が思い通りに動く。


 今までより、一段階上の制御感。


 天羽々斬を手に取る。


 振る。


 ——シュッ。


 「……速い」


 剣速が明らかに上がっている。


 「……これなら」


 外へ出る。


 ガルがすぐに立ち上がる。


 「……ちょっと試すぞ」


 軽く構える。


 「来い」


 ガルが突っ込んでくる。


 ——ガウッ!!


 以前より速い。


 だが——


 「……見えるな」


 回避。


 踏み込み。


 そのまま、首元へ。


 「……終わり」


 寸止め。


 ガルが動きを止める。


 「……反応も上がってる」


 明らかに違う。


 単純な数値以上に、“戦闘の質”が変わっている。


 「……これなら、中層でも安定するな」


 翌日。


 ダンジョンへ。


 門をくぐる。


 空気は変わらない。


 だが、自分は変わっている。


 「……行くぞ」


 中層。


 すぐに敵の気配。


 シャドウ一体。


 スケルトン二体。


 「……問題ないな」


 まずはシャドウ。


 「……風」


 手を振る。


 ——シュンッ!!


 風刃が走る。


 シャドウが一撃で崩れる。


 「……いいな」


 次にスケルトン。


 一体目。


 振り下ろし。


 回避。


 そのまま一閃。


 ——バキッ!


 二体目。


 横から来る。


 半歩引く。


 流す。


 斬り返し。


 ——ガシャッ!


 「……楽だな」


 ガルも同時に敵を処理している。


 ほぼノーダメージ。


 「……安定してる」


 ウィンドウが開く。


 【レベルアップ】


 Lv17 → Lv18


 攻撃力:158 → 166

 防御力:92 → 98


 【武器成長】


 天羽々斬 Lv15 → Lv16


 攻撃力+110 → +120


 「……いいな」


 確実に積み上がっている。


 だが、その時。


 マップが、大きく反応する。


 ・特定個体:高危険度

 ・位置:中層奥


 「……高危険度?」


 今までとは違う表示。


 ガルが唸る。


 警戒が一段上がる。


 「……ボス級か?」


 視線を奥へ向ける。


 まだ見えない。


 だが——


 「……行くか」


 迷いはない。


 「……今の俺なら、戦える」


 剣を握る。


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