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複雑なご対面
「どうも、今回はお招きくださり、ありがとうございます」
マダムKが頭を下げると、ナカギリ特務少将は
「いや、こちらこそ遠路はるばる、ありがとうございます」
と丁重に言葉を返す。
会議室の机で、$-Duty隊とザグラブとは真向かいになって対峙した。
数名は、あっと声をあげそうになるのを必死でこらえている。
「ところでドリーさん、そちらのアイドルが『$-Duty』と言う名前なのは‥…」
「もちろん、南軍で噂になってる傭兵部隊の名前に、『あやかって』付けたグループ名ですのよ。うちらもそれくらい引っ張りだこの人気になりますように、って」
「なるほど、そうでしたか」
「うちの子たちは傭兵どころか、虫一匹殺せやしませんよ。その点、おたくのザグラブの皆様は、大層勇ましくて、羨ましいですわ」
「いやいや、おたくらの$-Dutyも、皆さん美人で、羨ましいです」
マダムKとナカギリ特務少将とは、会話が弾んでいた。




