↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
傭兵部隊$-Duty第二部  作者: 蒼井 電
27/45

リーニャの歯ぎしり

するとそこへ突然轟音と共に、リーニャ中尉の操縦するアサルトアーマー、オガワ重工製FX200E、コードネーム「エルサ」が二人の目の前に立ち塞がった。エルサは低温に強いアサルトアーマーで、液体窒素の大きなタンクを背負い、敵に液体窒素を吹き付け、氷漬けにして無力化する戦法が得意である。

「ナカギリ特務少将!探しましたよ!」

「白いアサルトアーマー、ザグラブ!」

アサカはナカギリ特務少将を自身の体で隠した。

「おのれそこの女、我らのナカギリ特務少将に色仕掛けとは、卑劣千万!」

リーニャ中尉が外部スピーカーで怒鳴ると、

「何言うとんねん!」

「女、そこを退いてナカギリ特務少将を返さぬと、エルサの液体窒素で氷漬けにしてくれるぞ!」

エルサの腕に着いた液体窒素放出用ノズルが、アサカの方へとジリジリと近づいてきた。


「ほう、そりゃあ面白いのう」

「私達相手に事を構えるおつもりかしら?」

「ねーちゃんには指一本触れさせへんで!」

「四人がかりで勝てるつもりか?」


エルサの真向かいには、いつの間にかミキ達$-Duty隊のアサルトアーマーが控えていた。ミキは無線で仲間を呼んでいたのだ。

「おのれ、貴様らさては例の$-Duty隊とかいう奴らか!面白い、全員撫で斬りにしてくれるわ!」

怒りに総毛立つリーニャ中尉。

しかし、ナカギリ特務少将は、アサカの肩をポンと叩く。

「今までありがとう。でも、もういいんだ」

「おっさん……」

「けどアサカちゃん、その気になったら、いつでもザグラブにおいでよ。俺は待ってるぜ」

「おっさんも、元気でな」

ナカギリ特務少将はアサカに別れを告げると、リーニャ中尉のエルサへと駆けて行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。