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傭兵部隊$-Duty第二部  作者: 蒼井 電
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ナカギリ特務少将、追い剥ぎに遭う

「どう?そろそろソージャに差し掛かるくらいかな?」

ボサボサの長髪にオシャレヒゲはそのまんまで、カジュアルな服装に身を包んだナカギリ特務少将は、すっかり一般人に溶け込んでいた。

しかし、その何の威圧感も無い風体は、雇った白タクの運転手の出来心を刺激するのには十分であった。

「ああ、お兄さん、ここからは割増料金だよ」

「おやおや、それは聞いてないなあ」

「割増料金が払えないなら、ここで降りてもらおうか」

「それは穏やかでない」

と返したナカギリ特務少将であったが、今は一般人に変装しているところである。もちろん銃器なども持ち合わせてはいない。

「ついでに、身ぐるみ置いてきてもらおうかなあ?靴下だけは勘弁してやるから」

運転手は車を止め、ナカギリ特務少将に向かってトカレフを突きつけていた。

「しょうがないなあ」

ナカギリ特務少将はシャツのボタンに手を掛けた。

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