不自然
この室内に居ては自分自身の体内時計が狂ってしまう。時間の移りを教えてくれる陽光がこの部屋には射してこないからだ。だが狂っているのはどうやら体内時計だけではないらしい。
「……丹、澤……?」
なんだか妙な気分だ。夏休み終了後の始業式の日に、今までおとなしく人生を歩いていた筈の友人が急激にグレの道に方向転換してしまったのを知ってしまった並に納得がいかない。
『あいつ、あんなんだっけ?』
未だあまり会話さえ十分にしたことがないのに、不思議と俺には丹澤のさっきの素っ気のない一言が引っかかっていた。ああいう言い方もするのかもしれないが……
何気に少しショックを受けている俺の後ろから、絨毯を擦るガサガサとした音がだんだんと近づいて聞こえてきた。
「どうしたの? 放心しちゃって、誰かにほっぺにビンタでもされた?」
俺は反転して彼女、理雨流を一度見つめ目を逸らした。
「ビンタ、はされていないよ。ただ……なんでもないや」
さっきのことはとりとめて理雨流との話題にすることでもない、と俺は短絡的に決め付けた。
「事件は私のおかげで一件落着! と、いうことでーなにか御褒美ほしいなぁ」
『褒美、褒美ねぇー』
「……二十分間肩叩き券、でどう?」
「それは……ちょっと、ねぇー」
真面目に拒否られました。彼女の輝かんばかりの笑顔の中にある引き攣った表情を見る限り、俺のその勘は正しいことだろう。残念なことに。
まぁそれにしても……
「理雨流ってどうして丹澤のことあんなに拒絶というかなんというか、してるの?」
「うーん」
彼女は自らの頬に手を柔らかに添え、さも考え込んでいるかのように水晶のような澄んだ瞳を細めた。
「なんかさぁ、わざとらしいのよね。あいつ……」
「わざとらしい?」
「そう、無理やりにキャラ作ってます……みたいな。不自然なのよね、あいつの言動の全てがさ。まっ勘違いかもだけど」
『丹澤の不自然な行動ねぇ』
そんなところあったかなぁ。妙にハイテンションなところを除いて……
最近になってようやく少しは、ほんの少しはまともな文が書けるようになれたかなと思います。ここの作者様たちの中ではダントツ、ずば抜けてへたっぴですが……これからももっとうまく日本語つかえるようになるぞー!
それと、やっぱり……お読みくださって有り難うございました! で愚痴?を閉めます。




