寝る
「ま、まぁこれから仲良くやっていこう。もうそろそろ……」
腕時計を見る。短針は7長針は50をそれぞれ指している。
「そうだね明日早いし、皆準備色々あるだろうし……解散しよう! 」
理雨流の解散宣言が響く。
「たしかーおふろーはー……」
「ここの大部屋にあるで〜」
紫苑の話す時間が長くかかりすぎるため丹澤が省略する。
「バイバイ! 」
「それじゃー」
「ほな〜」
「では……」
それぞれがそれぞれの言葉でファーストコンタクトを締めくくる。
部屋には俺一人になった。妙に寂しい。
『今日一日色々あったな、……明どうしてかっな? 』
あいつのことだから回りとも2分で馴染めただろうな。
一人一人について思い出してみる。先ずは理雨流からだ。
『理雨流と会ったのは今日が初めてなはずなのに何故かそんな感じはしなかったな』
思えば理雨流ってどうしてここに来たんだろ? 知らないや。紫苑や光華、丹澤もだけど。
『初めてここであった人の中で初めて話したのは紫苑だったな、紫苑はなんか、のほほんとしていて……でも寝起きは饒舌で面白い人だなぁ』
紫苑の第一印象は人懐っこい娘だなぁという感じだった。
『光華は小さいのに馬鹿みたいに速くて、嘘みたいに強かった。それにしても、光華の話しは……』
光華自身は尊敬してしまっているんだが、未だあの覚醒やら夜怪の話しは信じれない。
「あーあ疲れた……風呂入って寝よ」
この部屋一階階段の裏側スペース奥にある扉を開けたら左右に別れた脱衣所があった。その奥に風呂があって……大きさは全体として縦10m横6mといった具合で浴槽は縦6m横3mぐらいであった。
残念ながら風呂には誰もいなかったので俺一人の貸し切り風呂になっていた。
―――
―
存分に貸し切りを味わい俺はスタスタと部屋に向って歩いて行った。
部屋の前まで来た俺は自室のドアを思わずトントンとノックをしてしまった。
『うわ! 何やってんだ俺』
部屋から声は聞こえては……こなかった。きたら怖い。
俺はドアを開け部屋のフカフカベットに倒れ込んだ。
『明日起きるの何時だっけな……』
そんな事を思いながら意識を自然に任せ薄れさせていった……
すいません。風邪をひいてしまって寝込んでいたため遅れてしまいました。




