食事
俺は理雨流、紫苑、光華と歩き長くのびるテーブルの近くまできた。
光華が言っていたように食事はバイキング形式だった。それも物凄い量。テーブルにところせましと並べられている皿、皿、皿の数々にはどれも美味しそうな料理がのっている。
「誰がこんなに持ってきたんだ? 」
「ワイのおかんやで〜」
何か聞こえたが理解したくない。
「なぁ理雨流? 誰が持ってきたんだろうな」
「寝てたから分かんないや! 」
「確か、教師だったと思うが」
光華は見ていたらしく、そういうが何故先生が料理を持ってくるのだろう?
「どうして俺達に運ばせないんだろう? 」
「かんしーじゃーないーですかー」
紫苑が紫苑に戻った。が深く考えすぎの答えだな。
「そりゃないだろ! 監視だったらずっとここに一人ぐらいつけるだろうし……」
「第一に監視の必要がないな」
光華が追言してくれる。
「ワイは理雨流ちゃんを監視したいんやけどな〜」
これは幻聴ではないだろうか?
「ここの意義は生徒を様々な分野においてより優秀な人材にする、ということにある。つまりここは危険人物を収容するところではない」
さらに光華が監視説を否定するが……
『今思えば紫苑のジョークだったかな』
「どんだけ無視すりゃ気が済むねん! 」
俺は背後に振り返る。表情は困り顔になっているはずだ。
「丹澤、いたのか……」
「いたやないで! ……さっきからずっといたわ! 」
丹澤の表情からは彼が怒っているようには思えない。俺にはむしろ笑っているように見える。
「オススメはやな…生ハムサラダのゴマドレッシングスーパーやで」
「誰がそんなヘンテコなネーミングつけたんだ? 」
どう考えても不可解極まりなく、不快極まる料理名に疑問を覚えるのは当然であろう。
「ワイ」
『だろうとはおもったよ』
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その後料理を持って俺の部屋で五人仲良く料理を食べた。その料理はどれもとても美味しくて中でも魚介類のあっさりとした味付けのスープは薄味で良かった。生ハムなんたらは……まぁ美味かった。
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「明日には荷物届くんだよな? 」
俺達は料理を食べ終わり今部屋で話し合いをしている。
「そうだ、明日には私の隼と鼬もくる」
「隼と鼬? 」
光華は隼と鼬が明日来るんだという。ペットかなにかなのかな。
「ペットですかー」
紫苑の思うことは俺の思うことと同じだった。
「いや、そんなものではない。私の命を預けている存在……得物だ」
紫苑っていったいどんな修羅場をくぐり抜けてきているんだ? 命を預けているって……
水無月 渉 ミナヅキ ワタル (夢は傭兵であり何事も己の力一つでこなす傭兵に憧れている。敬語は苦手で舌をしょっちゅう噛んでしまうので基本使わない。欠点は惚れやすいこと)




