表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
覚醒  作者: 火水 風地
PR
12/46

人権

更新日についての変更、後書きにて詳細

 ここでよくこの部屋の構造を見直してみた。


 先ずは入口、これは一つしかない。長方形型であるはずのここはあまりの大きさに長方形かどうかすら分からないぐらいであるが、その長方形の短い辺の一つに入口がついてある。

 次に入口から見た部屋の物や扉の位置。

 入口から見て左側の辺の真ん中にはソファーと暖炉がある。手前側には部屋が四つあり暖炉を跨いで奥には部屋が五つある。

 右側には長い長いテーブルが置いてある、きっとそこで食事をしたりするのだろう。

その奥には九つの部屋がある。


 また入口の真正面から30m程先の所には階段がある。

 階段の裏にもスペースが造ってあるタイプだ。だから階段の先端よりも向こうにはまだ奥行きとして15m程空間が広がっている場所がある訳だ。

 階段を上ると左右に道が別れておりその道の両端からはさらに入口側に戻るように道が繋がっている。つまり上から見れば右側を入口としてE字型に二階はなっている。Eの真ん中の横線は階段だ。


 二階は階段から真正面に部屋が四つ、左右の通路沿いにそれぞれ九つづつある。


 また窓というものはこの部屋にはなく中々に高い天井にあるキラキラと光るシャンデリアのみが光源となっている。


 部屋の見取りはこんなものだろう。


 それで今悩んでいる(紫苑が)ことはこの部屋の割り振りについてであるのだが。


 「みなさんーしゃべらないですねーかってにーきめますよー? 」


 紫苑が眠りたいが故なのか多少なりともいらつきを声に出し始めている。


 「あーあーもう!かってにーきめますー」


 紫苑の我慢(眠気)が限界に達したようだ。


 あなたはーここ、あなたはーそっち、あなたはーにかいのーあそこ。と紫苑がてきぱき寝床を指定し始めたときだ。


 「わいの部屋はわいが決めるで〜」


 丹澤が自分には意思がありますよ〜と主張したが。


 「んんーだめーだめーさいそくでーきめるにはーひとりでぇきめたほうがーいいですー」


 頭領紫苑様が最速で決めるとおっしゃっておられるがそのセリフからはスピード感が全く感じられない、というよりスロー、遅すぎる。


 「な、なんやて! わいにはもう人権がないと、そういうんか〜」


 『誰もそんな事言っていないぞ』


 「そうーですよーありませんー」


 『言っちゃったね、断言しちゃたよ』


 ここにおいて月岡 紫苑総督により丹澤 龍の人権が剥奪されました。


 きっと紫苑の欲求第一位は睡眠欲だな、俺はそう思う。

一日に一回以上更新します。多くは一回のみです。時間については夜9時とします。複数更新の場合は夜9時以降11時までに更新します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ