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「さて…。」
残り上位10人となったところで、やっと椅子から立ち上がる柚樹。
それに合わせるように掲示板に目を向ける3人。
掲示板には上位4名の名前が記されていた。
『第4位 泉蛾霧斗 50戦50勝 残り時間58秒
第3位 香種千智 50戦50勝 残り時間1分14秒
第2位 帝秋 50戦50勝 残り時間1分38秒
第1位 音原柚樹 50戦50勝 残り時間3分25秒』
生徒達はざわつき始め、柚樹たちに目を向けた。
「まぁ、不変だな。」
「また3位とは…不本意だ。」
「ちぃさん!それって万年4位の俺への嫌味ー!?」
秋はつまらなそうに頭を掻き、千智は不服そうな顔をして、霧斗はグッタリと肩を落とした。
「んじゃ…帰りますか。」
柚樹は残り少ないキャンディを噛み砕き、残った棒を口に咥えたまま踵を返した。
秋たちは柚樹を追いかけるように後に続いて食堂を後にした。




