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ビーッビーッビー!!
沈黙の空気の中で、突然の警報音に3人は一斉にスピーカーに目を向けた。
「ありゃー時間切れ?いいとこだったのになー!」
霧斗は残念そうに肩を落とすと、担いでいた斧を床に下ろした。
「…ふん。」
「終わり…ってか、やっぱこの音うるせぇな。」
霧斗も面白くなさそうな顔をしつつ手に着けていた鉤爪を仕舞い、秋は耳が痛いと言わんばかりに押さえると、両手の拳銃を懐に収めた。
「新入生共、戦闘終了だ。今から5分後に食堂の電光掲示板に成績とクラスを掲示する。場所は食堂だ。1秒遅れた奴は遅れた秒数分指切り落とす。」
スピーカーから威圧的な伊崎の声が聞こえ、話し終わるとブツッという音がして周囲はまたシンと静かになった。
「まっ!戦闘は終わったことだし、昨日の敵は今日の友ってことで!一緒に行こー!!」
「ぅおっ…まぁ、いいけど。って、敵になったのは今さっきじゃねぇのか?」
霧斗は下ろしていた斧を担ぎなおすと、空いているほうの腕を秋の肩に回した。
その重みに秋は一瞬よろけたが、すぐに体制を立て直すと、素朴な疑問点を軽くぶつけてみたが、霧斗には聞こえていないようであった。
「ほらー!ちいさんも一緒に!」
「次その呼び方をしてみろ。戦闘中でなくとも切り刻む。」
「ぎゃー!それは勘弁!マジ死んじゃうじゃーん!!」
千智は袖に仕舞った鉤爪を着けようとしたが、大声を上げて抵抗する霧斗に呆れたようにため息をついて再びそれを元に戻した。
「早く行こうぜ。5分過ぎたら指削がれる。」
秋達は仲良く(?)3人小走りで食堂へ急いだ。




