↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/9

4


「なら、神に代わり俺が君を助けよう」


声がしたほうを見ると先ほど道を教えてくれた男性が立っていた。


「助ける?まるで、俺が悪役じゃないですか~俺はただ仕事してただけなのに~」


そう言いながら騎士は男性のほうへと剣先を向ける。

男性は笑みを浮かべて騎士のほうに手をかざした。


「なっ⁈」


すると騎士は突然膝から崩れ落ちその場に座り込んだ。


「体が動かない⁈麻痺?」


「まあそんな感じだ。一時間ほどで動けるようになる。彼女は川に落ちて死んだとでも報告しろ」


そう言うと謎の男性は私に近づき私を抱きかかえた。


「え?」


「じゃあな」


そして男性の背中から翼がはえ、バサッと翼をはためかせながら私たちは宙へと飛び立つ。


「え?ちょっと待って!どういうこt」


「しゃべると舌、嚙むぞ。あ、もう遅いか」


舌を嚙んでしまった痛みでひとまずこれが夢ではないことは分かった。

でもこの男性がいったい何者なのか分からず私は男性をじっと見つめる。私の視線に気が付いたのか男性は私を見るとニヤリと笑ってこう告げた。


「俺は天使だ。」


「天使⁉え?いやでも、そんなわけ」


天使?地上に天使?しかもあんな路地裏に?


「ははっ天使が地上にいるわけないって?天使にとったら娯楽にあふれた地上で遊ぶことが最高の息抜きなんだよ!」


「遊ぶ?息抜き?」


「そうだな、詳しく説明するためには天使(俺たち)のことについて話さなければいけなくなる。少し長くなるから俺の家で話そうか。」


「え?家なんてあるの?」


(いや、もういいや)


私は考えることをやめた。天使様が私をあそこから連れ去ってくれたことは変わらない。感謝すべき恩人だ。だからひとまず彼の言うことを受け入れよう。それにいちいち驚いてたら心臓が持たなさそうだし。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。