暴風の帰還
その日、ルーガスの街を管理していた男爵と、その男爵に与していた多くの冒険者が死ぬという、眼を見張る事件が起きた。
何が起きたか調査に向かった騎士団に、街の者はこう答えた。
「ゴブリンが街に侵入し、冒険者をなぎ払い、男爵を殺した。」
もちろん騎士団はそれを信じる事はなかったが、ある理由でルーガスを訪れていたゲメナ一等秘書官が、ここで起きた事件について、騎士団に報告した。
その報告は、多くの貴族にとって死刑宣告に等しい物であった。
暴風のラッシュが呪いを受け、ゴブリンの姿になっていること。
男爵が奴隷の首輪を所有しており、冒険者を使い多くの女性を奴隷としていたこと。
そして、ラッシュがそれを知り、男爵が殺されたこと。
騎士団は急いで王都に戻り、この件を国王へ報告した。
その話はすぐに貴族達の耳に入り、ある者は私兵を使ってゴブリン狩りを行い、ある者は私財を持って行方を眩ませた。
そして、人々は口を揃えてこう言った。
「暴風の帰還だ。」
まずはこの作品をお読みくださいました方々へのお礼を申しあげます。
この作品、buffonは、この話を持ちまして完とさせていただきます。
本来ならば、話を進めるなかで主人公の呪いを時、魔王を倒し、自由気ままに余生を過ごすという終わり方をしたかったのですが、もう一つの作品である、バイトの〜を集中するあまり、こちらの更新が滞り、どうしようかと迷った結果、この様な形で終了とさせていただきました。
続きの気になる方が見えましたら、申し訳ありません。
もしよろしければ、もう一つの作品も、よろしくお願いいたします。
ツキニムラクモ




