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魔法使い視点8

もう片方の作品ばかり更新して、こちらが全然更新できていませんでした。


魔法使い視点です。

「小娘、杖を俺に向けるということは、殺される覚悟があるんだろうな?」

 驚きのあまり、声を上げそうになった。

 過去に話すことができる魔物は発見されているが、どれも高位のモノばかりであった。

 そして、話せるということは、知恵を持っているということだ。

「私は、死ねるの?」

 気が付けばそう問うていた。

「質問だ。もしも再び人として産まれたら、どうしたい。」

 何がしたいか、その問いに、私はこう答えた。

「私は、世界を旅してみたい。いろんな人と合って、いろんな物を食べて、いろんな場所を回りたい。」  口にすれば抑えきれない思いが溢れ出す。

「嫌だよ。死にたくないよ。生きたいよ。」

 私は涙を流しながら叫んだ。

「なら願え。次の生でその願いが叶うように。」

 そして、ゴブリンがナイフを降り下ろすのが見えた。

予定では次回から視点を戻します。

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