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やってしまった

視点が戻ります。

 気絶させたバカと戦士を住処へ運ぶ。

 もちろんバカは引きずって、敬意を評する戦士は担いでだ。

 二人を住処に置いて(バカは投げ捨てて)、食料を狩るために出かける。

 だが、やはりというべきか、バカ一団という侵入者と俺の咆哮のせいで、獲物となる動物が全く見つからない。

 昨日狩った鹿がまだ残っているが、そう何日も持たない。

 仕方なく、木に成っていたいくつかの果物を取って住処に戻る。

 するとそこには、起き上がって石を手に構えている戦士がいた。

 まだ起きないと思ったが、大した回復力だ。

 だからだろうか、口が滑ってしまった。

「驚いたな。もう起き上がれるのか。」

 口を開いて驚く戦士を見て、やってしまったと思った。

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