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黒の軌跡 3巻  作者: quartz
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4/8

20話 これまでにない強敵

登場人物

虎

無敵我原

メルス

八岐大蛇

メルス「やつの弱点とはなんだ...」

無敵我原「それは...真ん中2つの頭だ」


真ん中2つの頭が弱点とはどう言うことだ?

だが、今までの戦いを振り返って見ると

真ん中2つが攻撃をしているところを1度も見て

いない。しかも他の頭が攻撃をしかける少し前、

真ん中2つから少し太い声が聞こえる


メルス「も、もしかして!」

そうだ。真ん中の頭が他の頭に指示を出している。

すなはち、真ん中を重点的に攻撃し、弱らせることができれば他の頭も鈍くなる。


だが、それを知ったところで太刀打ちできる相手でもない...


メルス「やはり私も戦う...もう、あまり力を入れることはできないが...他の頭をひきつけるぐらいは..」


そう言うと再び3人vs八岐大蛇の戦いが始まった


稲荷山全体が静まりかえっている。これが嵐の前の静けさということなのかもしれない。


真ん中の大蛇の方が少し開いた

2人「来るぞ!」


大蛇は3番目の首を動かし3人に突っ込んだ。

3人は避け、それぞれ技を出そうとする。

虎「漆彪!」 無敵我原「タフネス斬り!」


攻撃は両サイドの首に当たったがやはり硬く、

あまりダメージが入っているように見えない。


メルスが残り少しの力を振り絞り、技を出そうとする

大蛇の首がまた青く光った。またさっきの火を吹くつもりだ。


メルス「これで仕留める! 鎖雷!」

そういうと大蛇の真ん中以外の6本の首を鎖で固定

した。鎖から電気が蓄積され大蛇の動きが一瞬

鈍くなった。


このタイミングで2人は真ん中の頭2つに攻撃を仕掛けようとした。

メルス「いける!奴を倒せ!」


このままいけ大蛇を倒せることができる!

...と思っていたが...


2人「ぐぁっ」

真ん中2つは攻撃をしないと思っていたがそんなことはなかった。大蛇は真ん中の首を振り2人を吹っ飛ばした


その衝撃により無敵我原は肋が折れ、虎は左腕を脱臼


八岐大蛇「グウウウウウ」

鈍い声がすると同時にパリンという鎖が切れる音がした。大蛇は猛スピードでメルスの方は行き、2、7番目の頭から火の玉を出し、メルスの方へ向けて放った


メルスは避けることすらできずに喰らってしまった

虎と無敵我原はさっきの衝撃で気を失っているため

大蛇の標的はメルスにのみ向いている


メルスはなんとか立ち上がり、大蛇へ攻撃をしようとするも力が入らない...

大蛇は真ん中の首を使いメルスへ噛みつき、勢いよく地面に叩きつけた。


メルスはもう意識がない...

大蛇はトドメをさそうと2人の方を向き、

青い火を吹こうとしている。


その時、虎がなんとか目を覚まし、大蛇が攻撃の準備をしていることに気づいた。

虎「無敵我原! 逃げろぉ!」


そう叫ぶと同時に大蛇が火を吹いた。

だが火は無敵我原から少しズレていた。

なぜなら....


虎「メルス!無事だったのか!」

メルス「これが...無事に見えるか...」


火を放つ瞬間にメルスは近くに落ちていた

ボーリングの球ぐらいの大きさの石を首に目掛けて投げ、攻撃の気道をズラいた。


無敵我原は助かった。


今は虎とメルスで戦うしかないようだ...





ステータス

虎 戦力350

無敵我原 戦力300

メルス 戦力600


八岐大蛇8000

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