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初めての転移

半月の夜

誰も居ない屋敷に月光が差し込む

突然、光が揺らぐ


シュン!


「主様、月が沈むまでにはお戻りくださいね。」

「分かった。ありがとうルナ。」

「、、恐縮でございます。」

明滅する光の中には、4つの影。

白銀の尾が揺れる。

彼女の名はルナ。

狐の妖怪、妖狐の頂点と言われる

〝九尾の狐〟である。

「転移魔術が使えるのですか、凄まじい、、」

そう呟くはフォティマス。

メガネをかけた若い青年だ。

種族は不死王リッチ、アンデットである、、が。

こいつがまぁしぶといしぶとい。

南雲の浄化魔法を耐えきったのだ。

仕方なく仲間に引き入れ、

こうして拠点に連れ帰ったわけだ。

「で、フォティマス、まぁ、適当に仕事して、適当に休んでくれ。」

与える仕事も無ければ、一緒に同行する義理も無いので、〝放置安定〟である。

フォティマスは驚いたように、

「いいのですか、、?そんな適当で。」

(いいんだよ、、だって特に無いし、、)

「まぁ、見張りは付くがな。」

そこに立っているのはウロボロス、

チートの権化の彼を置いておけばトラブルはうんと減るだろう、

あとこいつが出ると他のやつの役目が減る。

そんな切実な願いのもと、ウロボロスにお仕事を頼んだら、

「お任せください」

と、まぁ頼もしい返事だが、

申し訳ないがコチラの都合である。

二人に拠点を託し、ルナと共に宿に向かう。

「じゃ、戻るか。」

「ですね。」

データ消えました、

すいません。

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