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少年ターンです。雫やりたい放題
この地下室へ新たに放り込まれたのは、人族の女だった。
人族には珍しく好い匂いのする女だ。
暗闇に目を凝らすと、その容姿は思っていたよりも幼かったが、漂う匂いは子供のそれではなく女のモノ。しかもとてもいい匂いだ。
様子を伺っていると、胸の前で縛られた縄を歯で解こうとしているようだった。自分たちの様な鋭い牙も持たない人族に、固く結ばれた縄を解くのは骨だろう。案の定、女は苦労している様子だ。人族などと慣れ合うつもりはないが、自分なら後ろ手に拘束された状態でも彼女の手を自由に出来る。その後で、自分の拘束を解いてもらえばいいだろう。と、その時は名案に思えた。
まさか、あんな事態になるとは………。
「おいっ!そこの人族」
「――――っ!!」
急に声をかけられて驚いたのだろう、女がキョロキョロと声の主を探しているのが分かった。
この程度の暗闇で目が効かなくなるなど、人とは不便な生き物だ。その癖、身体能力に優れた獣人族を見下すのだから、傲慢で自尊心の強い種族なのだろう。
「聞いているか人族っ」
「うぇ…は、はい…」
「お前の歯じゃその縄は噛みちぎれん…こっちへ来い、俺が解いてやる」
「え?……」
女を急かし、傍へ来るよう誘導した。近くまでやって来ると、女の匂いが濃くなる。ムッとするほどの花の様な香りが、脳を刺激した。
「いいか?この縄は俺が解いてやる。両手が自由になったら、お前は俺の縄を外せ」
「………?自分で外す できるない?」
共通語は理解しているようだが、その言葉は拙い。見た事のない顔立ちに、綺麗で幼い容姿、おそらく東大陸のいいとこの娘なのだろう。きっと、この女もアイツ等に誘拐されて連れて来られたのだ。
人族の娘だと分かっていながらもその境遇に少しばかりの同情心が湧き、女が聞き取りやすいようにとゆっくりと状況を説明した。
女は素直に指示に従い、縛られた両手を自分の前に差し出した。か細い女の腕など銀狼族の牙ならば容易に傷ついてしまう、己の牙で傷付けないよう慎重に縄を噛み切った。両手が自由になった女が「暗いと手先が見えない」と小さな魔光石に照らされた辺りまで移動して欲しいと言った。
――――どうしてこんな事に。
自分の姿を見た途端、この女は悲鳴を上げるのではないだろうか?獣人族が侮蔑対象であることは知っている。友好的な人族もいるが、戦奴として使い捨てにする国も多いのだ。だが、女の行動はその斜め上をいっていた。
有ろうことか、その女は異国の言葉で何事かを叫び、いきなり抱きついてきたのだ。
拘束された俺の身体をしっかりと抱き寄せ、まるで子供をあやすように頭を撫でる。
それだけではない、背中から腰へと愛撫するように触れ、更には人のケツまで撫で回し始めた。
「こ、こらっ…そんな所を触るな!!……って…あ…ひんっ…ばか!離れろぉ」
人族からこんな扱いを受けた事はない。いや、性奴隷ならばそういった事もあるかもしれないが…自分にはその手の経験がない。
女の手は的確に自分のいい所を刺激する。焦らすかのようにケツを撫で回すとその手が尾っぽに伸びた。
「あぁぁぁ…は…はな…せぇ……そこ…に…さわる…なぁ……ひぃっ…」
獣人にとって尻尾は敏感な部分だ。戦闘時に掴まれれば力が抜けてしまうし、性感帯でもある。しかも、そこは鍛えようがないのだ。背中をぞくぞくとした快感が駆け抜け、身体の奥から熱い何かがせり上がってきた。
「………ひんっ…はあぁぁぁぁぁ………あっ…あっ…駄目だ!触る…なぁ」
『い・や♪』
異国の言葉を発しながら、おもむろに尻尾をぎゅうっと握られた。
「はうんっ……」
やばいやばいやばいやばいっ!!下半身に熱が集まる。
『えーっと、ぱくんっ』
「ひっあぁっ……」
耳を噛むなぁ――――――!!




