形勢逆転
眠れる女神の最強のメンバーが全員揃った。
「なになに~?私とやり合おうっていうの!?」
コロロのやつ・・・。
まだ陽気に笑ってやがる!
だが、それもこれまでだ!
「行くぜ!」
「「おう!」」
俺の合図と共に全員が戦闘態勢に入った。
***
ユラはモルフィと共に前方に向かって攻めた。
俺は後方に立って助力をした。
「ふふふ~ん!効かないわよ~!」
「それはどうかな!」
「え?あ、あれえ~!!」
驚いたか?
俺の盗賊の能力でその手袋を奪う反動でまともに動かせなくなっているんだぜ!
「もう~動かせないじゃない!!」
「さっきはよくもやってくれたわね!おりゃっ!」
「お返しだよ!!」
「ぐはっ!」
ユラの強力なキックとキッカのパンチがコロロの腹に食らわせた。
かなり効いているのが分かる。
「私も行かせてもらう!」
今度はモルフィがナイフを構えて、斬撃を与えてくれた。
すげえぜ!
改めて実感した。
"ここまでの連携でこんなに戦闘って有利になるんだ"と!
「ちょっと!僕も忘れていない?」
突然ククルがやってきて応戦してくれた。
とはいっても、サキュバスなだけに自慢の色気で魔物を骨抜きにしちまっているだけだけど、それでもすごい戦術だ!
「そ、そんな・・・私の魔物が・・・!?なら、せめて、あの子を!」
「きゃあ!」
「ミミカ!」
コロロは標的をミミカに変えやがった。
いくら幼いとはいえ、小さい子を襲うなんて・・・。
「この・・・外道がああああああ!」
「え!?ぎゃあああああああああああ!」
俺が武器の手袋をとっさに奪ったお陰か、コロロはすっころんじまった。
操られていた魔物は解放されたが、操られていて力尽きたのか、動かなくなった。
とりあえず魔物は軍にでも任せるか・・・。
とりあえず・・・。
問題は・・・コロロだな!
こいつが深淵の業火の一員である以上は見過ごせねえな・・・。
俺は気絶している隙をついてコロロを建物のパイプに腕を縛った。
***
「ん~、って、あれ?これどういう状況!?」
「ようやく目が覚めたか・・・。」
「ちょっと、何をする気?」
コロロは完全に動揺している・・・。
こっからが本当の勝負かもな・・・。




