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The ability  作者: 不破陸
The ability
68/112

68.緩急

シルファが自室に戻ったのを確認したツェンが、いつかの言葉を思い出して告げる。

「シルファちゃんのこと『心根はまだ子供だ』って言っておいて、お前さんのデリカシーってヤツが心配になるぜ」

「俺にはお前が見てきたものが見えている」

「それが何だって・・・」

そう言いかけた赤眼の男が思案し再び口を開く。

「そっか」

「俺はそれを忘れることも、記憶を朧気にすることもできない」

「そうだったよな」

ツェンが誤魔化すように軽く笑った。

「話の続きをしようか」

「1200年前だっけか?今更そんなもん知ってどうなんのよ」

少しの沈黙の後、青眼の男が言う。

「そうだな。無意味な話だ」

「いいんじゃねぇか?シルファちゃん達にはお引き取り願って」

無言のまま青い眼を伏した男にツェンが告げる。

「また二人で仲良くやろうぜ」

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