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第六話


「泉宮家の御子息なのね。……はい。分かりました。うちの娘を宜しくお願いします。」


私のスマホで泉宮くんと話すお母さんは、よそ行きの声で話した。


初めは難色を示していたけど、泉宮家の人間だと知るとあっさりと態度を変えた。



「もっと仲良くしなさい。」


電話を切ったお母さんに、そう言われた。


……玉の輿に乗せたいらしい。


私の両親は離婚していて、婿養子だった父が家を出た。


私には小学生の弟がいる。


現在は祖父が所有するマンションで、家族三人で暮らしてる。



祖父と祖母は入夏家が持つ、代々の土地の一軒家で暮らしていた。



こうして、私は夏祭りに行ける事になった。



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