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第三話 巡る陰謀

〜某城にて〜


「奴は死ななかったか」

「何とか一命は取り留めたそうですが、知能が5歳レベルになったらしいです」

「一旦奴を殺すのは諦めよう」

「露骨に狙いすぎると疑われますからね」

「うむ。ただの子供に成り下がったあいつを利用して我々がライヒを掌握できるか?」

「可能でしょう。裏から奴を実際的な我々の傀儡にしてしまうのです。」

「ふむ。ラグナロクは必ず訪れる、何かあったらすぐに教えてくれ」

「では、失礼します。」



「あいつもあいつで、いつから自分が利用する側だと錯覚していた?」

「まあいい、黒幕の黒幕というのも悪くはないな」


やはり彼の独り言は届かなかった。



〜褐色館〜


「時は今 雨が下しる 鉤十字」 マルティン・ボルマン 心の一句


〜ナチス宣伝省〜


「しかし本当によろしいのですか、ゲッベルス閣下?」

「構わん、総統への狙撃をCIAの仕業である可能性が高いとドイツ国民に公表せよ」

「まだ、事実確認は取れていませんが・・・」

「良いのだ。いずれはアメリカと戦争をしなければ、千年帝国は実現できない」


「え、本気でアメリカに戦争吹っ掛けるんですか?」


〜モスクワ病院〜


「疲れたー」


「お腹すいたー」


「ご飯まだー?」


「ピーマン不味いー」


これを子供では無く、ちょび髭おじさんが言っているのである。


賢明なる読者の想像通り、看護師のストレスだけが溜まっていくのでありました。

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