雨の日は君に会えるから〜交差する四人の「好き」と「記憶」の物語〜

――雨の日は、記憶の中の君に会える気がした――

性格も恋愛観もバラバラな高校生・美咲、涼太、紗月、幸大。同じ学校に通いながらも、それぞれの“好き”に悩み、すれ違う日々を送っていた。

誰かを想う苦しさ。想われる戸惑い。忘れたい記憶と、忘れたくない記憶。
高校生だからこそまっすぐで、少し不器用な四人の想いが、雨の日をきっかけに交差していく――。


※以前投稿していた「陽だまりと五月雨」の改訂版です。
※登場人物の悩みの一つとして、同性愛が描かれています。いちゃつきなどはないです。