第三十七話 ダンジョン探索開始と消防服?
錫杖回収の為、ダンジョンの出入口に転移してきたが、岩で入口が塞がっている。
隙間は空いているので、蝙蝠や鼠などは進入できそうだな。それに岩で塞がっていると言っても、これは偽装だ。無暗に進入させないためのね。
紙 「ゴンちゃん、入口の偽装は分かるか?」
ゴンちゃん 「勿論です。魔力の流れが変ですから。ダンジョンにある罠と同じ仕組みでしょう。この岩ですよね?入口。」
紙 「そうだ。魔物がダンジョンへ入るのは、知能が高くて目的を持ってる種だけだろう?」
ゴンちゃん 「基本的にはそうですね。ダンジョンでは食料が手に入るとは限りませんし、普通は入りません。」
紙 「まあ、気にすることでもないから、それはどうでも良いか。塞いでいる岩のここに魔力を流せば開くようだ。さっさと探索してしまおう。」
ゴンちゃん 「承知しました。」
データシートで入口の岩の情報を確認したから、仕組みはすぐ分かる。魔力感知が出来れば、データシートを使わなくても分かるけどね。俺は”使えるモノは使う派”なので、データシートを使って時間短縮だ。
ダンジョンに入ったら変な音がする。
”ピ~ンポ~ン”
…ナニコレ?ここのダンジョンは洞窟タイプって神域の情報なんだけど、来客チャイムみたいな音がしたぞ。来客チャイムと言うより、駅で鳴っている”盲導鈴”って言う、視覚障害者誘導用チャイムの音みたいだったけど。
根神さんが悪戯したのかな?
そう思ったら、神託通信で連絡来たぞ。
根神 『違いますよ!私のせいにしないで下さい。』
紙 『根神さんの悪戯じゃないんですか?』
根神 『ゲーム的なシステムの世界の残滓ですよ。洞窟型のダンジョンは暗いですから、出入口の音です。』
紙 『えっ?そんなアトラクション的な親切設計になってるんですか?』
根神 『ちょっと待ってください。…そこだけです。』
ここだけかよ。嫌がらせだな、コレ。
紙 『まあ、良いです。疑ってすみませんでした。』
根神 『別にいいですよ。怒ってないです。そこは賢者の石もある特殊なダンジョンですから、他にも変なことがあるかも知れませんが、創平さんは普通に探索しないんですよね?』
紙 『当然です。影響を抑えながら対応しますけど。』
根神 『分かりました。よろしくお願いします。』
神託通信が切れた。
俺の様子から何かしていると判断したゴンちゃんは大人しく待っていたが、終わったことが分かったようで話しかけてきた。
ゴンちゃん 「主様、私が前衛で探索しましょう。」
待て待て!俺は普通に探索しないよ。
そうそう、ゴンちゃんは魔族の時の姿になってる。
…漢モードだ。無駄にハンサムで嫌な感じだ。おっさん不機嫌だぞ!そこはリザードマンみたいな感じにすべきだろう?
間違い防止とはいってもさぁ。
紙 「ゴンちゃん待って。普通に探索はしないから。俺の特殊能力を使う。」
さて、”特殊能力:紙”の能力を使うとしよう。ダンジョンなどに使うなら丁度いいのがある。
紙 「”完成図書”、対象はこのダンジョン1階層。」
俺とゴンちゃんの前にダンジョン1階層の詳細が表示される。ダンジョンのマップ他、宝箱、罠、魔物、ドロップアイテムなどの各種情報が出た。
本来はデータシートと同様、”完成図書”も俺以外は見ることが出来ないが、閲覧許可を与えているのでゴンちゃんも見ることが出来る。
あ、施設管理などをした経験が無い読者さんは、完成図書が分からないかもしれないので説明しよう。
完成図書と言うのは施設の建築図や設備図、装置などの詳細が載っている物だ。竣工図書と言えば、分かるだろうか?
データシートだと基本的に文字情報のみになるので、今回は完成図書を使用するんだよ。ダンジョンは建築物の同類で、ダンジョンコアが管理しているモノだし。
紙 「ゴンちゃん、これが1階層の情報だ。こいつを調整する。施工図展開、設計変更!」
施工図と言うのは、工事する時に実際に使う図面だ。ダンジョン構造を変更する。
ちまちま探索する趣味は無いし、時間の無駄だ。階層ボス部屋を残して、入口から一本道にする。宝箱や出現する魔物もすべて集める。罠は無効化した。階層ボス部屋は、罠以外変更無しだけど。あ、位置は動かしたか。
暗いと余計な能力を使うので、壁が発光するようにも変更する。
後は、魔物を倒した時のドロップアイテムも必ず全種類出るようにした。
10km四方位の広さの階層なんだが、階層ボス部屋まで5m幅の通路で10kmの形に構造を変更した。宝箱は階層ボス部屋の前に集めてある。魔物を倒すと出るやつもね。
ダンジョンへの影響を抑える為、1階層ずつ調整だ。”特殊能力:紙”でダンジョンに干渉して、ダンジョンコアの管理を一時的に外しているからね。今回の探索終了後、自動で元に戻るようにはしたけど、実績が無いから様子見しながら能力を使っているんだよ。
紙 「さてとゴンちゃん、ぱぱっと片付けよう。」
ゴンちゃんは顔が引き攣っているな。
目的と手段を取り違えてはいかんよ。俺たちはヤヴァイアイテムの回収に来たんだぞ。探索が目的じゃないんだ。冒険者じゃ無いし。
あ、忘れる所だった。入口の岩も動かないようにして、俺たちの探索終了まで他のモノが入れないようにしておこう。壁も作っておくか。
特殊なアイテムやヤヴァイアイテムは、一度しかドロップしないみたいだからね。
今回で回収できるだろう。
俺に反応したから強力なアイテムを生成したんだし。
ゴンちゃん 「…我が主様は、無茶苦茶です。」
紙 「普通に探索しないと言っただろう。俺は神様の仲間なんだぞ。これでも力を抑えて気を使っている。確かダンジョンの魔物は倒すと消えて、アイテムをドロップするんだったな?」
ゴンちゃん 「そうです。食用可能な魔物も気にせず倒して大丈夫です。」
紙 「分かった。魔法の練習しよう。対象はこのダンジョン1階層の魔物のみ、”石化”」
通路にいた魔物が全て石化した瞬間砕け散り、アイテムをドロップした。魔物は翌日にならないと再出現しないように設定済みだ。”石化”の魔法は強めに掛けると砕け散るんだよ。この辺の調整はイメージで可能だ。
他はアイテムも回収するまで消えないようにしている。いちいち拾わないけどね。
気を付けないとゴンちゃんも魔物だから、範囲はきちんと区別する。巻き込み防止だ。
ゴンちゃんはダンジョンの魔物では無く、俺の従魔で神使だから区分けは、魔法を使った時のやつで問題無い。
紙 「ドロップアイテムをカードサイズで紙変換”カード紙”」
特殊能力の効果範囲を階層全体に広げているので、問題は無い。
ファイリング機能でデータ化して、お面にチェックして貰う。
紙 「お面よ、ドロップアイテムの確認を頼む。不足が無いか確認してくれ。」
お面 「了解でやす。」
お面に完成図書の情報と突合せをして貰っている間に宝箱の前へ移動する。
転移魔法を使っても問題無いので、ゴンちゃんと転移した。
紙 「さてと、宝箱はこれか。」
宝箱は3つほど。鍵も無いので即開ける。罠も無効にしたからね。
中身は体力回復薬、魔力回復薬か。それぞれがセットで入っていた。合計六本で各三本づつ。
完成図書の情報で分かっていたけど、ショボい。
紙 「情報通り回復薬か。全部中級だな。要らねぇ。ゴンちゃん要る?酒使ってるやつだぞ。」
ゴンちゃん 「要らないです。主様や私では意味が無いです。魔力は時間経過で直ぐに回復しますし、傷なども魔法で治しますから。元々攻撃されてもダメージを受けるの稀です。多少痛みは感じますけど。酒使ってますけど、薬じゃ無いですか。」
お面 「旦那、チェック終わりやした。問題ありやせん。」
お面がチェックしたアイテムを教えてくれる。
内容は以下の通りだ。
魔物とドロップアイテムの組み合わせで説明しよう。
吸血蝙蝠:ドロップアイテムは魔石のみ。蝙蝠の魔物だ。暗黒大陸のは人の活動域にいるのより、一割程度能力が高い。個体差はあるが他の魔物も同様。吸血が出来ない時は蟲や果物などを食べる。
大ヤマビル:ドロップアイテムは魔石のみ。大きい蛭の魔物。吸血で肉食だ。吸血蝙蝠もそうだが、吸血性の魔物に噛まれると、血が固まりにくくなる成分が唾液に含まれているせいで、出血が止まりにくい。
群体スライム:ドロップアイテムは魔石、核。軍隊では無く群体だ。分離、合体が出来るスライムで雑食。群体で合体(数は関係無い。)している場合、単体より少し大きくなるが食料は1.5匹分程度で済むという良く分からん特性を持つ。スライムは敵を包み込んで溶かして捕食する。肉体がほとんど水分なので、打撃が効きにくい。酸を飛ばしてくる場合もある。
パッカラ:ドロップアイテムは魔石、肉。大型の鼠の魔物。暗褐色の体毛で白い斑点がある。地球のパカラナと言う大型の鼠の魔物だが、地球のと違って雑食で凶暴。鋭い爪を持つ。地球のパカラナは植物食。
紙 「出てきた魔物の種類は四種類か。完成図書にあった変異個体はどうだった?」
お面 「それぞれ一個体ずついやした。情報通りでやすよ。普通の個体より能力が三割増しでやすね。施工図で調整した数は全部出現しやした。」
紙 「その程度の能力では、俺やゴンちゃんにとっては誤差の範囲内だなぁ。比べる方がおかしいけどさ。あ、ゴンちゃん、魔物は魔石を食えるんだったな。魔石を食うと食事量が減るんだったっけ?食うか?パッカラの肉もあるけど。」
上級の回復魔法で肉体が再生するように、魔力の塊である魔石を食べることで魔物は肉体を保つことがある程度可能だ。人や獣など、魔物以外は魔石を食べることは出来ない。…金属生命体は取り込めるんだったかな?魔物よりも吸収効率が悪いけど。魔物が9割で機人などの金属生命体は3割程度の吸収率だったはずだ。金属生命体は魔物では無いけど、普通の生物とはかなり違うようだ。普通の食い物も食うくせにさ。
ゴンちゃん 「そうです。魔石は味が無いので好きじゃ無いですけど、食事量の調整で私も食べますね。魔石を食べると栄養とか考えなくて済むので、魔物にとって健康食品的な感じでしょうか。固いので噛む力が鍛えられますし。主様の力で食事不要ですから、今は要らないです。」
…健康食品と言うより機能性食品ではなかろうか?まあ、気にしても仕方が無いね。俺は食えないし。”在るモノ”とは言え、人間の肉体だからね。変化術使えば別だけどさ。
野生生物は顎の力が衰えて、食事が出来なくなれば死ぬからな。寿命と言うやつだ。在るモノ以外は定命の存在だからな。種の限界寿命まで生きることは普通無いし。
完成図書の情報で1階層の通常の魔物は、特殊なアイテムやヤヴァイアイテムをドロップしないのは分かっていたので問題は無いな。
紙 「俺の特殊能力でダンジョンに干渉したが、特に問題なさそうだな。まあ、様子見しながら探索する方が良さそうだから、一階層づつ調整しながら行こう。」
お面 「完成図書や施工図の情報でも問題は無いようでやすよ。」
ゴンちゃん 「主様、階層ボス部屋をさっさと処理しましょう。」
紙 「そうだな。」
そう言って、階層ボス部屋へ入っていった。
◇◆◇◆◇◆
階層ボス部屋へ入ったが、くせーな!
情報は確認しているから、分かっていたけどさぁ。
紙 「くっさい団体さんとご対面だな。」
お面 「旦那、先にくっさい連中を処理しましょうや。」
ゴンちゃん 「私がやりますよ。”浄化”」
ゴンちゃんの”浄化”魔法で、アンデットモンスター化した魔物が消滅した。
”浄化”魔法は、臭いも分解されるので助かるね。
紙 「ゴンちゃん、有難う。後は俺がやるよ。”石化”」
残りの魔物が瞬間的に石になり砕け散った。
紙 「終わったか。しっかし、アンデットモンスターって、くせーな!」
鼻が利くようになってるから余計にね。
ゴンちゃん 「まあ、いたのがゾンビ化やグール化したのですからねぇ。」
紙 「スカベンジャーのスライムが一緒なのに、食われないんだな。人型以外もグール化するんだっけ?」
ゴンちゃん 「外だと普通に襲われて食われますよ。ここはダンジョンですから。外だとスライム以外にも蠅の魔物などがいて、蛆が湧いて食われもしますね。人型以外もグール化しますよ。見た目は変わりませんけど、少し動きが早いです。主様や私からすれば誤差の範囲ですけど。」
この世界には、アンデットモンスターもいるが、スカベンジャーもいるので処理される方が多いんだよ。
アンデットモンスターは魔力が無くなれば、タダの骨とか屍だしね。
紙 「気にすることでもないな。お面よ、出現した魔物は全部出たか?くっさい団体さん以外の奴もさ。」
ドロップアイテムを階層ボス部屋以外の1階層の魔物と同様に回収する。
お面 「問題ありやせん。ドロップアイテムも全部出てやすね。宝箱も出てやすから、回収してくだせえ。」
お面に言われて見回すと宝箱が一つ出ている。
階層ボスのドロップアイテムだ。
赤熱 「今回は出番なしか。」
白熱 「仕方が無いだろう。階層ボスがあれではな。火属性の攻撃は無効化される。」
魔剣が出番が無いから文句言ってるな。
無視して宝箱を開ける。罠は無効化してあるからね。
紙 「宝箱の中身は、火鼠の皮のローブだな。革製品と言うより毛皮のローブだけど。火や高温は無効化するけど水や冷却に弱いんだよなぁ。データシート改変で対応すれば問題は無いけど、真っ赤なローブかぁ。派手過ぎだ。ボタンに加工した火属性の魔晶石は付いてるけど、これ元はルビーだな。魔晶石に魔力を流すとローブが火に包まれて白くなり、汚れが落ちるのか。使用者は熱く無くて、火だるま特攻も出来る防具ねぇ。完成図書の情報で分かっていたけど、アホ装備だなコレ。色々魔法が付与されてるから、多少水や冷却に耐性があるけど、気休めだな。小雨程度を防ぐだけで、合羽の代わりにもならないし、防御力もそれ程高くないぞ。」
ゴンちゃん 「ワイバーンに変化して貰う方が、よっぽど高性能ですよ。所詮火鼠の素材です。消火作業時に使える程度ですね。」
そうなんだよねぇ。ダンジョンボスがゴンちゃんコピーだろうから、ブレス対策の一つだろうけど、ゴンちゃんは各種ブレスを吐けるしねぇ。
元々俺に防具は必要無いし、消防服モドキはいらないよ。
紙 「ゴンちゃん、巣の寝床に使わない?マジックアイテムで温湿度管理されるみたいだから、快適な着心地ではあるみたいだよ。サイズ自動調整の魔法が付与されているから、大きさ気にしなくて良いし。肌触りは良い感じだけど。まあ、ゴンちゃんの財宝にマジックアイテムで、ポンチョ、寝袋、毛布、フード付きのパーカとして使用することが出来る多機能保温アイテムがあったな。あれは折りたたんでコンパクトに収納することも出来るし、温湿度管理もするから快適だしね。俺の世界にも似たものはあるけど、あのマジックアイテムのが高性能だったからな。」
ゴンちゃん 「要らないです。巣の寝床には魔法の絨毯があるので。あの寝袋アイテムは、この世界の冒険者などは使いません。寝袋は、寝ている時に魔物や盗賊に襲われたら対応できませんから。だから新品ですよ、アレ。確か、私が倒したドラゴンが遺跡で見つけたものですよ。野営セットって書かれた木箱に調理器具やテントなどと一緒に入ってましたね。新品を保障する魔法が箱にされてましたし。あの魔法は開けると箱が赤く変色するんですが、私が開けた時に変色しましたから。箱はスカベンジャー・スライムの餌にしましたけど。保温性だけで防御力は皆無ですし、取柄は防水性能が高いから合羽になるだけです。軍などで見張りが大勢いるなら実用性はありますけど、あるのはアレ1個だけですから。」
ゴンちゃんの魔法の絨毯は飛ばない奴だ。ふかふかの毛布みたいな感じでペルシャ絨毯っぽいのだけど、マジックアイテムで眠りに最適な環境を生み出すことが出来る。温湿度管理をする限定的な簡易結界を張る魔法陣が模様で織り込まれているんだ。周囲の魔力と使用者の魔力発散で機能するんだったかな?絨毯だけで寝具要らずなんだよ。枕はある方が良い感じだけどね。取り上げるのは悪いので、データだけ取らせて貰った。ゴンちゃんも紛失するのは不味いと思ったみたいで、インベントリーに仕舞っていたけど。昔探索したダンジョンのドロップ品だってさ。
俺が使うなら、データから複製すれば良いからね。あ、マジックアイテムも魔道具も同じ物の別名だ。付与魔法が掛けてある武器もマジックアイテムと呼ばれることが多いかな?魔道具は魔力を利用する道具を指す方が多いな。あまり気にしないで欲しい。
ゴンちゃんに言われて思い出したけど、この世界の人族や亜人は寝袋の知識が無い。野営する時は毛布やマントを使う。魔物などへの対策でね。
そうそう、スカベンジャー・スライムにゴミを餌で与える時があるんだって。木箱とかが駄目になると、中の物が壊れると困るから与えるそうだ。巣の泉の周りに置くだけらしいけど。
階層ボス部屋の魔物は以下の通りだ。
吸血蝙蝠:ドロップアイテムは魔石のみ。ゾンビ化とグール化したのもいた。アンデットモンスター化していても飛ぶのな。
大ヤマビル:ドロップアイテムは魔石のみ。アンデットモンスター化したのはいない。アンデットモンスター化するのは、基本的に骨を持っている生物らしい。地球で言う脊椎動物かな?ただ、幽霊みたいな魔物がいるからねぇ。
群体スライム:ドロップアイテムは魔石、核。これもアンデットモンスター化したのはいない。スカベンジャーだしね。
パッカラ:ドロップアイテムは魔石、肉。これもゾンビ化とグール化したのもいた。アンデットモンスター化した奴が腐肉をドロップしやがったぞ!いらんわ。汚物は消毒だ!焼却処分。毒の材料らしい。
大火鼠:ドロップアイテムは魔石、肉、宝箱。こいつが本来の階層ボスだ。人と同じぐらいの大きさの鼠の魔物だ。火鼠のデカいやつ。普通の火鼠はパッカラと同じぐらいの大きさだ。火に耐性がある火鼠は、火属性攻撃を無効化する。火山の火口付近に生息しているんだよ。雑食で食事の為に森に降りてくるらしい。溶岩も食うことが可能だそう。魔法で火だるまになって体当たりする攻撃が出来る。結構素早いし、歯や爪の攻撃も危険だ。
紙 「後は大丈夫だな?階段上って、次の階層へ行こう。」
ゴンちゃんと次の階層へ向かう。
次の階層も1階層同様に、普通に探索はしないよ。
冒険は目的では無いからね。




