第十六話 無茶振り
無茶振りします。
なかなか更新できず申し訳ありません。
アクチノ、トレモに案内されて貴賓室へ来た。
貴賓室は広さもあり、調度品も良い物がそろえてある。まあ、賓客用の部屋だからな。見栄は張るだろう。
国名が地球の中東辺りにあった古代文明の一つみたいだが、この城の構造はヨーロッパの古城に近いと思う。勤め人の時に見た事がある物に似ている。恐らく、牢などもあるだろう。客の従者用の部屋もな。この部屋にも結構広い、従者や護衛用の待機部屋がある。国賓などが宿泊する場合、従者なども結構な人数になるからな。見取り図を確認すれば分かるけど、今は必要無い。
それは置いておくとして、読者さんに説明しておこう。神域で確認したが、この世界は、寿命で消滅したいくつかの小さい世界の残滓が取り込まれて誕生している。その中には、魔法のような摩訶不思議な力のある世界だけではなく、地球などより科学が進んだ世界もある。
地球のある世界に隣接しているため、生物や植物などは地球のモノと基本的に変わらないが、魔法が存在する関係で、地球で言うファンタジー世界に近い。魔物や亜人と言ったものが存在するようにね。まあ、消滅した世界の残滓の影響が大きい部分もあるけど。地球には無い動植物が存在したり、魔訶不可思議な力などがあったりする。不愉快な魔剣とかな。
話を戻そう。
紙 「アクチノとトレモ、こっちへ来い。魔道具を外してやろう。案内などをさせる時に、グダグダ言われるのは面倒だ。魔道具を外す代わりに、呪いをかけてやる。逃げたり、逆らったりすれば、その場で動けなくなり、苦しみながら死ぬのをな。魔道具が無くても、俺に隷属してるのは、十分理解しただろう?」
アクチノとトレモから魔道具を外し、呪いを掛けた。(本来儀式などが必要だが、俺はどんな呪いかイメージするだけで呪うことができる。)
データシート改変で対応しても良いけど、俺は使える物は使う主義だ。クリミナルから引き継いだ力で、地上の者に解呪は出来ないし、解呪しようとしたら呪いが発動する。この仕様のせいで、絶望も与えることができるという有能さだ。…ん?待てよ。病気より呪いをばら撒いた方が良いのか?疫病の様な呪いも掛けることは可能だし、絶望と言う恐怖を植え付けられるから。根神さんと要相談だな。
そう言えば、呪いに関して説明して無かったな。この世界の呪いは、魔法と同じで魔力を使用する。魔法の一種と考えて支障はない。違いは、一般に言われる負の感情が必要になる。恨みや憎しみの様な感情がね。この世界では、呪われた品が、持ち主の負の感情と魔力を吸収して生まれることも多い。他にも意図的に作られたり、ダンジョンなどからドロップアイテムとして出たりする。魔法は呪いと違って、感情は関係ない。まあ、効果があればいいわけで、原理は気にしなくて良いな。俺は感情とか関係無しで、必要な効果がある呪いを自由自在に掛けれるし、魔法も制限無く使える。俺は、一応人だけど”在るモノ”でもあるから、この世界の知的生命体とは、摩訶不思議な力の発動条件が異なっている。
紙 「アクチノよ。勇者召喚魔法陣があった地下室と違って、文句言わねーのか?言っても良いぜ。俺はおっさんだから、罵詈雑言を浴びたところで何とも思わん。お前が疲れるだけだ。あ、呪いで苦しんで死ぬか。攻撃と見なされるからな。どうせ処刑するから、文句言ったらどうだ?一時的に発言を自由にしてやるよ。その代わり、普通に首を切り落とす断罪では無く、全裸で火あぶりの刑だな。それとも串刺しで、さらし者にするか。この世界の処刑がどんなのかは知らんが、人攫いにふさわしい処刑方法だろう?俺の時間を使うんだから、対価は貰うぞ。どうする?」
アクチノは、唇を噛んで涙ぐんでいる。
財務官と兵士を殺したのを見ているせいか、呪いも嘘ではなく、躊躇無く処刑する人間だと理解したか。
気にしても仕方が無いので、魔剣のデータシートを改変した。命令すれば、剣になるようにね。妖精もどきは、俺が魔力を供給することで、不可視になれるように設定した。あんな風になれるなら、指輪とか邪魔にならない物になれると思うんだけどね。俺は指輪とかアクセサリー的な物するの嫌いだから、装備するの嫌だけど。…妥協できるのは、観光地で売ってる中二病的な剣のキーホルダー的な物かなぁ。カラビナでベルトループに止めれる感じで。間違っても妖精もどきのキーホルダー的な物は却下だ。
それは検討課題として後回しだ。細かい設定は、後でする。一番重要な俺の情報を話せないように制限した。会話できる存在には、これを設定しないと問題になるから。おばちゃんの井戸端会議のノリで、色々バラされたら困る。
まあ、はったりで使うんだから、普通に装備して慣れないといけないな。腰の横で邪魔にならないように、空中に浮くようにでもするか。めんどくせーな。神代さんがくれたデータに、ベルトと剣差無いか確認してみるか。魔剣に付いているのは、古いせいか安定しないんだよ。なんかボロボロだし。どうやら、後で付けた物みたいだ。多少はマシだから、城の帯剣してる連中のデータから、ベルトと剣差複製するかな。地球の物の方が丈夫だろうけど。…そうだ!データシート改変して、工具差しでぶら下げればいいか。サイズ自動調整機能を付ければ大丈夫だろう。マジックバッグを装備しているベルトは、工具差しを装備する奴だしね。それに魔剣のデータシートを改変して、ナイフとか刃物の種類を変更できるようにすれば、邪魔にならないな。攻撃相手もナイフと思ったら、剣だったとか驚くだろう?後は、自動で手元に戻るようにでもするかな。まあ、魔法で出来るから、これは設定しなくても良いか。
そんなことを考えていると、トレモが話しかけてきた。
トレモ 「勇者様、姉上は禁忌を犯しましたが、お許しいただけませんでしょうか?」
紙 「はあ?許す?人を奴隷にしようとした奴に、情けを掛けるわけ無いだろう。お前らがどう思っているか知らないが、歴代の召喚勇者は俺と同じ世界の人間だ。しかも同じ国の同胞だ。これは、俺の故国に対する侵略行為と変わらない。俺以外に三人攫っただけと思ってるのかもしれないが、彼らには元の世界に子や子孫が、本来は存在するはずだ。その者達全てをこの世界の者は、殺したのと変わらない。その報復措置はとらせてもらう。こっちの世界には、本来先祖が魔族に殺されて、存在しないはずの者達が多くいる。お前らや同胞が救った、他国の王族などがそうだ。取り敢えずは、こっちの世界の者が、魔物や魔族に殺されるのを見物してやるよ。文句があるなら、俺と戦うか?一緒に行動して、俺の力を多少は理解しただろう?お前らは要求するだけで、代償を払おうとしない。払えるモノも無いけどな。俺はタダ働きは御免だし、お前らは敵だ。敵を許す理由はない。俺を攫った償いもしていないのに、そんな要求が良くできるな。トレモよ、お前も異世界人が下等な生命体だと思って、勝手な要求をしているんだろう?そんな要求は却下だ!」
トレモも唇を噛んで、黙った。
魔剣の設定調整をして、お面と念話で行動予定の相談をしていると、白髪頭がやってきた。
白髪頭 「勇者殿、指示された書類が出来ました。お受け取り下さい。」
書類を受け取り、内容を確認する。
特に問題は無い。妙な仕掛けも無いな。屑王の署名と封蝋で使うような紋章印が押されている。これで、この国で何をしようと勝手だ。この世界で俺を止めれる者は存在しないが、正式な書面がある方が行動が楽だし。まあ、法はあっても人治主義な感じの世界だから、虐殺する権利付けの一つでしかないがね。
魔法の契約書にしても良かったが、それをやるより、無効だなんだと難癖でもつけてくれれば、虐殺する理由が強化されるしね。
さて、白髪頭の魔道具も外してやるか。
紙 「書類は指示通りだ。問題無い。国内への通達と他国へ連絡はしたか?」
白髪頭 「勇者殿、魔道具を外してもよろしいのですか?通達と連絡は行いましたが、返答は2~3日掛かります。」
紙 「そうか。アクチノに協力した連中は拘束したか?魔道具を外したところで、呪いが掛かっているからな。問題は無い。それよりもグダグダ言われる方が面倒だ。魔道具が無くても俺に隷属しているのは、地下室の事などで理解しただろ。」
白髪頭 「アクチノ王女に協力した者どもに関しては、指示される前より行動しておりますので、既に牢へ入れてあります。」
紙 「そいつらの財産は?」
白髪頭 「軍が差し押さえております。」
紙 「分かった。後で没収する。アホ王子も牢へ入れたか?」
白髪頭 「王子は自室へ軟禁しております。」
紙 「何故だ?処刑対象だぞ。」
白髪頭 「魔族対応で、各国の代表が我が国へ来ます。他の王子も戻っている最中ですが、不測の事態もあります。処刑対象ではありますが、我が国の代表が不在と言うわけにはいきません。申し訳ありませんが、それまではご猶予を。」
紙 「あのな、お前らの都合は関係無いの。アクチノ達に説明したが、俺はこの国を亡ぼす。虐殺してな。理由は、王女どもに聞け。お前らが召喚勇者にとって敵だという理由は、説明したからな。」
白髪頭にトレモが説明する。
国内などへの連絡手段だが、通信用魔道具がある。魔力に反応する特殊な紙(製法は、遺跡から出た錬金術の資料にあった。資料に”理解の魔法”が掛けてあり、知識を習得できた為、この世界の連中にも製造可能だ。)があって、通信用魔道具から送られた魔力で文字が浮かび上がる魔道具がある。イメージとしては、無線FAXだな。電話の交換機みたいな仕組みもあるから、目的の相手に通信できる。この世界の一部の魔道具は、消滅した世界の残滓が遺跡のような形であったりするので、そこから発見されたりする。通信用魔道具も消滅した世界の残滓だ。それほど多く発見されていないので、限られた場所にしか無いが。(通信用魔道具の作成方法の資料は無い。使用方法の資料のみ存在する。この資料にも”理解の魔法”が掛けられていた。理解の魔法が掛けられた資料から得た知識で、魔導書などの文字が研究されているが、専門用語が多いので、それほど解読できていない。理解の魔法は、一回分しか掛けられていないのが普通なので、理解したものが翻訳しないと知識として役立てられない。発見される魔導書や錬金術の資料なども同様な感じだ。ただ、魔導書・錬金術の資料は理解の魔法が掛かっていない場合の方が多い。それと稀に、高位の魔導士が、高度な魔法を使用できたりするが、”習得の魔法”が掛けられている魔法スクロールと言うモノが発見されることがあり、それを見ることで高度な魔法を使えるようになっている場合がある。ただし、使えるだけで、魔法を理解していないので、他の者に教えたりは出来ない。魔法スクロールは魔法を習得させると消滅する。魔法スクロールで魔法を習得しても、使用には注意が必要だ。習得者に高度な魔法を使用するだけの能力が無い場合、魔法が発動しないだけではなく、死亡することがある。魔法スクロールは、リスクの高いものだ。それでも探求心の高い魔導士は、入手して試していたりするが…。)消滅した世界の一つは、魔法文明が進んでいた世界だったみたい。神域で確認したから、知っているんだ。
トレモから説明を受けて、白髪頭が真っ青になっている。
白髪頭 「ゆ、勇者殿の申されることは、ごもっともですが、この世界の無辜の民まで虐殺するのは、どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。」
白髪頭が、土下座して懇願している。
紙 「この世界に無辜の民などいない。俺を含めて、四人も人攫いを行ったんだ。民衆には、所謂英雄物語で勇者の活躍を伝えているよな。自分達の都合の悪い事を隠すためによ。笑っちまうな。英雄とか倒される相手にとっては、害になる敵でしかないのによ。無辜ってのは、誰にとっての価値観でだ?異世界人である俺の価値観では無いな。異世界人は、特殊能力を持つのは知っているだろう。俺は、この程度の情報は分かるんだよ。勇者召喚魔法陣は破壊できなくても、地下へ行けないように封鎖は出来たはずだ。この国も勇者の亡命先も、それをしなかった。確か、一人目の召喚勇者が、各国が持つ鍵が揃わないと地下へ降りられないようにしたのに、勇者の死後、各国で協議して、鍵を廃止したよな。力を貸す代わりに、二度と召喚しないと書面で契約していたのによ。魔法の契約にしようとしたのに、亡命先もそれを拒否した。最終的に勇者も世話になっているから、折れたけどよ。そのせいで、俺が召喚と言う人攫いにあったんだ。他の召喚勇者も地下室の封鎖を要求したが、その都度一人目の召喚勇者の時と同じことをしたよな?何故、禁忌とするだけで、メソポ王国単独での召喚を可能な状態にした?魔法陣の発動条件に、メソポ王国の王族か血筋の者の魔力が必要になるんだよな?儀式で王族や血筋の者が多い程、魔力が少なくて済むんだったな。召喚の成功率も高くなるんだったか?人質の王子が戻ってくるのは、これが理由だよなぁ?歴代の勇者には秘密にしたようだが、魔法陣の発動条件の関係で、他国と取引したよな。メソポ王国の存続のためによ。メソポ王国単体での召喚を可能にしたのは、召喚条件が厳しいから、他国も勝手に行わないと判断したのと勇者を自分の国に亡命させればいいと考えているからだよなぁ?それにメソポ王国が勝手に召喚するなら、魔石や資金などの提供をしなくて済むからな。ああ、これは王族しか知らない情報だったな。魔法陣の発動条件が歴代の勇者にばれたら、この国の連中は皆殺しにされていただろう。召喚勇者の俺たちにとって、この世界の者は敵だ。公開処刑の準備をしておけ。他国の連中が来た時点で、屑王以下の処刑を行う。俺は、魔族対応に協力はしない。あ、俺を拘束しようとした連中は、殺したからな。俺の命令を無視するのは、異世界人を下等と思っている証拠だ。白髪頭よ、民に慈悲を掛けたら、俺のことをお人好しの馬鹿と判断して、自分達にも慈悲を掛けてくれって言うつもりだろう?アホ抜かせっての。その程度の考え何ぞ、馬鹿でも分かる。やはり屑は自分勝手だな。異世界人に命を掛けさせるくせに、自分達は死にたくないとか、許されんぞ!この世界なんぞ、助ける価値は無い。この世界には、盗賊や野盗なんかの犯罪者もいるよな?俺が手を貸すというのは、この世界の犯罪者の屑どもも助けることになるんだ。ふざけてるのか?異世界人は、そいつらより下等だと言っているのと変わらんのだぞ!」
白髪頭は、何も言えなくなり沈黙した。
絶対王政と言うのは、民も王など支配者の財産になる。人も所有物扱いだから、下等な異世界人は、それより下って考えなんだろう。
馬鹿にしているよな。異世界人を下等とするなら、頼ったり、縋ったりするんじゃねーよ!
紙 「恨んでも良いぜ。俺もお前らを憎んでいるからよ。だがな、原因はあくまでお前らだからな。おい!トレモ。仮にもお前らにとって、俺は召喚勇者なのだろう?歓待する用意は無いのかよ?いきなり戦地へ行けってか?まあ、不思議はねーな。俺を奴隷にしようとしたんだから。屑王も何も言わなかったし。これで、無辜の民とか良く言えるな?王族や貴族とかは、民草何ぞ、そこらに落ちてる石と同じだもんなぁ?お前らにとって、異世界人はそれより下だもんなぁ。俺が隷属の魔道具を付けられていたら、そのまま利用するつもりだったんだろう?」
トレモ 「申し訳ありません。おもてなしすべきであるのは、承知しております。姉上たちが、国内の魔石を買い占めるなどの暴挙を行い、国内の経済が混乱しております。その対応で、人員や予算が不足しており、用意が出来ませんでした。魔族対応で食料なども備蓄に回す為、不足しております。お許しください。勇者様に隷属の魔道具を付けられていたら…。助けていたと明言は出来ません。」
神域で確認した情報通りだな。まあ、勇者召喚を阻止しようとしていたから、歓待の準備など元々していないのは知っているけど。
こちらの世界のご馳走に興味があるわけでは無いので、気にはしないが、これも予定行動の一つだ。
権力者の図太い神経には、ダメージにはならないだろうが、嫌味位はね。
隷属の魔道具だが、俺には効果が無い。能力や存在力の関係で無効化されるけど、わざと装備するとかしないよ。そんなの無意味だしね。
しかし、権力者って、息を吐くように嘘つくよな。懐柔策要員だって、ハッキリわかるけど。様子を見る段階だから、突っ込まないけどさ。
紙 「お前らは、自分勝手な言い訳しか言わねーな。別に歓待して貰わなくても構わん。その代わり、屑王と王族には芸をして貰おう。アホ王子と王女のお前らの他にも王族がいるならそいつらも対象だ。これは命令だ。異世界の芸を見せて貰おう。俺を楽しませたり、笑わせろよ?虐殺する気が変わるかもしれんぞ?お前らに芸ができるか知らんが、やって貰う。」
どうだ?この無茶振りは。これは予定には無い、俺独自の嫌がらせだ。
地球の中世ヨーロッパの城などには、道化師など芸人がいたようだが、この世界にはいない。確認済みだ。
城に雇われているのは、式典で必要な楽師ぐらいだ。
この世界には、お笑い芸のような文化は無いのだ。コントも落語も漫才も無い、踊りとか歌とか音楽はあるけどね。大道芸とか芝居、冗談や言葉遊びなんかは、あるんだったな。他には、軍の連中が酒盛りで裸踊り位はするようだが、王族は見る方で芸はしないだろう。
…ふと思い出したが、この世界で俺は、食事も睡眠も不要だって。根神さんが言ってたよ。クリミナルを引き継いだ関係で、肉体や精神が常に最高の状態に保たれるそうだ。(在るモノは高次元の存在で、特殊なエネルギー体だからな。食事や睡眠は不要だろう。人の概念で説明は出来ないが、在るモノは、物質よりも強力な存在の思念体と言う方が近いかもね。)
確かに肉体疲労は無いし、空腹も感じないけど、精神的な疲労はあるんだよね。たぶん魔法とか使うための精神力は消耗しないって意味だろう。この世界の魔導士が魔法を使うには、精神力と魔力を消耗するからな。後は、睡眠も食事も不要だが、普通にできるとも言っていたな。
他には、『どうせ殺すなら、女どもを凌辱すれば?地球の因子は、神域で問題無いように設定しておきますから。これも報酬の一部ってことで。』とか言っていたんだよ。
でもね、人外になってから、元々減退していた性欲がさらに無くなっているんだ。今の俺は不死身で、生殖行為は必要ないからだろう。男として、あまり嬉しくないけど。
城にいる女は、容姿もある程度雇用条件に含まれるのだろう。平均以上の容姿は持ってるよ。アクチノ、トレモも美女と言えるだろう。金髪碧眼の美女と言うか美少女の部類だ。
凌辱も恐怖を植え付けるのには効果的かもしれないけどさ、俺はアダルトな行為よりお笑いの方が好きなんだ。
仕事だからやるけど、俺はその手の映像作品の出演者じゃないんだけどねぇ。(エロスが好きな根神さんのことだ、必ず監視するはず。いやらしい演出をしないと文句言われそうだ。)
話がずれたな。
さあ、どうする?
呪いが発動するのを覚悟で拒否するか、諦めて芸をするのか。
返事をしないなら、金たらいでも落としてやるかな。
お約束のカウントダウン開始といこう。




