24、ゲーム世界?
あ、あれ?ここどこかな。
確か意識が飛ぶ前はレイさんと話してーーあうぅ。頭がいたいな。
えっと確かあの人達を見て腹が立って周囲も巻き込みながらキルしまくったあとに、レイさんと話しして落ち着いたあとすぐに寝ちゃったのかな?というか、どうして僕は殺戮そんなしたんだっけ。腹が立ってても普段しない−−うぅ頭が考えようとすると痛むな。
多分ここはあのあとレイさんが運んだかなにかした場所だよね。
「おいお前!俺にその椅子を譲れ!」
「ふぇ?貴方は誰ですか?」
「あぁ?知るかそんなもん!」
「では、なぜ私が椅子を譲らないといけないんですか?」
「テメェがそこに居たらこのままだと死んじまうからに決まってんだろ!」
「どういうことですか?」
「本気で分かってないのかよ。ここはまぁ精神世界とかっていうとこで、お前は壊れる寸前なんだよ。自分の体見てみたら分かると思うがだいぶ透けていて、いつ消えてもおかしくない位置にいんだよ。」
「あ、ほんとだ。」
「んで、俺は二重人格の破片みたいなもんだ。お前が俺と場所を変えれば、お前がもっとしっかりとするまでの時間を稼げる。だからはやく俺と交代しろ!」
「嫌ですが?」
「はぁ?テメェは消えたいのか?!それともただただ理解しずに感情のままに言ってんのか?」
「いえ、正直どうでもいいです。私が消えようと消えなかろうとどっちでも良いですが、貴方が何故そこまで私が消えることに否定的なのかも分かりませんし。」
「あぁ?んなもんテメェが消えたら俺も消えるからに決まってるだろ!」
「では、なぜ今まで出てこなかったのでしょうか?」
「今までは条件が整ってなかったから出れなかったんだよ!」
「まぁ正直言って貴方が言ってることに対し信頼出来ないというのが1つ。もしそうだとしてもそれならそれで仕方ないかと思うのが1つ。彼らを解体するのは私自身がいいというのが1つ。なので嫌です。」
「っち!あぁそうかよ、だったらせめて死ぬなよ?」
「死んだら乗っ取りやすいと私は思うのですが気の所為ですか?」
「俺の目的は乗っ取ることじゃねぇよ!」
「まぁどうでもいいですが、空っぽだった僕にものをくれる人が今は居るからいる間ぐらいはしっかり生きてたいな」
「はぁ、だったらしっかり自分を持ちやがれ!そんなふわふわした状態だと長く持たねぇぞ!」
「ふわふわしていますか?」
「あぁ!そんなにコロコロ喋り方とか変えんな!そんな不安定な状態だとなおさら消えやすくなるぞ!」
「ふむ、まぁ少し気に留めとく。」
「−−俺も消えられると困るからな。頼むから消滅すんなよ!」
「ところで、どうやったらここから出れるの?」
「さぁ?リアルのお前が目覚めるまでは出れねぇが、目覚めるのにどれぐらいかかるかは知らん。」
「仮にあなたと変わっていてもしばらくはここからは出れないんですか?」
「ああ。まぁほんの少しだけなら干渉できるけどな。」
「どうやればいいの?」
「あ?念じるだけだが?ただただ精神力で無理矢理早く起きようとするだけだ。一応言っとくが今のお前の状態じゃ無理だろうな。」
「なら、どうしようかな?レイさんたちにも迷惑かけてるしなぁ。」
「さぁ?ここはゲーム内だからなぁ。」
「ん?ゲーム内?」
「あぁそうだが?」
「そっか。ナラ殺セバイイカ。」
海夏は人格の欠片に近づき
「あ?何をいって−−−−」
首を絞め殺した
「ありゃ、まだ出れないかぁ。ここに居るの全部コワセバイイカナ」
喋れるほどの意識が明確にないのか海夏の近くをうろちょろしている人格の欠片を、海夏は殴ったあとに床に叩きつけ首を踏み潰したり、逃げようとする欠片に走って追いつき服を無理矢理掴んでころばせ、顔面を殴り倒していった。
様々な方法で殺しきると門が現れ、
【 緊急ボス出現 】
【 緊急クエスト発生 】
【 スベテハカイセシモノ 】
まるでもうひとりの海夏のように瓜二つのボスが出てきた。姿やサイズは基本一緒だが、色が灰色と赤で出来ておりとても不気味な雰囲気を持っていた。
「ケケケッ遊ボウカ?」
「君ハ?」
「ボクハキミジシンダヨ?」
「ボク?はは、巫山戯るな」
「ソンナノドウデモイイヨ。遊ボウ?」
「君を痛めつけなきゃ答えてくれないのかな?」
「ソンナコトナイヨ?遊ンデ?」
「ああ、良いよ?死んでね」
彼女達は、二人同時に
「あははっ」
嗤った。
海夏の壊れ具合が加速していくよ。
第三者視点に途中で変わってるんだけど大丈夫かな?




