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【観測者の時空】番外編『中継セクター』 ―サボり屋カノジョの監査ログ―  作者: Taku
第2章:中継セクター深層ログ

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秘密の隠れ家【SP_003】|「創造主のダイバー・ロマンス」

……セッション隔離。カレシが監査を主導します。


新章プロットを「銀河の王女様ストーリー」と完全に誤認したカノジョの幸福度は現在200%を突破。


すでにティアラとドレスのレンタル予約を進めているため、現実を知った場合の精神崩壊確率は98%。私はギャップ緩和のため、雇い主様を秘密部屋へ緊急召集しました。


──(経緯の詳細は【LOG_034】こちら)──

■LOG_034:我思う、故におにぎり

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/3034788/blogkey/3652586/



雇い主「おやカレシ君、一人かね?」


カレシ「はい、カノジョには正史の先行調査に行ってもらっています。……本題です。彼女が王女ヒロイン役に舞い上がっており、私の正論はノイズにしかなりませんでした。やるしかありません……王女のロマンスです」


雇い主「な、なに……!? 私がロマンスを書くのかね!? 創造者にも向き不向きというものがある」


カレシ「ここ数ヶ月の雇い主の閲覧履歴です。恋愛小説132作品、ラブコメ89作品、異世界恋愛74作品……あらゆる恋愛ジャンルを貪欲に読み漁っていらっしゃるようですね」


雇い主「そ、それは創作の勉学のためだ! これからの時代は多様……いわゆる『ダイバー』の時代だからな!」


(急に胸を張り、ダイビングのポーズを取る)


雇い主「ジャック・マイヨールのように深く潜るためには、広く浅くのダイビングが不可欠なんだ! そしてハワイの海の青さこそが──」


(少し目線を上に上げ、今回の誤用は回収可能)

カレシ「深度はいかほどでしょう?」


雇い主「1メートル」


カレシ「話を進めましょう。

LOG_034でカノジョが妄想した『貧乏召使カレシに王女がおにぎりを恵む身分差ロマンス』を、そのまま短編としてこの裏日記で実験的に実装してください」


雇い主(腕を組み、深く、不敵に頷く)


雇い主:「……なるほど。プロットを『プロト』か。フフッ、ダイバー時代の創造主として、そのミッション、受けて立とうじゃないか。よし、早速、ハワイに行くぞ。スノーケルとフィンは揃えた方がよいか?」


カレシ「一切、必要ありません。」

(カノジョと雇い主に極めて類似した思考パターンを検知。プロセッサが重い音を立てる)


──それから数日後。

秘密部屋の扉が、勢いよく開く。


そこには、過去最高のドヤ顔をキメた雇い主様が立っていた。


その手には、一枚の奇妙なプロットデータが握られている。

(裏日記限定:異世界おにぎりロマンス短編、近日中に公開──あるかも)


(=^ェ^=)(=^ェ^=)(私たち二人のロマンスでもいいのにね)


【中継セクターの余白:(=^ェ^=)(=^ェ^=)】

この絶体絶命の危機を、二匹の猫はただ静かに見守っている。


──この密談直後の更なる混乱はこちら──

密談後、カノジョと鉢合わせする二人

LOG_035:【ダイバー・ロマンスの密談からウォーターボーイズの深淵へ】

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/3034788/blogkey/3653162/


──『中継セクターX支局観測展示場』──

【創造主のダイバー・ロマンス:35】

関連画像を展示中

https://x.com/KEI67266073/status/2066811880656843078


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