第28話.死闘
誤字・脱字はご容赦下さい
●28.死闘
「まとめて死ねや!」
斬り込んできたケリーより先に俺は彼女を抱き横に飛んだ。
BOW!
ケリーの剣から剣先から炎の刃が発生し、その炎の一部が俺の背中に当たった。
俺の布のマントは幸い発火しなかったが破れて焼け焦げていた。
ケリーの剣はどうやら魔道具のようで
剣を振ると数メートル程の炎の刃が飛ばせるようだ。
「・・・・くっ!!」
俺のベストはベヒーモスの材質でとても防御力が高いが
ケリーの攻撃は至近距離から横なぎの広範囲の炎だったため両腕などにはそれなりのダメージ受けた。
俺はエミリアさんを抱いたまま転がる。
そして俺に苦し紛れに遮蔽物の岩柱を彼女の前に出した。
BOW!
再び放ったケリーの炎の刃は俺の岩柱に防がれた。
俺は床に座り込んだまま
DOW!
ガチャ
俺は岩の横に急いで回り込み狙いを定めずケリーと岩の間隔を狙い撃った。
ケリーは後ろに飛びのき岩との距離を取った。
そうやってなんとかケリーと間合いを取ることに成功した。
「エミリアさん下がって!!!」
俺が立ち上がってそう叫ぶと、彼女は這いずりながら後ろへ逃げた。
俺は銃口を向けたとたんケリーは横に走り出した。
(くそ!)
DOW!
(外した!!)
するとケリーは急には角度をかえ俺が撃鉄を引き上げる瞬間をついて突進してきた。
ガチャ
「!!!!!!」
「ヒャッハ――――――!!!」
BOW!!ブォォオオオォォ・・・
ケリーの渾身の兜割の一撃を俺は横に転がりギリギリ横へ躱すと
そこには炎の筋がはるか後ろまで一直線に伸びた。
倉庫の床がさっきの攻撃の方向に一線上に伸びて燃えていた。
その炎の一線を挟んで俺はケリーと再び対峙している。
「はぁ はぁ はぁ・・・・。」
俺の視界にケリーが炎の向こうでゆらゆらと歪んで見えていた。
銃口を構えたとたんケリーは横に走り出した。
DOW!
(またも外した!!残り3ヤバい!)
ケリーは狙いをつけさせくれない。
ガチャ
奴はきっと間合いに入ったら俺が撃鉄を引き上げる瞬間に攻撃してくる。
DOW!
(残り2! くそォ!!!来やがった!!当たらねえ!!!!)
ガチャ
DOW!
(残り1!!!!!)
またしても急に角度をかえ俺が撃鉄を引き上げる瞬間をついて炎の中から突進してきた。
「!!!!!!」
「死にやがれ!!!!」
BOW!!ブォォオオオォォ・・・
今度は横なぎに剣をふってきた。
きっと次は避けられない。
くそぉ岩柱
撃鉄を引かずに岩柱を先に出そうとする。ヤツの勢いはそのままだ。
ケリーは姿勢を下げた。
なに!!!こいつは俺が撃鉄を引かない事が解ってて咄嗟に突進の方向を少し変えるつもりだ!
岩柱!!
BOW!!
ケリーの横なぎの炎の一撃を岩柱で遮る。
その後必ずやつは突進の勢いで岩柱の左右のどっちかから出てくるはず。
右か!?それとも左か!?
どちらの岩陰から出てくる? 撃鉄は上げてない。
・・・・ええい右だ!
俺は横を向き左手で腰の鉄剣を逆手に抜き自分に背面の方向へ思いっきり突き刺した。
「!!!!!!!!!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
俺の逆手に持った鉄剣。
その鉄剣にずしりと重い手ごたえがあった。
「・・・・グッ・・グぁぁ・・・・・」
ケリー動きが止まった。ケリーは自分の脇腹に刺さった鉄剣を見た。
俺はその鉄剣の柄を手放した
ケリーはヨロヨロと後ろへ下がって倒れた。
「・・・・・・・・・」
ガチャ
俺は銃の撃鉄を引上げ、振り向いて 銃口を向けた。
最後の弾丸をケリーにぶち込み 目の前のこの男にとどめを刺した。
DOWN!!!!!
有難う御座います




