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公式対人イベント開始!

ブクマ、評価、コメントあったら幸いです宜しくお願いします!

 カウントダウンが始まると、三対三の闘技大会にいたぷブラッドプリーストが指揮してくれる。

 中に入ると魔法陣があるんだが、その魔法陣を破壊すると次のフロアに行ける。

 フロアが解放すれはその前のフロアに復帰するみたいだ。

 他のプレイヤー達が壊しても通れる様になるので、俺達は無視してひたすらプレイヤーを狩るらしい。



 その間俺達は回復アイテムを使わずに温存。

 敵対するプレイヤー達の消耗品を最後の時間まで使わせるのが目的らしい。

 ヒーラーは復帰ポイントで待機して、ひたすら味方に支援効果のあるバフと回復に(つと)める。



 残り時間10分を切ったら全力で塔の所有権を奪いに行く。

 なるほど、最後に所有者になればいいから残り時間ギリギリで奪い取るのが最適か。

 防衛もそんな感じになりそうだな。



 5……4……3……2……1……



 ゼロの合図と共に数千人のプレイヤーが入り口へと(なだ)れ込んで行く!

 俺達も出遅れない様にその流れに巻き込まれながら塔の中へと入ると、党の中に大量のモンスターが居た。



 しかし、この数のプレイヤーの前では何の妨害にもならずに瞬殺されていく。



 早速パーティーメンバーの奴等がプレイヤー狩りをしているな。

 防衛と攻撃チームで分かれるとプレイヤー同士に攻撃判定は生まれるんだが、全員攻撃側なので普通は攻撃出来ないんだが、PKが出来る設定にしていると攻撃が出来る。



 非PKプレイヤー達から罵倒の声が聞こえて来る。

 「プレイヤーを攻撃しないで下さい! PKモードの人は切って!」と叫んでる奴もいるな。

 俺達のパーティーの奴等はそんなのお構いなしにガンガンプレイヤー達を攻撃している。



 雪之丞(ゆきのじょう)も既に攻撃を始めているし、俺もやらねえとな。

 ちなみにショコラは表でヒーラーとして待機している。

 ひょん太郎も毒をばら撒くとヒールを阻害して回復アイテムを使わせられないと言う理由で表で待機だ。



 大鎌を持ってタナトスと共にプレイヤーに攻撃を仕掛けていく。

 プレイヤーはウジャウジャいるので、スキルを使って鎌を投げただけでどんどんキル出来るな!

 これは楽しい!



 しかも案外攻撃されねえ。

 まだPKモードにしてねえ奴等が多いんだな。

 こんなゴチャゴチャしてても、せっせと攻略している奴がいるらしい。

 最初のフロアは開放されたので、次のフロアへと駆け抜ける。



 ちゃんと指揮が通っていて、ヒーラー達も着いて来ているな。



 次のフロアでも同じ様にプレイヤーを狩っていると、俺達も攻撃され始める。

 一応俺の攻撃は与えたダメージに対して一割くらいはライフスティールで回復が出来る。

 バタカフェも元々自動回復するので、しばらくは殺される事は無さそうだ。

 


 最初のフロアは直ぐに開放されたけど、このフロアはやけに長い時間解放されねえなと思ったら、【夜空の星に】のメンバーが入り口に一番近い魔法陣を防衛していた!?

 正確に言うと、魔法陣の解除はその上に一定の人数が集まって、時間で解除されるんだが、そこを徹底的に攻撃しているせいでなかなか解除出来ないでいる。



 しかも、殺しても入り口に近いからすぐに蘇って魔法陣を攻撃する事が出来るので、開放されるのは時間の問題だがプレイヤー達は手間取っているみたいだな。



 俺達も同じ事をしたら、フロアが解放されないので、後ろの方に居る奴等を背後から攻撃していく。



 ん?

 俺の前にサッと雪之丞(ゆきのじょう)が現れた。



 「御屋形様(おやかたさま)、あちらを」

 


 雪之丞(ゆきのじょう)が指した方向に、俺達と同じようにプレイヤーを殺している奴がいるんだが……

 ドクロの面を被って大鎌もってんだよなぁ……

 それで、当時の俺と同じスピードと攻撃速度のバランスタイプか。

 


 「俺あいつの事知ってる。

  伐折羅(ばじゃら)って言うんだぜ」

 「偽物っすよ!

  それに、隣にいる護衛は多分ぬらりひょん太郎さんの偽物っす!」



 「本当だな。

  ヒーラーはショコラの偽物か?」

 「確認してないっすけど、近くを通った時にチョコラって叫んでたっすよ。

  ちなみにぬらりひょん太郎さんの事はぴょん太郎って呼んでたっす」



 「お前の偽物はいねえのか?

  目立ってたから居るだろ」

 「いたっすよ……

  男だったっす!」



 「てことは、あのイタイ名前なのか?」

 「イタイってなんすか!

  そうっすね!

  †伐折羅(ばじゃら)様の親衛隊一号†時鮫(ときさめ)っすよ」



 「なんで俺達の偽物なんてやってんだろうな?」

 「分からないっすけど、サブマスターの“常識人”さんもいるっす……

  ここぞとばかりにいつものやってたっす!

  あそこ見るっす!」



 うわぁっ! いるなぁ!

 耳を澄ませると聞こえて来るいつもの奴……

 あいつは多分本物だな……

 


 「止めるんだ君達!

  私達は争うつもりはない!

  どうして血を流し続けるんだ!

  君達には信仰心が足りない、伐折羅(ばじゃら)の教えを聞き我が腕の中へその身を投じなさい。

  さあ、私の腕の中へ」



 と気持ち悪い事を戦地へ行く度に触れ回るのがいつものやつだ。

 しかもあれ、冗談でくっつきに行ったらそのままセクハラするだけだからな。

 今でこそ全然イメージは違ってるが、雪之丞(ゆきのじょう)とあいつを俺は同一視してたなんて言えねえ。



 「雪之丞(ゆきのじょう)、とりあえずぶっ殺しに行くぞ」

 「了解っす!」



 俺達は偽物をターゲットにして、殺しまくっていると、次のフロアが解放された。

 急いで走っていくと、手前の魔法陣から解除をされ、次のフロアも時間稼ぎにもならずに解放される。



 そして、次は最終フロアか。

 ブラッドプリーストの四天王最弱の男バチコーンプリン、通称プリンさんから指揮が飛んで来た。

 イベントの残り時間がまだ三十分あるので、一旦表に集合してくれと言う事だった。



 俺達は来た道を引き返し、塔の表まで戻って来た。

 この塔はすぐに落ちると思われるので、周囲にワープする渦が湧いたら速攻で最下層を目指す。

 時間次第で最下層での攻撃を禁止する可能性があるから、指揮をしっかり聞く様にとの事。



 案の定周りに渦が湧き始めたので、急いで俺達は最下層を目指す。

 モンスターも魔法陣も壊されたままか。



 これなら一気に最下層までいけるな。

 魔法陣が破壊されたままなのは予想外らしく、適当に道行くプレイヤーを襲って時間を潰せと言う指示が飛んで来た。

 勿論(もちろん)俺達は偽物を攻撃しまくって、楽しい時間潰しをする。



 残り時間が十分を切った所で塔の表へ集まれと招集が掛かったと同時に塔の所有者が変わって、俺達は渦の中を通り塔の表へとやって来た。

 そして、待機の指示が出される。



 次に所有者が変わったと同時に最終フロアを落としに行く。

 最終フロアの魔法陣は蘇るので、指揮があるまで破壊は続けるが、残り僅かになると最終オブジェクトを破壊する為に戦闘を避けて最終オブジェクトの破壊に徹する。

 最終オブジェクトは攻撃して破壊出来るので、全力で叩けとの指示だ。



 温存していたアイテム等も使い、本気で攻め落とした後はきっちり防衛に回る。

 


 俺も【号令】を使って、西治一派(さいじいっぱ)に指示を出す。



 『ひょん太郎は防衛時に、魔法陣を守り一発だけブラッドエクスプロージョンで周りの奴等をぶっ殺せ、メアのパーティーが他の魔法陣にタンクを一人置くらしいから、残りの三人はそいつを護衛しつつ敵を殲滅しろ。

  最終オブジェクトはメアのギルドに攻撃させて、俺達はメア達を護衛する』



 周囲に渦が湧き始め、俺達は一斉に飛び出した!

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