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闇皇帝になったので国の整理

ブクマ、評価、コメントあったら幸いです宜しくお願いします!

 忍者に調べさせてカワセミ地域の大まかな国の状況が把握出来た。

 そして、この地域全体を西治帝国領(さいじていこくりょう)とする!



 まず一番西にあるヨスガノクニは何も無い普通の国だ。

 プレイヤー達もこの地域では最初に訪れる国なので、特に珍しい物も無く農家が多い。

 土地も有り余ってるので必要な施設だけ設置して後はこの国の将軍や代官に任せてやろう。



 一応地下鉱脈を設置するつもりではあるが、何しろ高いから後で優先度を決め手順に設置して行こう。

 将軍の名前は一西政宗(いちにしまさむね)にして、国の名前は一西の国だ。



 一西の国から東へ三つは俺、玉藻前(たまものまえ)隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)の順に国を支配しており、玉藻(たまも)の国と隠神(いぬがみ)の国との間は双方の部下が徘徊する非常に危険な地域になってしまっているので、ここに鉱山を設置する予定だ。



 そこから一つ東にあるのが最も大きな国で、全ての分野において栄えている。

 俺の支配する西治帝国領内では中心となる国になるので、今度はこの国へ引っ越しする!

 西治の国の将軍はクラスアップさせた越後屋にやらせた。



 そしてこの国の名前は西治大帝国(さいじだいていこく)として、将軍には中井義経(なかいよしつね)と名付けた。

 ちなみにこいつだけクラスアップさせて大将軍にしている。

 他の将軍もクラスアップしたいが、制限が掛かっていて出来なかった。



 次に一つ東にある国はあの一人だけ強かった将軍の納めていた土地で、国自体は小さいが強い武士が多くいる。

 前回の闘技大会をやってみて町だと少し狭く感じたのでここで大きな施設を立てて、戦闘系のイベントをやろうと思っている。

 将軍の名前は、東市丸(あずまいちまる)で国の名前は東の国。



 ここから南東にある国は鉱山があり、ここでミスリルを調達していた。

 マジカルクォーツも同じ場所から取る事が出来る。

 ここの素材もそれ程のものでは無いし、いずれ廃れるだろうが、利用できる内は大切な資源として有効に使って行こう。

 将軍の名前は南場家継(なんばいえつぐ)、国の名前は南場の国。



 最後に更に南へ行った場所にあるユウゲンノクニ。

 ここは一年中春の国で街によって桜が咲き続けて居たり、鈴蘭(すずらん)の花が咲いて居たりする。

 この国は華やかな感じがするし将軍を女性にしよう。

 日本の美女と言えば小野小町か輝夜姫あたりか……

 


 でも将軍となると違う様な気もするし井伊直虎(いいなおとら)とか巴御前(ともえごぜん)あたりがいいか。

 よし、巴直虎(ともえなおとら)にしよう。

 そして、この国は(ともえ)の国だ。 

 


 流石に全部の国の町までは管理しきれないので、将軍や代官達に任せるとして。

 


 まずは鉱山からだ。

 隠神(いぬがみ)の町と玉藻(たまも)の町の間に鉱山を立てて、どちらの国からも鉱山へ入るのに関所を設ける。

 基本的に俺達の関係者以外は立ち入り禁止だ。



 この鉱山を最高レベルまでグレードアップさせる……

 貯め込んだ資金が半分も吹っ飛んでしまったが、金は直ぐに貯まるし、今後得られる利益を考えれば安い物だ。

 まあ、まだどんな素材が取れるのかは採掘してねえからわからねえけど、ミスリル止まりって事はないだろう。



  そのまま一西(いちにし)の国にも予定通り、地下鉱脈を作って同じように入り口には関所を立ててっち入り禁止にする。

 こっちも最高レベルまでグレードアップさせて俺の財産が空っぽになっちまった。



 明日一日くらいは何にも出来なくなっちまったな!



 忍者に伝えて、ミスリル鉱山の発掘隊の一部をこっちの鉱山と地下鉱脈に回す様に指示を出して今日の仕事はお終い!



 さくっとやったつもりだが結構な時間が掛かっちまったな。

 そう言えば越後屋を将軍にクラスアップさせてから見てねえし、時間もあるから見に行ってやるか。



 西治の国へと飛んで、越後屋のいる俺がいつもいた場所に行ってみると……

 なんだ……この黒光りしている化物は……



 そこには変わり果てた姿の越後屋がいた。

 ピカピカで真っ黒な体に、物凄い筋肉。

 顔も変わっていて誰だかわからんが、越後屋なのだろう?



 目が合うと、この化物が口を開く。

 


 「ガルルルル」っと虎の唸り声みたいな低い声が聞こえて来る。



 『ご機嫌麗しゅう御座います閣下』

 「お前なんで直接脳内に話しかけてんだよ!

  それになんかすげえ風がこっちに向かって来るんだが!」



 『普通に話しているのですが……

  お気になさらず。

  本日はどの様な御用でしょうか?』

 「とりあえず、お主を将軍にしたのだから見に来てやった。

  調子はどうだ?」



 『(すこぶ)る快調。

  この通りです。

  堪忍袋の緒が切れました』



 パンっ!っと服がはちきれ、カブトムシの様な光沢のある筋肉の鎧をこれでもかと言うくらいに見せつけて来る。

 面白いのでキメセリフはこのままで継続してもらおう。



 越後屋の話しでは、自分が代官の時に(にな)っていた仕事は全て仁帝神農(じんていしんのう)に引きつ出そうだ。

 今はあいつが代官やってんのか。



 そう言えばあの武士に志願した二人はどうなったかな?

 気になったので、越後屋に聞いて見ると、サムライバトルアリーナでは現在敵なしと言うくらいにまで成長したみたいだ。



 元々武士でも無いのに、執念(しゅうねん)の力って奴か。

 未だに恨みの炎は衰えてはいない様だな。

 素晴らしい。



 越後屋の顔も見たし、俺は西治大帝国(さいじだいていこく)へと戻って日葵(ひまり)に食事を頼んだ。

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