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移動再開 って感じ(3)

サゥンドウオームみたいな大型ではないが、サウンドシャークはスピードがある、それに砂漠?に潜り通常時は背びれしか見えないので攻撃の際に飛びかかってくるのを狙いカウンター狙い位しか有効な攻撃無いのだがスミカはサクサクと切り倒してゆく。

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「今晩はフカヒレ料理ね♪」

サウンドシャークを細切れにした死体に解体ナイフを刺して”フカヒレ”をGETしたスミカがニコニコと呟いていたが・・・

「!!やっぱり私は”採集”強化にする!生産は自分が食べる料理だけでいいわ」

と、憮然とした表情で言い出した、スミカの視線は他のメンバーが回収したドロップアイテムを見ているのだが、当然他のメンバーが解体ナイフでGETした素材はスミカの取った素材とは大違いである。


他のドロップ品の鮫皮とかは比べれないから却下としてても、同じフカヒレはというと……スミカの採集したフカヒレは短い春雨の如くバラバラの状態、比べてセバスチャンさんが採集したフカヒレは、高級品でも滅多にない位、完璧な形なのである。

フカヒレは形が整ってる方が高級品……らしい昔読んだグルメマンガの受け売りであるんだがな、まぁ形が整っているのからほぐせば(・・・・)スミカの回収したようなものを作れるのであるから考えたらわかると思う。


「何か損した気分味わう位なら回収効率上げたほうがいいわ、装備はあなたにまかせ」

「素材を用意していただければ、私が姉様の望む通り作り上げますわ」

「「「「姉御、俺たちもいますぜ」」」」

・・・・女房殿は、なにやらカリスマとして崇めあげられてるみたいです。


(まぁ、あいつらにバレナイ所なら俺がやってやってもいいいが俺より職人としての腕は良いから無下にしないほうがいいぞ)とメールを送っておいた。

どうせタダ働きになりそうだから信者に作ってもらえばいいと思う。


途中、オーク(豚頭のモンスター)との遭遇もあったのだが数の力でフルボッコにし夕方近くには海が見えるようになった。


「おぉ、あれがイアンの街か。皆の衆もう少しだ砂漠も飽きた急ぎ目に行くぞ」

「「「「『おぉ~~!!』」」」」

流石に景色と言っても砂、砂、砂の砂漠も見飽きた所だ、”索敵”は万全だし、砂漠で隠れるところがないので”鳥系”の使い魔(ファミリア)の持ち主達も空からの索敵を行っているので、この砂漠フィールドは一番楽な感じなのでスピードアップに依存は無い。


太陽が沈む頃にはイアンの街に到着した。

”食と獣人の街”って言ってたが、ケモ耳ばかりではなかった、リザードマン……トカゲは獣と言っていいのか? アラクネ族って昆虫だよね? ギルマン……魚類やんとツッコミたかったが、こういう世界なんだろうと無理やり納得した。

早めに宿屋を決め、早速市場の見学に出た、ほっほー鮮魚がいっぱいである。

今迄の街では魚介類は基本、乾物ばかりであったがこの街は基本鮮魚ばかりである。俺としては肉より魚の方が好きなので晩飯が楽しみだ。

と考えながら、ココナッツに穴を開けてもらいストローを刺しただけの”ココナッツジュース”を飲みながら歩いていると、



「おっセイじゃないか?お前もこの街に来たのか?」

と声を掛けられた、振り向くとそこにはゲキとアイさんがいた。

「…久しぶり」

この2人デート中?そんな事はどうでもいいそれよりゲキお前の兜はなんだ?口をパクパクさせて指差すと

「おぅ、お前が作ってくれた盾に合したんだよカッコイイだろう」

お前は”MS少女”かと思わんばかりの機動戦士を模した兜を自慢してきた。

……うん、嫌いじゃないよそのノリ、よくバン○イが文句言ってこない事に感動を覚えた。


「で?宿は何処に取ったんだ?俺たちは”俺の海亭”に泊まっているんだが、メシ時に来たら俺たちが護衛してきた料理人達の料理を振る舞ってもらえるぞ」


『ほぅ、偶然だが俺たちも同じ宿だ。俺たちも”料理”を作るが、他のレイドメンバーがOKなら一緒に宴会でもできたらいいな』


「…セイ、戦闘・武器の生産・料理、どこまでやる気なの?」

アイさん、言葉が少ないから凄く俺がバカみたいに聞こえます。もう少し優しい話し方をしてください。


「まぁ後で宿に帰ってシュウ達にも言っておくよ、晩にでも情報交換でもしよう」

『それはいいな、こっちはライドの街の情報があるからそっちの料理人達にも有効になるかもしれないし』

「じゃあまた後で」


そう言うと二人は手を繋ぎ行ってしまった、やっぱ二人は付き合ってるのか?


人の詮索は程々にして、晩の食材を買って宿に戻ることにした。

レイドメンバーに今晩の情報交換をチャットで提案した所、付いたばかりでの情報はありがたいということでOKが出た。


ただし、まだ見ぬ料理人に負けれないと、”料理”スキル持ちの気合いが尋常でない位上がったのは正直まいった。



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