大宴会 って感じ(3)
さてっと何を作ろうか?
・・・・・・ラナは今回”ぼっかけ”なるものを作っているのでソース味が無い、○○焼きは当分の間スミカ専用になっているのでアレでも作ろうか。
小麦粉は当然ある、揚げ玉もあるな、ネギ……無いじゃん、何切らしてんのよ?
ナニナニ?森林フィールドで取れる”エルフネギ”なるものが美味過ぎて切れてしまっただと?俺、食ってないぞ?美味いのか、その素材なんで残してないんだよ?
美味いなら、それは採集しに行かねばなるまい、大体の群生地を聞き、装備を揃え向かう事にする。
もう外は暗くなっているので装備はマダムから受け取った、基本の”忍び装束”の方が良いのかもしれないな。
「ゲイルよ、自分らは集団で各個撃破できたから大したことは無いが、5体の瘴気をも纏ったPK相手に全員が駆け寄るまでセイ殿は1人で戦っておったのだ素晴らしい働きを・・・・」
いや、これ以上蒸し返さないで下さい、悲しくなりますサブロウさん止めてください。逃げるように立ち去った俺であった。
夜になっていたが、ライドの街から群生地はそんなに離れていなかったので索敵の助けもありモンスターの遭遇もなく到着できた。
今回は必要なのは”青ネギ”なのだが恥ずかしさもあり”白ネギ”も採集してゆく……後で”焼きネギ”も作ろうかな?まぁ焼くだけだから作るって大層なものではないんだがな。
見当たる限りまともそうなものは採集しきって訓練場に戻る。出したエルフネギは料理スキル持ちにより次々と持っていかれる……ヲイヲイこれ採集して来たの俺だぞ?
最低限確保はどうにかできた、青ネギを切って生地の準備をしたので調理開始!!
小麦粉と片栗粉を水でといただけのものを(本来は小麦だけだと思うが)鉄板に垂らし、すぐさま揚げ玉をぱらぱらと落とす、続いて刻んだ青ネギを落とし表面の色が変わってきた頃にひっくり返す。
一枚目が焼ける間にソースの作成もしておく、俺的にはオタ○クソースでもいいのだが特製ソースも必要だろう作っておこう。
リンゴを擦って搾り汁を作る、小さいフライパンに醤油・絞り汁・酢を火にかけ特別ソースを作成。
焼きあがった生地をヘラで半分に折りたたむ、これで完成♪
これでもぉ今日のツマミはもう作らんぞ。面倒なのは俺は嫌いなんじゃぁ。
「なんやセイっち、箸に巻かん手抜き料理なん?ウチの”ぼっかけ”食うてあんたの負け認めぇな」
面倒なのがまだここにもいた、流れでお互いの料理の実食……なんだ?この”ぼっかけ”って、ただの筋煮込み?とろっとろのスジ、中にはいい塩梅の歯ごたえのスジもある、コンニャクの食感もいい。
う・うーまーいぞー上の乗った青ネギって、ラナお前俺が取ってきたネギ奪っていった1人かぃ!!
お前の料理は美味いのは分かった…で?おれの料理はどうじゃ食うてみさらせや?
「なんか作っとると思うたら半端な料理やん単なるネギ焼やんか」
『はぁ?ネギ焼?なんじゃそりゃぁ?こりゃぁ”一銭洋食”じゃぁそんな料理名知らんわぃ』
「はぁ~~?何でこんなんが洋食なん?」
『そりゃぁソースをかけとるけぇ洋食じゃろぉ?じゃけぇ洋食”なんよ、広島のお好みの”祖”たる一銭洋食に何文句たれとんのじゃぁ?』
「せやかて・・・これネギ焼やんか」
「おぉ、ワビの料理が作りかけのハシマキか?セイ?」
「『アンタは黙っとれ!!』」
「これはネギ焼やん」
『バカかこれは一銭洋食なんじゃぃ』
・
・
・
・
「・・・姉様あの料理はどう呼べば、よろしいんでしょうか?」
「・・・・・・セイが作ったのですから、セイの好きな名でいいんじゃないのかしら?」
【この世界に新しい発見が生まれた】
【【ピコーン】”訓練所”で”魔晶1個”の発見がありました】
おっ?久しぶりの発見だ!!
……って魔晶が増えてないぞ?確認した所ナゼかスミカの発見になっている・・・・・・GM、会える機会があったらやっぱ一発ぶん殴っていいか?
まぁ今回作った俺の料理は”一銭洋食”になったようだ、確かに作成者の思った名前じゃないのは納得いかんけぇの~スミカの発見になったのは(根本的に納得できないが)仕方ない。
・
・
「しっかしよ~何で、これが”洋食”なんや?」
『アフォかゲイル?”ソース”が掛かっとるけぇ”洋食”何じゃろぉが?』
「って説あるみたいですが、私はどうぅでもいいですが、前から言ってますが私は”オタフク”の方がいいですわね。昔はどうでもいいですから美味しいのを作ってくださいよ」
「ヲイヲイ、身内から文句言われてるじゃねか?」
”スパンっ”
スリッパで叩いてゲイルを黙らせて、その場を離れた。これ以上のメンドクサイのはごめんだ。俺は好きにのんびり飲みたいからな。
ぐだぐだ書いていったら、長すぎてまだこの宴会は続きます^^;
途中書いたソースはあえて作者の家のレシピです。
正式なレシピは分かりませんので適当に書いて申し訳ありません。




