トーナメント開幕! 1回戦「100m障害物カオス・リレー」
初めての投稿です。
誤字脱字が多くなると思いますが、よろしくお願いいたします。
途中で、脱線することもあると思いますが、ゆっくりと見守ってください。
作品の内容が前後することが多々あると思いますが、大目に見て頂ければ、うれしく存じます。
では、参ります!!
## 第5章:トーナメント開幕! 1回戦「100m障害物カオス・リレー」
ピピーーーーッッッ!!!!!
「――システム・アナウンス。ただいまより、全画面超熱血筋肉スポーツ都市マッスル・オリンピアが誇る最大の祭典『マッスルマギア杯・団体トーナメント』のプレイボール(第1回戦)を書き出します(ビルド)!
対戦カードは、本大会のダークホース【チーム・おバカ調律師(15コマ仕様)】VS、大会5連覇を狙う四天王直属の筋肉エリート【チーム・デストロイ大胸筋】だァァァッッ!!!」
十万人の筋肉質な観客(全員タンクトップ着用)で埋め尽くされた超巨大スタジアムの電光掲示板が、ド派手な火花のエフェクトと共に明滅する。
第1回戦の競技は「100m障害物リレー」。
だが、そこは過激派の神々(プランナー)が改悪したクソステージだ。コースの路上には、通常のハードルではなく、なぜか【時速300キロで自動射出される巨大テニスボール】**や、**【触れた瞬間にキャラの重力が8倍になる鈍足トラップ・グリッド】が、これでもかとギチギチに配置されていた。
「ふん、神々の浅知恵め。この程度の嫌がらせ(バグ)、我が5日間の特訓で培ったフレームワークの敵ではないわ!」
第1走者を務めるドラキュラが、スタートラインで無駄にキレのあるポージング(アカリ直伝)を決め、黄金の瞳を不敵に輝かせた。
対する敵の第1走者は、大腿四頭筋のポリゴン数がバグで膨れ上がった、身長3メートルの大男だ。
「フンッ! 15コマのパラパラ漫画アセットめ、俺たちの筋肉(高解像度)の前にひれ伏せい!」
レディ……ゴー(ピポーッ!)!!
合図と同時に、ドラキュラが漆黒のマントを翻し、ぬるぬるとした60fpsの超俊足でスタートダッシュを決めた。
だがその瞬間、コースの床のテクスチャがパッと青く変わり、神々の仕込んだ【8倍重力バグ】が起動した。
ドサリッ!!!
「ぬぉぉぉっ!? 身体の質量データが……! 足のヒットボックスが地面のレンガにめり込んで、一歩も動けんぞ!」
敵の大男が、自慢の筋肉の重さが8倍になったせいで、自分の体重に耐えきれず床にペシャリと潰れてフリーズした。
しかし、ドラキュラはニヤリと笑う。
「甘いな。少年よ、今だ! 我のタイムラインを『無重力』へと書き換え(デバッグ)しろ!」
「了解! チェルシーとアカリちゃん特製の、**【カゴのスポーツモード・パッチ】**、起動ォォォォォッッッッッ!!!!!」
私が第2コーナーから、背中の緑色の買い物カゴ(30L・ゼンマイ改造仕様)をドラキュラに向けて突き出すと、カゴの底のゼンマイがギギギィィィン!と超高速で逆回転を始めた。
カゴの内部空間が、コース上の重力マナ(負荷データ)をズブズブと吸引し、ドラキュラの周囲だけ【完全なる無重力空間】へと上書き修正されたのだ。
「クク……ハッハッハ! 軽い! 軽すぎるぞ! これぞ真祖の完全浮遊(チート駆動)よ!」
ドラキュラは地面を蹴ることすらやめ、マントを翼のように広げて、障害物の巨大テニスボールの隙間をスイスイと空中遊泳(バグ飛行)でラグなくすり抜けていく。
「ちょっと! それリレーじゃなくてただの飛行魔法(ルール違反)じゃないの!?」
敵のベンチから抗議の声が上がるが、審判(NPC)の処理能力もアカリの千本ノックの余波でラグっているため、「セーフ(モーション適正)」の判定しか下さない。
ドラキュラは一瞬で第2走者のレイラへとバトン(真鍮製のボルト)を繋いだ。
「よし、次は私の番ね! ――アカリ直伝、**【汗のパーティクル・超熱血ダッシュ】**、いくわよぉぉぉぉぉッッッッッ!!!!!」
レイラが18歳の最高に美しいフォームで走り出すと、アカリが仕込んだ演出プログラムにより、彼女の背後から「ドバババババッ!!!」と、ものすごい量の『青春の汗(火花混じり)』のエフェクトが大放出された。
そのあまりのエフェクトの物量(高負荷)に、コース上の障害物ハードルたちのグラフィックが耐えきれず、「処理落ち」を起こして次々と画面からパパパパパン!と非表示(消滅)になっていく。
「すごいやレイラ! 特訓の成果で、自分のエフェクトの重さで敵のオブジェクトを消去しながら走ってる!」
レイラはそのまま、敵チームがまだ重力バグで地面に埋まっている間に、アンカーの私へとバトンをパスした。
「最後はボクだ! ――カゴの全エネルギーを脚部にコンパイル(集中)して……**おバカ調律・超特急(15コマ固定の力)、突撃ィィィィィッッッッッ!!!!!**」
私は1秒間に15回しか描写されないマヌケな、しかし絶対の直進制限を持つステップで、障害物の網をバキバキに突き破りながらゴールラインへと超高速で滑り込んだ。
『ピピーーッ! 1回戦終了! 勝者、チーム・おバカ調律師! タイムは……なんとシステムクロックの計測不能(バグによる逆行)により【マイナス5秒】です!!!』
「「「「う、嘘でしょーーーッッッ(大爆笑)!?!?!?」」」」
走る前より時間が巻き戻るという、わけのわからないおバカな大勝利で、私たちは見事に1回戦のグリッドを完全突破したのだった!
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## 第6章:2回戦「魔導マッスルバレーボール」と、ノワールの無双
「――続いて第2回戦をビルドします! 種目は、コート内の魔力をボールに込めて相手を粉砕する『魔導マッスルバレーボール』!
チーム・おバカ調律師に対するは、四天王直属のスパイクエリート【チーム・超鋼鉄大腿筋】だァァァッッ!!!」
2回戦のコートに立ったのは、私、レイラ、そして情報処理特化型アンドロイド(Ver2.5)となったノワールだ。
ネットの向こうの敵チームは、全員が全身に「金属のプロテクター」を纏った、見るからに防御力の高そうなサイボーグ筋肉アセットたちだった。
「ふん、15コマの生身のプレイヤーどもめ。俺たちの放つ【時速500キロの超鋼鉄魔導スパイク】を、その貧弱な腕で受け止められるかな!?」
敵のセッターが、バグった高さ(高度50メートル)までジャンプし、鉄球のようなバレーボールにどす黒い魔力を込めて、ノワールの正面に向けて全力で叩き落としてきた。
ズゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!!!!
「ノワール、危ないっ! 判定が大きすぎて、普通にレシーブしたら腕のパーツがパージ(大破)しちゃうよ!」
レイラが叫ぶ。
しかし、ノワールは無表情のまま、耳のデバイスを「ピコ、ピコ」と15コマのキレで動かした。
「マイ・システム、敵のスパイクの弾道データを完全にキャッシュ(予測)しました。……これより、前ステージでチェルシーからインポートした『天才メカニック・バグパッチ』を実行します」
ノワールが両腕を前に突き出すと、なんと彼女の腕のグラフィックが、一瞬にして【巨大な真鍮製の油圧式クレーン(前ステージのゴミオブジェクト)】へと、強制的にアセット書き換え(リライト)された。
ガキィィィィィィィィィィン!!!!!!
時速500キロの鉄球スパイクは、ノワールの「クレーン腕」に直撃した瞬間、
『物理衝突エラー:レシーブ側の防御アセットのオブジェクト強度が、通常のバレーボールのルール設定を1000倍上回っています』
というシステムエラー音を響かせ、勢いよく真上へと跳ね上がった。
「トスを上げます、マスター(イサナギ)」
ノワールがクレーンで綺麗に(?)ボールを私の頭上へとコントロールする。
「ナイス、ノワール! よーし、アカリちゃんの千本ノックで鍛えた、ボクのこの右腕(15コマの魂)で、お返しスパイクだよ!」
私は空中へ大ジャンプし、鉄球ボールに向けて右手を振り下ろそうとした。
だが、賢い敵チームは、ネット際に3人の巨漢を並べ、【絶対に破れない超鋼鉄トリプルブロック(鉄壁の防壁)】のグリッドを完成させていた。
「無駄だ! 俺たちのブロックのヒットボックスは、コートの横幅全体をカバーしている(隙間なし仕様)!」
「ふん、隙間がないなら、【ボールの方をカゴに詰め込んで、別の座標(裏口)からエクスポート】すればいいだけさ!」
私は空中で右手を振るのをやめ、背中から緑色の買い物カゴ(30L)をバッと外して、落ちてくる鉄球ボールをカゴの中にスポッと収納した。
そして、そのままカゴの底のネジを、チェルシー直伝のスパナワークで「カチカチッ!」と3回叩く。
「書き出し(エクスポート)ターゲット座標――敵チームのブロックの『ちょうど真後ろの、ガラ空きの床(座標:X=10, Y=5)』!!! ――**バグ技・瞬間移動スパイク(ドロップ・エクスポート)ォォォォォッッッッッ!!!!!**」
ポンッ。
私がネットの手前でカゴを振ると、カゴの中にあった鉄球ボールは、敵の超鋼鉄ブロックを【完全に物理透過(レイヤー無視)】して、敵の背後の床へと「ポツン」とマヌケな音を立てて直接フェードイン(着地)した。
『ピピーーーッ! サービスエース! ブロックの裏側の判定を直接叩いたため、チーム・おバカ調律師の得点です!』
「な、何だってぇぇぇぇぇッッ!? ボールが壁をすり抜けて、最初から後ろの床に存在していたかのようにポップ(発生)しただとォォォッッ!?(デバッグしろ審判!)」
敵のサイボーグたちが、バグった白目のグラフィック(マヌケ面)になってネットにしがみつく。
その後も、ノワールがボールをレシーブするたびに相手のコートに「巨大なスパナ」や「バグ盛りチャーハンの残像」が飛んでいくという、最高に騒々しい(おバカな)無双劇が続き、2回戦もあっけなく(?)私たちの完全勝利(ストレート勝ち)で幕を閉じたのだった!
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## 第7章:決勝戦前夜、アカリの涙と「マッスル・プロテイン」の闇
「やったわ! これでついに決勝戦進出よ!」
スタジアムの控え室で、レイラがプロテイン入りの麦茶で乾杯の音頭を取った。
チェルシーも、背中の巨大スパナを磨きながら嬉しそうに笑っている。
「へへん、あたしの作ったクレーンアームパッチ、ノワールによく馴染んでたね! これなら決勝戦の『超重量デス・綱引き』も一瞬でひっくり返せるよ!」
だが、私たちの特訓を担当してくれた熱血鬼コーチ・アカリだけは、部屋の隅で、瞳の炎のグラフィックを少し消えかからせながら、静かにうつむいていた。
「……アカリちゃん、どうしたの? 決勝戦まで進めたのに、なんか元気がない(フレームレートが落ちてる)よ?」
私が歩み寄って尋ねると、アカリはポニーテールを揺らし、その綺麗な目から一滴の「涙のパーティクル(ドット絵)」をポロリと落とした。
「イサナギ……。みんな、本当に強くなってくれて嬉しいわ。でも、決勝戦の相手……この街のボスである四天王【マッスル・プロテイン(本名:プロエティン)】は、今までの筋肉ダルマたちとは次元が違うのよ……」
アカリは、自身の仕様書(古い街の設計図)を机の上に広げた。
「プロエティンはね、元々は私と一緒に『世界で一番楽しくて、誰もが笑顔になれるスポーツゲーム(バージョン1.0)』を作っていた、最高のプランナーだったの。でも、天幻卿ヴァルガの『バージョン2.0・改悪プログラム』に洗脳されてから、彼の頭のすべての思考メモリが【過激派の筋肉コード(100%プロテイン仕様)】に上書きされちゃったのよ……」
アカリの声が震える。
「今の彼は『スポーツとは、楽しむものではない。互いの肉体アセットを限界まで破壊し合い、処理落ちを起こした敗者をデリート(消去)するだけの、神々の血のストレステスト(コロッセウム)だ』って言い放って、自分自身の肉体のシステムコードに、世界のすべての重量データ(1000万トンの負荷)を上書きして化け物になっちゃったの。
明日の決勝戦『デス・綱引き』は、引っ張る綱の重量判定が、プロエティンの洗脳コードのせいで【地球1個分の質量(重さ:無限大)】に設定されているわ。普通に引っ張ったら、私たちの腕のポリゴンが最初の1コマで完全に引きちぎられて、サーバーから消去されちゃうのよ……!」
「地球1個分の重さ……。過激派の神々の嫌がらせ(嫌な仕様)も、そこまで極まったか」
ルミエルが万年筆を握りしめ、シリアスな顔で呟く。
ゴルドンおじさんも、髭を険しく尖らせた。
「ガハハ、地球を引っ張れとは、神様のお偉いプランナー様方も随分と無茶な物理エンジンを組んでくれるじゃねえか。ワシの黄金ハンマーでも、地球の質量をひっくり返すのは骨が折れるぜ」
部屋が静まり返り、決勝戦前夜の不気味なノイズ(緊張感)がフェードインしてくる。
だが、私は――18歳になった最高フレームレート(15コマ固定)の脳内CPUを、かつてないほど不敵に、そして最高にワクワクとした「調律師の魂」で、ギラギラとフル回転させ始めていた。
「……アカリちゃん。プロエティンが地球1個分の重さを綱に込めてくるならさ、ボクたちのやることは最初から一つ(仕様外のギャグ)だよ」
私は立ち上がり、背中の緑色の買い物カゴ(30L)の紐を、ギュッと力強く締め直した。
「重さが無限大なら、引っ張るんじゃなくて、【カゴの引力を使って、地球の質量そのものを『別の面白いデータ』に書き換えて、プロエティンごとスタジアムの裏側まで吹っ飛ばしちゃえばいい】んだよ!
アカリちゃん、君の作ろうとしていた『世界で一番楽しいスポーツゲーム(バージョン1.0)』、明日の決勝戦で、ボクたちの15コマのギャグディレクションで、完璧にレストア(上書き再生)してあげるからね!」
私のマヌケで、でも絶対の自信に満ちた言葉に、アカリは呆然と目を見開き、次の瞬間、彼女の瞳の奥の「炎のテクスチャ」が、かつてないほど美しく、フルカラーでボウボウと大復活して燃え上がった。
「……うん! 信じるわ、イサナギ! 明日の決勝戦、プロエティンの頭のネジ(筋肉の洗脳)を、私たちの最高のプレイ(お笑い)で、完璧にぶち抜いてやりましょう!!!」
「「「「「「「「オオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!(決勝戦へロード開始)」」」」」」」」
全員のモチベーション(生命力)が15コマ完全同期で臨界点を突破し、スタジアムの夜空に浮かぶスコアボードが、運命の『決勝戦(マッスル・プロテイン戦)』へのカウントダウンを刻み始めるのだった――!
(――熱血スポーツ団体戦・中編、完全終了! 次回の後編【決勝戦:地球1個分のデス・綱引き! 四天王プロエティン完全討伐編】へ、ぬるぬる画質で続く!)
みなさま、どんな風に感じてもらったのでしょうか?
少しでも面白いかもと思って頂けましたら幸いです。
励みになりますので、☆☆☆☆☆をチェックしてもらえると嬉しく存じます。
これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
この作品を読んでくださる方がいていただけて、とても、うれしくありがとうございます。頑張って新しいアイデアを入れ込んでいきますので、よろしくお願いします。




