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現代魔法と未来科学は区別がつかない  作者: arsmgn
二章 ????編
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35/38

アリシアノート 木符編

資料:木符について。



『木符』


 縦10センチ、横5センチ、厚さ0,5ミリの木で作られた板状の物体。

 表面は幾何学模様で加工され、その紋様によって効果を変化させる。

 元々はアルマという物質が身体能力を向上させるという観点からアルマの木への研究が進み、そのアルマの木を加工したことにより超常的な現象を引き起こす可能性へとたどり着いたと言われている。



 木符は使用者の肌身に触れた状態、もしくは専用の収納装置である『ホルスター』に入れることで起動条件を満たす。そこから個々人の体内アルマを起爆剤として、錬成術と呼ばれる現象を発動することができる。

 『木符』には錬成術により、アルマに対して指向性を持たせる機能を有している。そのため、大気中のアルマを紋様に描かれた機能として発動できるという仕組みとなっている。

 また、人体を経由しない場合でも『ホルスター』を装置の原動力として設置することにより、汽車のエネルギー源の役割や灯火の燃料源になるなど、文明を支える屋台骨となっている。



 『木符』は一般的に『錬成師』の一部が職人として制作しており、物によっては市場の流通も行われている。『錬成師』が対カルマ用として戦闘時などに使用するものについては便宜上『戦木符』などと呼ばれることもある。



 『木符』自体にもエネルギー残量がそれぞれ設定されており、『木符』を使うごとに自信のアルマエネルギーの他に、その『木符』自体の消耗もされている。そのため、アルマエネルギーを定期的に補給しなければならないが、補給の方法は自然界に満ちているアルマや、アルマの木の傍に置くことによる自然充填がほとんどである。アルマが少ない土地では回復速度も遅れるため、アルマの木が自生していない地域では『木符』による効力が乏しくなる。

 一般的に家庭などに流通している『木符』の効力では、室内温度を調整する機能など、生活に直結する機能を有するものが多い。また、そうしたものを開発することで富を築く『錬成師』も少なくない。『錬成師』にはこのように『木符』を作る職人と、カルマ討伐などを主流とした開拓者の二種類に分類される。

 


 『戦木符』と分類されるものについては使用時に高い集中力を必要とし、一般的に流通しているものと比べて格段に難易度が上がっている。

 『戦木符』を持つ数については人それぞれではあるが、大量の『戦木符』を所持しているからといって簡単に扱えるものではない。ひとつの『戦木符』を意のままに操ることができるようになるまでに、一般的にはおよそ数年単位の研鑽が必要であると言われている。

 また、『戦木符』の発動条件である『詠唱』については『名称指定』のみの場合、最低限度の効力を発揮する。完全な効力を発動する際には『完全詠唱』が必要となる。

 一説では『木符』が人の声に反応し、効果を発揮することに対して『木符』自体に意思が宿っていると唱えられている。



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