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カクテル ~名もなき酒たち~  作者: 名口 慎
14/15

世界のいたずらっ子 1


差し出された手帳には手書きでびっしりと、ミアのきれいな字が並んでいた。


「やっぱりね。そうなるだろうと思って、調べといたの。」


流石、天才ハッカーだ。仕事が早い。

心の中で感心し、感謝した。

その内容によると、『RAS』・・・通称ラスカルは十五年ほど前、世界三大宝のうち2つを盗み、当時世界トップだった財閥を倒産させ、同時に、ある国の大統領暗殺も行なった、謎の集団。


しかし、そんな大きな事件を起こしたというのに、それ以来は何もしていない。

それ以外の情報はなく、あとは全てが謎に包まれているという。


おそらく、かなり短い時間だったはずだ。

しかし、いつものミアにとっては十分な時間だったはず・・・。

そのミアが調べた量がこれだけというのだから、本当に彼らについての情報は少ないのだろう。それでも、十分ありがたい。


「・・・ようは盗みと、詐欺と殺しだね?」


冷静にそう言ってみたものの、頑張って整理しようとしても、頭の中はグチャグチャだ。

ようは、それ以外には何もわからないってこと。


「じゃあ、まずは情報収集ってことだな。」


考えるよりまず行動だ。

ジャロックは入ってきた裏口へと足を進めた。


「それじゃあ、わたしもこのままこれについてもっと詳しく調べてみるから。」


何かわかったら連絡ちょうだいね。

と、ミアもジャロックに続いて出て行った。


「あたしは、その三つの事件洗っとく。」


寄り添っていたカイから離れ、一回伸びをする。

それを見たカイが気をつけろよ。というと、ローネはハーイ。と軽く片手をあげ、今度は表の入り口から店を後にした。



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