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静かな挑戦状 4
「・・・ラル、どうするんだ?」
俺が読み終わったのを見とどけると、ジャロックが声をかけた。
心配そうな声に、俺は小さく笑った。
「もちろん。売られたケンカ(ゲーム)は受けるよ。
それに・・・、面白そうじゃんか。」
手紙を丁寧にたたんで封筒に仕舞うと、みんなの顔を見て今度ははっきりと笑った。
それを見て、カイは少し大げさに眉を下げてみせた。
「そう言うと思ったよ。危険そうだけど、これも仕事柄だしな。」
「おう。マスターのことも気になるしな。」
カイの隣でジャロックも腕を組んで頷いた。
「行くなら、みんな一緒でしょ?」
カイの腕に抱きつくローネ。
そんな三人を見て、賛同し、静かにそこへ並ぶと、ミアが俺に手帳の切れを差し出した。




