8 巣
凧が陰をつくった。
その下で、開かれた男が自分の灯籠の光の中で蒸れていた。頭蓋の椀は蝶番で折り返され、目は綱にかかり、弦は蝶を横切り、手は人形の最後のポーズを保ったまま。皮の帆の下の空気は部屋より温かく、すでに酸っぱくなり始めていた。
影が運んできたトレイは、今度は浮かなかった。
這った。
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トレイの上にあったのは器具ではなかった。大麦粒ほどの大きさで、暗く、面があり、それぞれが髪ほど細い脚の輪を屈伸させていた。使える顔はなかった。口は縫い目だけだった。縫い目が開くと、濡れた黒鉛のようなきらめきがあった。動くたびにトレイが鳴った。缶の中の種のような音。
一つの影がトレイを、頭蓋の開いた腔の上で傾けた。
大麦粒が流れた。
梅色の脳に、柔らかく複数のカチカチという音を立てて当たり、ピンが占めていない襞に足場を見つけた。ハワードには重さのある火花として感じられた。最初に噛みはしなかった。第二の時間に針が胸を味わったように*味わい*、それから定住した。数匹は井戸を下りる男のように灯籠の棒を這った。数匹は骨の生の縁を見つけ、列をなした。一匹は視神経の綱を歩いてぶら下がる目に達し、汚れた琥珀の硬貨へ向かう暗い珠となり、瞼のあった角に座った。
ハワードの叫びが凧を揺すった。乾きつつある脂肪の屑の雨が帆の裏側から弦に、新しい客に、自分の露出した心臓に落ちた。
頭では止まらなかった。
二度目の流し込みが蝶の溝へ入った。
大麦粒はコアサンプルの暗い井戸へ、胸膜の裂け目へ、糸巻きがまだ飼う光る根へ消えた。骨盤の粘る溜まりを歩いた。竪琴の弦を登り、点線となって吊られ、弦が唸ると振動した。凧の下で、持ち上がった皮は屋根になった。帆と死骸のあいだの空間は部屋になった。部屋が刻み始めた。
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目的は彼を食べることではなかった。
まだ。
粒の一つ一つが記録器だった。影が手でやっていた仕事を、それらが引き受けるのをハワードは感じた。温度、脈、光が膜をどう通るか、人形のピンが求めたときに神経がどう発火するか。壁の内側からやった。合唱でやった。有用なポケット——垂れた半球、膀胱の鞘、凧の冷たい脂肪側——を見つけると、脚をロックし、*開いた*。縫い目から出たのは血ではなかった。粒を肉に溶着する、鈍い銀の樹脂の糸だった。溶着は冷たかった。冷気は硬貨大の斑になって広がり、それから止まった。その上に生き物が立つ、きれいな小さな墓。
振り落とそうとした。
脳のピンがその試みを痙攣に変え、より深く座らせただけだった。手は古い命令のまま開いて閉じた。ぶら下がる目が転がり、角の乗客を琥珀の上に塗りつけた。乗客は落ちなかった。
宿主を測っていた。
数値が汚れる前に、体が何匹まで運べるか。
腔が粒の好む気候へどれだけ速く温まるか。
自分がもはや男だけではないと理解したあと、どれだけ長くきれいなデータを出し続けるか。
三番目の影が凧の下に手を伸ばし、帆の裏側、かつてハワードの左肩甲骨だった場所に平たい掌を当てた。皮の向こう側、ステンドグラスの脂肪を通して、すでにいた粒が鉄粉のように掌の温みへ集まった。帆が窪んだ。もう付いていないのに死ぬことを拒む部位を、口が閉じるものとしてハワードはその窪みを感じた。
「取れ——外せ——取って——」
一瞬、口はまた彼のものだった。ピンが許した。それからピンが取り戻し、口はクリックするだけになり、クリックは別の数値になった。
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トレイは空だった。
巣は空ではなかった。
凧の下、灯籠の輝きの中で、ハワード・フーバーは刻んだ。頭蓋、溝、弦、井戸、そして最後の数粒が股の継ぎ目を見つけて入った、まだ開かれていない腿の暗い国。四つの影は彼の皮膚の陰に立ち、動きの模様が狂乱から秩序へ落ち着くのを見た。箱が閉じられたときに蜂が落ち着くように。
一匹も外さなかった。
記録器が次の器具だった。
男が箱だった。
影は一歩下がった。
巣は働き続けた。
生きた農場から収穫するつもりだったものは、今は壁の内側から収穫するだろう。




