9 鞴
凧の下で巣が刻んでいた。
大麦粒の記録器は、脳の襞、腸の根、コアの井戸、持ち上がった皮の湿った裏側に溶着していた。残ったハワードの脈に合わせた、乾いた種の rattling のような労働のリズムに落ち着いていた。灯籠の棒はまだ燃えていた。ぶら下がる目はまだ乗客を抱いていた。人形のピンはまだ手を所有していた。
影は胸の穴へ向いた。
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左の肺は胸膜を開いて以来、漏れていた。右はまだ全仕事をしようとして失敗し、破れた袋を引く男のように隣の漏れを引いていた。一つの影が気管に内側から首輪をはめた——蝶を下り、聴いている心臓を越え、軟骨に生きた輪を据えた。輪が屈伸した。次の息は彼のものではなかった。
彼らは彼をポンプした。
二本目の器具は、肋があり半透明で、首輪と胸膜の裂け目に嵌合した。膨らむと、壊れた肺は農場で求められたどの大きさをも超えて膨らんだ。腔が伸び、腹の中の灯籠の光が明るくなった。胸骨の上の竪琴の弦が張り、鳴った。頭上の凧が酸い空気の奔流で持ち上がり、また沈んだ。器具が圧縮すると、肺は湿った布に潰れ、ピンクの泡の噴霧が胸膜の裂け目から、口から、鼻から飛び、一番下の弦に珠となった。
そのポンプをハワードは盗難として感じた。
空気が入る。自分のではない。空気が出る。自分のではない。脳のピンは吐きの行程で口に「すまない」と言わせようとし、泡を増やすだけだった。ぶら下がる目が内側から曇った。その角の記録器が縫い目を開き、霧を飲んだ。
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交換を測っていた。
壊れた鞴が部屋からまだどれだけ酸素を盗めるか。
どれだけの炭素が戻り、どれだけ汚いか。
残った肺胞が裂け、数値が息から泡だけになるまで、何行程か。
量を増やした。
首輪が、開いた肋骨の鳴るほど大きな息を強制した。右肺に新しい髪の毛ほどの裂けが、濡れた布の裂ける音とともに開いた。胸の溝の巣は散り、泡がまわりに上がると溶着へ這い戻った。一粒が足場を失い、噴霧とともに出た。影が空中から捉え、聴いている心臓に据え直し、心膜に溶着させ、拍に合わせて刻ませた。
ハワードの視界——ぶら下がる目がまだ与えるもの——は、自分の虹彩の汚れた硬貨と、その奥の光に狭まった。強制される行程のたびに脳が灯籠の棒に押し当てられた。潰れるたびに離された。垂れた半球が、血でも古い凝血でもない薄い定常の液体を泣き始めた。皮質の襞の記録器が輪になって開き、それも味わった。
混合を変えた。
次の行程で入ってきた空気は、焼けるほど冷たかった。その次は太く、甘く、おかしかった——穴に密封して置いたサイレージのよう。残った目の綱が跳ねた。人形の手は求められずに古い開閉を叩き、痙攣は化学だった。凧が震え、凝結した脂肪の汗のシートを弦に落とした。巣の rattling が速くなった。
「やめろ——無理——空気が——」
言葉は強制された吐きに乗り、泡に分かれた。泡は竪琴の上で弾け、輪を残した。
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計った。
四十行程。六十。百。ハワードの意志がその仕事を離れたあとも、鞴は歩調を保った。畝と借用書とすまないをかつて怒鳴った農家の男は、今は袋にすぎなかった。働く袋。内側から灯され、張られ、種を宿し、帆を上げ、袋が空気を変えるあいだポンプされる袋。
首輪は外さなかった。
裂け目は塞がなかった。
器具は嵌合したまま、銀の光の中で上がり下がり、ハワード・フーバーもそれとともに上がり下がった。ヒトデ、蝶、糸巻き、灯籠、竪琴、人形、凧、巣、鞴。
影は彼が作る霧の中に立ち、数値が積み上がるのを見た。
次の処置には、空の彼が要るのか、満ちた彼が要るのか、両方なのか。
どちらとも言わなかった。
鞴は数え続けた。




