36 権利書
火ではなく、小板を選ぶ。
背の高い影が肘から歯を引き、ほかの三つも引く。四枚の乾いた板。什一と苞と摘みですでに書いてある。空の井戸の上、倉の桟に置く。角を触れ合わせ、三つの蒼い穴の上の、法の小さな床。
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フィラメントが各板に口づけし、それから裂けた盤の石に、灯籠の棒に、ヒトデのピンに、心臓の輪に、九番の蓋に、二十三番の茎に口づけする。歯の印が一度沈み、倍になって上がる。台の台帳と盆の台帳が、同じニスの中。桟が五つめの文字を受ける。小板ではない。灰色の粉へ筋を入れた光。記号が浮かび、焼き印が皮へ入るように硬化した乳へ入る。
その権利書は、空の庭の後ろで門が閉まることだった。
ノックはない。通風もない。穴の帰属が変わる。遺物が刻み、その刻みはもう、彼の土に答える彼の作物ではない。目録だ。神経の切り株が最後に平らな形を運ぶ——テーブル、扉、台所はない——それから線は線だけになる。溝の口に言葉は来ない。焼き印の粉の味と、土地の借用書ほど古い知識が来る。場所がまだそこに横たわっているあいだに、名は場所から署名され得る、という知識。
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閉じを測っていた。
畝も息も輪も剥がされた標本が、なお面積として保有できるか。
四本の歯と筋を入れた桟は、男の同意なしに男を保有物にできるか。
盆はこの什一を、完納として受けるか。
背の高い影が四枚をまとめて吸う。
ニスには足りるフレア。飢えには足りない。板は肘へ戻る。筋を入れた桟は焼き印を保つ。吊るされた実は狙いを変えない。穴とともに権利を移されていた。
珠——井戸が認める最後——が上がり、裂けた板の上に坐り、登らない。誰もスリーブしない。分画ではない。封印だった。
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廊は、まだ歩かない。
二つと二つで立つ。銀が空の丘を家にするあいだ。倉、ガラス、鋳型、ピン、焼き印、珠。
焼き印がまだ言葉を許すなら、ハワード・フーバーは権利を移された地面だった。
売られたのではない。保有された。
次の処置は、保有が腐れば火か。廊が濡れて開けば、別の台か。
四つの坑が井戸から、かつて溝をくれた壁へ向く。
開いていない。
実が刻む。
珠が坐る。
畝は、権利を移された地面ができる唯一の待ち方で待つ。票なしで。




