37 酸敗
裂けた板の上の珠が、濁る。
乾し前の曇りのような白粉ではない。八月の馬桶の膜のような黄緑。吊るされた実と時を外して刻む。二十三番——起源の穂——が先。坑が縮み、液が糸を引く。脇が続く。灰色の倉の古い乾し三つが、粉の飲めない匂いを汗する。サイレージと台所の排水。桟の焼き印は褪せない。主張を始めた保有の上に、坐っているだけ。
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背の高い影が珠を吸う。
フレアがおかしい。速すぎる。濾しが拒んだものがまだ生きていいえと言っていたときのよう。肘の小板がクリックし、出てこない。歯が酸い什一を拒むように。ほかの三つが坑を壁の溝へ向ける。乾いている。第二の台はない。濡れた廊もない。部屋が差し出すのは、すでに持っているものだけ。権利を移された土が、落ちていく。
その酸敗は、許された最後の農場の感覚だった。
倉に置きすぎた実。銀行がまだ紙を持っているあいだの、未払いの借用書。詰められ、焼き印を打たれた残渣は、畝を知っていたように腐敗を知る。心臓の輪が、匂いのする遅い拍を躓いて越える。神経の切り株は絵を運ばない。熱という考えだけ。
口が砂に形を作る。
「燃やせ——それなら——燃やせ——」
三月に刈り株を焼いた。道具は知っている。畑のために頼んでいるのか、自分のために頼んでいるのかは、知らない。
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規格外を測っていた。
丘を取り払ったあと、保有はどれだけ速く酸るか。
自ら書き消し始めた目録を、権利書は保つか。
火は手入れか。盆の道が早すぎたという告白か。
二十三番の記録器が開き、糸を引く液の中で死ぬ。脚を上に。縫い目を大きく。もう一匹が桟を離れ、据わらない。九番の遺物の目が同じ黄緑で膜を張る。輪が同情して腐る。空の井戸の灯籠の棒が先から褐色になる。光は、昼に点けっぱなしのランタンの色。
四人は匂いの中に立つ。
二つと二つ。
坑は珠へ、焼き印へ、開かない壁へ。
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火は、まだ打たない。
二十三番を鉤から外し、持つ。起源の実が糸の中で回り、まだ眼窩を向き、仕事が腐っても見る仕事を続ける。背の高い影の空いた手が鋤の縁の上で停まる——生きた刃が火打石になり得るなら、火打石になり得る縁——下ろさない。
ハワード・フーバーは酸った保有であり、酸った保有の上の紙だった。
次の処置は火か、部屋がまだ見せていない洗いか。
壁は閉まったまま。




