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2 蝶

影は急がなかった。

それが最悪だった。ハワードは、先に殴って後から考える男たちの間で人生を過ごしてきた。この者たちは先に考えた。彼らは*測った*。

そのうちの一つ——より背が高く、肩の狭いほう——が、ナイフとも探針とも言い切れない器具を出した。鈍い銀の長さで、ハワードの詰め物と、折れた左の手首の骨の中で感じる周波数で唸っていた。それが胸骨の皮膚に触れると、唸りの音程が変わった。胸に細い光の線が現れた。垂直に、喉の窪みからへその下の汚れた毛の茂みまで。

** consoles consoles **

また声。黒いガラスの記号が浮かび、回転し、台帳のように列に積み上がった。

最初の切り込みは斬撃ではなかった。皮膚が開かれたと理解する前に分かれるほど精密な切開だった。噴出はない。劇的な動脈の噴射もない。ただ清潔で湿った口が体の中央に開き、縁が、肉そのものが好奇であるかのようにめくれ上がった。最初に見えたのは脂肪——黄色く、粒状で、すでに冷え始めていた。それから筋膜の薄い白い膜。それから筋肉。立ち上った匂いは、八月の暑さに長く吊るしすぎた鹿の匂いと、部屋を離れないオゾンが混ざったものだった。

ハワードは叫び、叫びは一連の湿った、律動的な咳になった。壊れた舌からの血が、自分の開かれた胸に飛び散った。

彼らは出血を止めなかった。それを*見た*。

二本目の器具——より細く、針のように細い——が傷の中に降りてきた。切らなかった。*味わった*。層と層の間を滑り、それぞれで止まり、振動し、記録するのをハワードは感じた。神経の集まりを見つけるたびに振動が跳ね、体は返しに逆らって折れ曲がろうとした。拘束は開いて応えた。右の足首が濡れた薪のような音を立てた。関節の中の何か大切なものが離れた。足は痺れ、熱くなり、それから無になった。

彼らは彼を剥いだ。

一度にではない。手順どおりに。切開の左側の皮膚と脂肪の弁が、二本の細い鉤で持ち上げられ、本の頁のように折り返された。自分の皮の裏側が銀の光の中で見せられた。黄色い結節、小さな破裂した毛細血管、結合組織の青白い光沢。三番目の影が、ハワードが顔の気配を見るほど近くに身を乗り出した——面が多すぎ、名指せる鼻はなく、目があるべき場所に暗い窪みの群れ。それが息を吐いた。息は冷たく、金属と腐った牛乳の匂いがした。

彼らは試料を取った。

瓶の蓋ほどの円形の切削器が、露出した腹の筋肉に押し当てられた。一度回転した。生きた組織のきれいな栓が、濡れたコルクが瓶から抜ける音とともに離れた。残された穴をハワードは感じた——すぐに血で満たされる完全な暗い井戸が、開かれた腹を横に流れ、台の縁から滴った。栓は、支えの見えない浮遊するトレイに置かれた。トレイが鳴った。その上に記号が現れた。

** consoles consoles consoles **

また栓。より下。股の上の脂肪の層を通して。切削器が膀胱の鞘に触れ、寸前で止まるのを感じた。深さを地図にしていた。標本が壊れる前に、どこまで取り除けるかを学んでいた。

ハワードの声は破片になった。

「頼む——息子が——そんなつもりじゃ——戻してくれ——働く——俺は——」

誰も訳さなかった。誰も気にしなかった。

彼らは肋骨へ移った。

生きたキャリパーのような道具が左側の第五肋骨を掴み、*開いた*。軟骨が弾けた。肋骨が持ち上がった。新しい空間に肺が膨らみ、それから引っかかるのをハワードは感じた。次の器具がすでに胸膜を見つけ、髪の毛ほどの開口を引いていたからだ。中からの空気がシューッと抜けた。呼吸は湿った、片側だけの喘ぎになった。頭上の銀の光が残った肺に合わせて脈打ち、部屋そのものがその律動を記録しているようだった。

一つの影が、平たく冷たい掌を露出した心臓の上に置いた。

握らなかった。*聴いた*。

その掌に当たる自分の脈をハワードは感じた。慌ただしく、不整で、すでに飛び始めていた。長い頭を傾けた。また一組の記号が咲いた。

終わってはいなかった。

胸腔を味わっていた探針が滴りながら引き、より細いものと代わった。切開のより下から入り、大動脈の線をたどり、止まった。一秒後、胴の中心にありえない冷気が咲くのをハワードは感じた。冬そのものを血管に注入されたようだった。視界がトンネルになった。銀の光は遠い硬貨になった。感覚の残る指が、何もないものを掻いた。

それから冷気が反転した。熱。火ではない。精密で局所的な沸騰。内側から自分が焼ける匂いがした。開いた傷から細い蒸気の糸が上がった。

影が近づいた。二つと二つ。標本の顔の色の変わり方、残った目の転がり方、腿に萎んだペニスが一度、無意志に引きつり、尿でも精液でもない薄い血の液体を漏らす様子を記録した。

ヒトデであり、台帳の項目であり、生きた図表であるハワード・フーバーは、ようやく理解した。農家の偏頭痛は、死の始まりではなかった。

受付票だったのだ。

器具は引かれた。彼の弁は閉じられなかった。開いたまま残され、かすかに蒸れ、銀の光が、まだ付いているものとすでに失われたものの湿った地図を作っていた。

声が最後の一列の記号を言った。

** consoles **

四つの影が身を起こした。

次の処置は、それが何であれ、すでに予定されていた。


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