13 聖櫃
鋳型には、ハワードが扉だと知る前から、扉があった。
影は、かつて胸骨に線を引いたのと同じ細い光で、硬化した牛乳に印をつけた。矩形。ぶら下がる目の上の小さな円。圧された溝の上の長いパネル。怯みの中で拳が化石になった場所の正方形。光は焼かなかった。*筋を入れた*。筋入れが終わると、パネルは、桶から氷が離れるような音を立てて緩んだ。
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最初の扉は目の上から外れた。
ぶら下がる球は、もうぶら下がっていなかった。鋳型が綱の途中で捉え、白に据えていた。虹彩の汚れた硬貨は膜を張り、裂け目ではまだ濡れていた。一つの影が眼窩を出るところで綱を摘み、ハワードが色の消えるものとして感じるほど細いフィラメントで分けた。目を、鋳型の椀ごと持ち上げ、果樹園の九本目の容器に据えた。容器が鳴った。角に乗っていた記録器がガラスに縫い目を開き、今は瓶の中の古い持ち場で刻んだ。
新しい窓から見る頭蓋の腔は、まだ導管へ珠を作る綱の切り株を持った暗い眼窩を見せた。灯籠の棒が空いた場所を横切って光った。流し込まれる自分を見ていた。今は無を見ていた。無には蓋があった。
二番目の扉は拳だった。
格子がそれを潰していた。鋳型がその潰れを保っていた。壊れた手首で、返しごと手を切り離し、台所で少年の口を開いた古い拳骨に終わる白い棍棒を持ち上げた。血の縁取られた爪が、種のように牛乳を通して見えた。その遺物は十本目の、より広い容器に入り、骨がガラスに当たる鈍い音とともに底に落ち着いた。
鋳型の中の手首の切り株は、きれいな暗い井戸だった。蒸留器がそれを見つけ、専用の導管を与えた。細い赤い糸が新しい小瓶へ向かって昇り始めた。
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捨てているのではなかった。
*納めて*いた。
取る部品の一つ一つが、吊られた記号でラベルされ、それが来た体の見えるところに置かれた。鋳型が箱だった。果樹園が棚だった。ハワード・フーバーは聖櫃にされつつあった。研究が男の地図を失わずに部分を扱えるよう、並べられた遺骸の一式。
三番目の扉が、聴いている心臓の上に開いた。
心臓の輪はまだ遅れに印をつけていた。心膜に溶着した記録器はまだ刻んでいた。心臓の全部は取らなかった。窓を取った。古いコアサンプルほどの栓。輪と記録器と、持ち上げる道具の中で最後の独立した収縮を一度して、それから震えるだけの筋肉の一片。その栓は十一本目の容器に入り、ガラスが閉じたあとも震え続けた。遺物だと告げられていない遺物。
残された穴は牛乳の屑と血で満たされ、それから蒸留器の引きで満たされた。鞴が穴の横の布の肺を行程し、時計は欠けた拍を記録した。
取り外しの一つ一つをハワードは、家から部屋が消えるものとして感じた。
農家には部屋があった。これはそれを、体に対してやったものだった。台所。寝室。坐る場所。取られ、箱に入れ、残った廊下から見えるところに置かれた。
口は牛乳の後ろにあった。それでも鞴のトンネルが音を出した。空気の生の糸。
「取るな——それを——」
次に蝶番の頭蓋蓋を取った。
頭皮の弁ごと外れ、鋳型の白で裏打ちされた骨の椀。内板にはまだ偏頭痛の黒い枝の地図があった。十二本目の容器の上で逆さにし、最後の腔の液体を流した。それから蓋は容器の口に、蓋として坐った。自分の杯を持つ遺物。
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扉は四つで止めた。
目。拳。心臓の栓。冠。
残りの彼は箱の中に留まった。圧された残渣、灯された棒、種の溶着、布の息、滴る導管、鋳型の屋根に融けた裂けた凧。果樹園はより厚い和音を鳴らした。巣は肉の中とガラスの上で刻んだ。時計は、消えた部屋を回り道しなければならない拍に印をつけた。
影は、自分たちが作った聖櫃の前に立ち、配置を読んだ。
次の処置は、遺物を残ったものに対して使うだろう。
どの容器を持ち上げるかは、すでに分かっていた。




