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もっと知りたいの

すごくドキドキする。

やっぱり光くんは優しいし、かっこよくて、大好きだなって思う。

たまに見つめてくるこの視線も、求めてくれる気持ちも、嬉しくて堪らない。


うん、やっぱり好きだなあ。


楓に彼女ができて寂しいとか思っちゃったけど、友達が遠く行っちゃったように思っちゃって、なんかなあって思ってた。

でも異性の友達なら仕方ないことなんだよね。


私には光くんがいて、光くんをもう不安にさせたくない。

楓に寂しいとか言っちゃったのは光くんに悪かったなあ。


私はきっと、光くんが他の女の子にそんなこと言ってたら少しだけモヤッとしちゃうと思うし。


菜穂はそんなことを考え、自分から光の腰に腕を回した。

光は一度ビクッとなってからすぐに菜穂を抱き寄せ、それから数分キスすると、光は唇を離し、菜穂の首にキスをしてすぐに離れた。

菜穂が光を見上げると、光は申し訳なさそうに菜穂を見た。


「ごめんね…!前怖がらせちゃったのにまた首触っちゃって…」


そう言う光を見て、菜穂は恥ずかしながらもクスッと微笑んだ。


「…ううん。大丈夫。して欲しい」


「えっ」


光は目を見開いた。


「…私に合わせてくれてありがとう。でも、その、今日で、最後までとかは怖いけど…もうちょっと、進みたい…!」


菜穂がそう言うと、光は「本当に?怖くない?」と心配そうに菜穂を見つめた。


「大丈夫…!光くんのこと好きなの。もっと知りたい」


菜穂がそう言うと、光は嬉しそうに微笑み「嫌だったらすぐ言ってね」と呟いて菜穂の首にキスをした。



******



しばらして、キスをしながら光は菜穂の胸に手を当てた。

ビクッとして、菜穂は恥ずかしながらもそのまま光に抱きついた。

光は一度唇を離し、菜穂を見つめるとまたキスをして、菜穂の首元についている制服のリボンを外して床に置くと、ボタンを1つ外した。


第2ボタンまで開いたシャツを触られ、菜穂は胸が熱くなった。

光が第3ボタンに指をかけた瞬間、突然着信音が鳴り響いた。


2人はビクッとして離れ、菜穂は真っ赤な顔で「わ、私かな…?!」と言ってテーブルに置いたスマホを見た。

画面を見ても着信はない。


「あ、俺だ。ごめんね」


光は苦笑し、スマホを見て「母さんだ」と呟いた。

菜穂は「あ…!で、出ていいよ!!」と微笑んだ。

光は「ごめんね」と呟くと立ち上がり、「もしもし?」と言いながら部屋の外へ。


ーーーや、やばかったあああああ…!!

正直緊張し過ぎて死にそうだったからタイミング良かった〜〜〜〜〜…!!!


とか思いながら意味もなく前髪を整えた。

すると光が戻ってきて「ごめん菜穂」と申し訳なさそうに菜穂を見た。


「え、え?どうしたの?!」


まだ恥ずかしそうに光を見上げると、光は「母さんが財布忘れたみたいで、病院に届けて欲しいーって言われちゃって」と言った。


「え、あ、そうなんだ!全然大丈夫だよ!私一人で帰れるし気にしないで!」


菜穂がそう言うと、光は「…やだ」と言って菜穂の隣に座った。


「俺1時間くらいで帰ってくるから、菜穂が大丈夫だったらここで待っててくれる?」


「えっ?!でも留守に私がいて大丈夫…?」


「それは全然大丈夫。鍵も閉めて行くし、何かあったら連絡くれれば大丈夫だから。だめ?」


光がそう言うと、菜穂は「ううん!全然大丈夫!私門限とかないし待ってるよ〜」と微笑んだ。


「ありがとう!ごめんね、じゃあちょっと行ってくるね」


「うん!行ってらっしゃい!気をつけてね」



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