第6話 般若阿修羅の説教地獄
今まで出てきた魔法とその効果を並べときます
飛ばしても大丈夫です
案内人 常時発動
ステータス変換 数値にできる
身体強化 魔力、体力消費自由(最低10%ずつ) 消費した分を攻撃、防御、速度に割り振れる
計算式は
(消費体力+消費魔力)×10
制限時間は基本1秒、伸ばすこともできるが強化倍率が鬼ほど下がる
火炎 魔力消費1 火が出るだけ
鏡 魔力消費2 鏡が出る
スリープ 魔力消費5 眠らせる 単体のみ
スリップ 魔力消費5 転ばせる 単体のみ
これはまずい、なんとか家には帰ってきたものの家に入れない。何故かって?父さんと母さんが家の前で仁王立ちをしているからだ。それもものすごい形相で、ルーとランクのやつチクリやがって!
ていうか何あれ?般若の顔で作った阿修羅像みたいなのが2人で並んでるんだけど?知らんやつからしたら魔物となんら変わらんぞあれ。
「どうやってあれを突破すればいいんだ...」
必死に頭を悩ませるが何も思い浮かばない、ていうかさっきから阿修羅オスがこっちを見ているような...
あ、やばいバレてるわこれ。
「xじーあk$£ぉうqj#&きzxz!!!!!!!!」
意味のわからない言葉を発しながらものすごい勢いでこっちに来た、逃げようと思ったが怖すぎて腰を抜かした。だってもう人間じゃないじゃんあれ。
ここで簡単な料理を紹介します!
①首根っこを掴まれます
②玄関まで運び正座をさせましょう
③阿修羅オスと阿修羅メスで挟んで2時間説教をしましょう、意味のわからない言葉で適度に奇声を発すると効果的です
④完成!
料理名 赤子のように泣きじゃくる俺の出来上がり!
と明るく説明したが実際には前世と合わせて24年は生きてる俺が大泣きするレベルの恐怖体験であった、怖すぎてちょっと漏らした。
その後流石にやり過ぎたと思ったのか俺を慰めてくれた、優しかった。
だが有無を言わさず何があったかを事細かに説明させられた、俺はゴブリンを討伐したことは説明した。半魔を倒したことは言わなかった、あれを4歳の俺が倒しましたと言うのは流石に怪しまれる。
「...ノア、ステータスを見せなさい」
父さんも流石に信じられないと思ったのだろう、まあ仕方ない。
「ステータス公開」
ヒュン
名前 ノア 年齢 4歳
職業 ???
Lv 4
体力 E
攻撃 E
防御 E
速度 D
知能 C
幸運 E
なになに?特殊ステータスの欄が無いって?それは俺のある魔法が関係している。その正体は「ステータス変換」である。
初期の頃こそステータスを数値化するだけで魔力を持ってかれるいわばゴミ魔法だと思っていた。しかしこいつ、一部のステータスを隠蔽したり偽装したりできる優れものだったことが判明した!流石に特殊ステータスがバレるのはまずい、と判断した俺は「ステータス変換」を使い特殊ステータスだけは隠した。他の偽装は間に合わなかったがまあしょうがないだろう。
「...確かにゴブリンを50は倒せばLv4になるか...」
マジかよ、あのゴミくそ半人前のやつゴブリン40体分の強さだったのか、通りで強いわけである。
「ゴブリンはどうやって倒したんだ?」
「背後から不意打ちで殴りました!」
嘘は言っていない。実際「スリップ」が使えなくなってからはその方法で倒しているからな。
「...よしわかった」
「おお!」
「ノア!お前はおかしい!!!」
おいお前仮にも父親だぞ、実の娘になんてことを言うんだこいつは。そこ!母さんも頷くんじゃない!と思ったが納得のいってなさそうな俺を見かねて父さんは説明してくれた。
「確かにゴブリンは最初に倒す初心者向けの魔物だ、家にある本にもそう言う説明が載っていたはずだからな。でもなノア、初心者って言うのは最低2年は鍛錬を積んできた実践経験のない学園の新入生のことを指している。よってお前がゴブリンを不意打ちとはいえ倒せているのはおかしい!!!」
なるほど、前世で例えるなら自動車免許取り立ての人が初心者。つまり俺がやったことは教習所に通ってもないのに車の運転できるやべえやつ、という認識なのだろう。そう考えると確かにやべえな、やばすぎ(語彙力)
「これは職業鑑定の時が楽しみねえ」
「稽古のレベルも上げるからな!」
ニコニコの両親が踊り狂っている、さっきの阿修羅×2の姿を見せたらどんな顔をするだろうか。
まあとにかく今後は村から1人では出ないようにしよう、もうあの地獄はこりごりだからな。
ノアを探しに行かないやべえ親だなと思った方いるかもしれませんが、父と母が帰ってきてルーとランクがチクったくらいにノアは村に帰ってきてます。その気配を父が察知して家の前で仁王立ちしてた感じです。




