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オンリー・メイジ 〜異世界でただ1人の魔法使い〜  作者: 素晴DD
レニウス学園編

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第39話 土くれ討伐戦 中編

「ピア、ランク、もう護衛いらない」


魔物の数が減ったことによって魔物に近づかれてもある程度自衛出来ると感じたミランはゴーレムに戦力を割くべきだと思い手短に下の2人に伝える。


「わかった!ランク、私達も行くよ!」

「はい!」


意図を読み取った2人は目の前の魔物を倒してゴーレムの方に向かっていった。




「再生持ちなのにどうやって倒せるんだよ!?」

「ああいうタイプは核があるタイプよ!覚えときなさい!」


一方で入り口を閉じることに成功したノアとリアンもゴーレムの方に向かう。向かっている途中で数発ほどハンドガンをゴーレムに浴びせるがダメージを食らっている様子はない。まるで防弾チョッキ相手に水鉄砲で威嚇しているように感じるほどだ。


「核はどこにあるんだ!?」

「個体によって違うわ!剥き出しのやつもいるけど今回は内部にあるでしょうね!」

「じゃああの頑丈な体をぶち壊すことが絶対条件かよ...!」


聞けば聞くほど絶望的に感じる状況だ。救援を待つ選択肢もあったがさっき閉じた入り口を壊そうとしてるあたりそううかうかしていられない。

だがしかしノアには核を探ることができる魔法がある。


「索敵!」


索敵範囲をゴーレムに絞り対象を核に変更する。


「見つけた!核は...左胸!心臓の位置だ!」

「じゃあ後はダイ達に追いついて全員で集中攻撃ね!風穴開けるわよ!」




「ちょっと!?再生持ちなんて効いてないわよ!?」

「うるせえ!だったら再生できない速度で潰すだけだ!」

「3にんじゃむりだよー!」


ゴーレムの再生を目の当たりにし、再び動き出したゴーレムの攻撃を避けながら話し合う3人。

3人で同時に攻撃すれば転ばせることぐらいは可能かもしれないがさっきみたいに相手の攻撃で自爆ぐらいはさせないとまともにダメージが通ることはない。仮にダメージが通ったとしても再生されれば1からやり直し。この状況に3人は討伐方法を見出せずにいた。


「ダイ!私達も参加するよ!」

「ピア!状況はクソゴミ!お前はあの土ゴミ野郎をどう見る!?」


そこに追いついたピアとランク、リアンのパーティーでは頭脳担当のピアに対して簡潔な状況説明、そして相手の特性についてダイは問いかける。


「多分核があるタイプだね!場所さえわかれば良いんだけど...」

「場所ならわかるぞ!!!」


そこにさらに追いつくノアとリアン、ここで全員がゴーレムに集まった。


「心臓の部分に核がある!問題はどうやってあの頑丈な体に穴をあけるかだ!」

「だったら簡単だなぁ!!!俺が穴あけてやる!」

「私が先に開けてやるわ!」


ノアの話を聞き颯爽と壊しに行くダイとローズ、それに対してゴーレムは右腕を左腕で支えながら前に突き出す。ノアはその見たことある構えに対してローズとダイに指示を送る。


「左右に避けろ!腕が飛んでくるぞ!」


その直後、ゴーレムの右腕が体から離れ2人に向かって飛び出す。2人はギリギリでその腕をかわすがその腕はそのまま2人の動線上にいたノアに飛んでくる。


「ノア!よけて!」

「大丈夫だ!創造 「リフレクター」!」


ノアはその場を動かずに魔法を生成、銃をホルスターにしまい左手を前に突き出すと即座に目の前に大きな盾が現れる。


「もっかい自爆しとけやパチモン土偶!」


飛んでくる右腕(ロケットパンチ)がノアに目掛けて飛んでくるが盾がそれをゴーレムの左胸に向けて反射する。しかしすでに新しい右腕を再生していたゴーレムは両手で受け止めさらにそれを握りつぶす。


「おいおい、もしかして...」


握りつぶして粉々に、されど人間大ぐらいになった瓦礫をゴーレムはそのまま俺達に向けて投げつける。


「マジかよ!?」


生き残っていた魔物が瓦礫に次々と押し潰される。ノア達もギリギリで瓦礫を防ぐ者、なんとか飛んでくる瓦礫を避ける者、避けきれずにダメージを負う者、だがその中に1人だけ格の違いを見せる者が1人。


「私に小細工は効かないわよ!」


リアンは飛んでくる瓦礫をものともせず避け、時に弾きながら標的(ゴーレム)に詰め寄る。

唯一近づいてきたリアンに対してゴーレムは攻撃を繰り出そうと左手を叩きつけるがそれを避けたリアンはそのまま左腕を駆け上り左胸に1撃を与える。

されどゴーレムはびくともせず宙に浮いたリアンを右腕で吹き飛ばした。


「姉ちゃん!!!」

「そんなの必要ないわ!しまっときなさい!」

「頭からめちゃくちゃ血でてますけど!?」


ノアは吹き飛ばされて壁に埋もれた(リアン)にすぐさま駆け寄りアイテムボックスから上薬草を取り出し静止されたものの無理矢理上薬草を姉に使い回復する。


「あいつやっぱり硬いわね...飛んできた瓦礫も斬ろうとしてたのに弾くので精一杯だったわ...」

「ああ、でも攻略法は見つけた!」

「本当!?」


ノアは瓦礫を飛ばされていた時にゴーレムの特性を掴んでいた。後は自分の攻略法が通用するかどうかである。


「さあ!俺等のターンと行こうじゃねえか!!!」

310

304 「鏡×3」-6

284 「巨大化」-20

274 「スタック」-10

244 「索敵」-30

144 「リフレクター」-100

142 「アイテムボックス」−2


現在魔力142

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