第3話 お待たせしました魔法実験
昼ご飯を食い終わり自由時間を得た、やることは1つ。
魔法実験のお時間です。とりあえず人目のつかない所に移動するとしよう。
―――――――――――――――
とりあえず家の裏庭に移動してこれた、途中姉についてこられたり父に抱えられたりしたので次回からは対策が必要である。
一応人目がつかない所に移動したのには理由がある。
この世界に魔法が存在しないことだ。それを3歳児の俺が使ってみろ、下手したら悪魔の子とか言われて討伐される可能性がある。何か面倒ごとが起きるくらいなら人に見せないのが一番であろう。ということで魔法実験は基本的に人がいないところでやるものとする。
まずはデメリットがどのくらいかを調べるために簡単な魔法でも創るとしよう。定番なのはそうだな...
「創造 火炎」
ボッ
手から火が出てきた!まあ出たといっても料理に使うぐらいの火だが...そして問題のデメリットはなんなのだろうか?
「ナビちゃん、火炎のデメリットが何かわかる?」
「使用時に魔力を1消費します」
うん、大体ゲームと一緒だと思えばいいっぽいな。
つまり魔力がRPGで言うところのMPで特攻は魔法攻撃力といったところだろうか、実にわかりやすくて助かる。しかしここでもう一つ問題が出てきた。
「ステータスオープン」
ヒュン
...やはりそうだ。ステータスが数値表記ではなくランク表記なのである。もし魔法の全てのデメリットが魔力消費ならステータスは数値表記でないと困る。
「ステータス数値変換」
「ステータス数値表記」
「ステータスカンバセーション」
ダメだ、何をいっても反応しない。こうなったら...
「創造 ステータス変換」
名前 ノア 年齢 3歳
職業 ???
Lv 1
体力 10
攻撃 5
防御 5
速度 3
知能 100
幸運 1
特殊ステータス
魔力 9/20
特攻 5
変わった!数値表記になってる!幸運1てなんだこの野郎!あとは...知能が100だから100超えたらCになるのか?これはステータスが伸びるまでわからんな。魔力残量も表示してくれてるのでかなり助かる。
「ステータス変換のデメリットは?」
「使用時に魔力を10消費します」
「10!?!?」
確かに火炎を使ってステータス変換を使ってるから魔力が11減ってる...コスパ悪すぎて草、できれば二度と使いたくない魔法である。まあ気にしていても仕方ない、あと現状欲しいものを創るとしよう。
「創造 鏡」
目の前に額がない鏡が出てきた。そして目の前にいるのはもちろん俺だ。
金髪赤目で髪はツインテール中々美人に育ちそうだな、しかしこの世界に鏡がないとは思わなかった。皆んな自分の姿が気にならないのかそれとも鏡を作る技術力がない世界なのか...
「鏡のデメリットは?」
「使用時に魔力を2消費します」
火炎より高いんかい!これデメリット乱数でつくわけじゃないよな?幸運が低いからくそみたいなデメリットが来てるわけじゃないよな?
まあ過ぎたことは仕方ない、ステータス変換のせいで魔力も少ないしいくつか消費の少なそうな魔法を創って終わりにするとしよう。
「ちなみになんだけど魔力が0になったらどうなる?」
「魔力酔いが発生してそれ以降は魔力の代わりに体力を消費するようになります」
これは面倒くさい、魔力残量に気をつけないといけないのに正確な数値を見るために現状の魔力を半分消費しないといけないとは。
「魔法って思ったより不便なんだな...」
その後は簡単な魔法をいくつか創って終わりにした。ちなみに魔力残量が2割を切るとナビちゃんが教えてくれることがわかった、優しいナビちゃん大好き。
デメリットのつき方は後々判明します、ちなみに幸運が低いとか乱数で決まってるとかではないです。




