第24話 学園の仕組み
ドンッ!
「ンガッ!?」
イッタァ!?頭に衝撃ガガガ...俺は昨日ベッドで寝ていたはずなんだがなぜいきなり床に落ちた?俺そんなに寝相悪かったっけ...
「...zzz」
どうやら俺の寝相が悪かったわけではなくて俺を落とした犯人がいたようだ、なぜなら全員分のベッドが用意されていたはずなのに俺のベッドでグースカ寝ている奴がいるからだ。
「ルーのやつ夜中に俺のベッドに潜り込みやがって...」
別に一緒のベッドで寝るのはいいのだ、寝相が悪くて俺の事をベッドから落とすことがなければの話だがな!
「とりあえず飯でも作るか...」
昨日から初めての寮生活が始まった、ルームメイトはルーとローズの2人、部屋もリビングがあってキッチンもあって風呂もトイレもある。寝室もシングルベッド3つと割と豪華だ。まあ今日はベッドが3つある意味を為さなかったわけだが...
一方で家事の方だが...まずルーは基本家事ができない、意欲はあるができないタイプである。ローズはというと今までメイドさんに家事をやってもらっていたのでそもそもやり方がわからないと言った感じだ。ということで家事は全て俺が担うことになった。と言っても洗濯は服を出せば学園専属のメイドさんがやってくれるらしい、掃除もお金を払えばやってくれる。なので料理さえ自分たちでやれば案外どうにでもなりそうなのでそんなに負担にはならなそうである。
1番の問題はルーとローズのお世話である。ルーは部屋を散らかすしローズは自分で髪を整えることができない。今日だってご飯を作って2人を起こして着替えを手伝って...母さんって大変だったんだな、いつもお世話してくれてありがとう。これからも俺頑張るよ...
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「なんでそんなにげっそりしてるのよ?今日から授業が始まるんだからしっかりしなさい!」
「ルーはげんき!」
「うん、お母さんはお前たち2人が元気ならそれでいいよ...て誰がお母さんじゃい!!!」
...ごめんて、俺が悪かったからそんなに冷たい視線を向けないでくれよローズ。そんな不思議そうな顔でこっちを見ないでくれよルー、その純粋な目はスベッた俺に刺さる刺さる...
「てか今日から授業始まるのか?」
「そーなのー?」
「あなた達説明何も聞いてないのね...受験した時に言われてたじゃない...」
おい待て、ルーはともかく俺はガチで説明されてないぞ。何をしてるんだあの金髪ゴリラは!なんなら受験した時じゃなくて入学した時に話せよ!授業の説明受けた次の日に不合格知らされる受験生の気持ちを考えろよ、絶望だろ!
「ま、私が説明してあげてもいいわよ!」
「お願いしますローズ先生!」
ということで学園に行くまでの間にローズに学校の仕組みを大まかに説明してもらった。
まず課題が出される。課題といってもダンジョンの何階層のボスを倒せとか、あるアイテムを取ってこいとかそんな感じである。それを1年以内にクリアするのが目標。
次に受けたい授業に出る(時間割は校内の掲示板に添付)、授業は剣術とか槍術とか色々あるらしい。個人的に気になったのは魔物学とダンジョン学である。まあ課題を突破するために必要な事を学ぶということだ。
課題を突破できたら来年から1学年上がる、突破できなかったら留年。なんか楽になった大学というイメージである。
「説明分かりやすいな、ありがとうローズ」
「当然でしょ!ルーはわかったかしら?」
「うん!もういっかい!」
「なんでよ!?」
そんなこんなで学園に着いたはいいが...何やら騒がしいな、見てみると身長小さめの奴が騒いでるから下級生の騒ぎか?それとも上級生が慣れてるだけなのか...
「おい首席!お前は掲示板見たか!?」
「誰?いやまだ見てないけど?」
「今年の課題がやばいらしいぞ!もしかしたらお前も留年するかもな!とりあえず早く見てみろ!」
去っていった...よくいる噂広げるだけ広げてメインのこと教えてくれないパターンの人だったな、こんなことされたら余計気になるな。
「ちょっと見てみようぜ!」
「ルーも行くー!」
「あ、ちょっと待ちなさいよ!私も行くわ!」
学園内に入ると人だかりが見える、多分あそこに掲示板があるのか?
「あ!ノア!おはようございます!」
「おーランク!掲示板見たか?面白いらしいぞ!」
「面白いというか...まあ見たら分かりますよ」
とりあえず見てみるか...学年ごとに課題が分かれてるからえーと...あった!1年生の課題はこれだな、なになに...
1年生課題
レニウスダンジョンの20階層のボスを倒せ!
(1人でも達成できたら全員進級とする)
「...ハァ?」
この課題考えたの鬼畜だと思う。誰だよ考えた奴
学校と学園書いてて結構間違える...正しくは学園だからね




