第19話 これからどうする?
「あ、ノアきたよー!」
「無事でよかったです」
「なんとかな、お前らも無事でよかった!」
同じ方向に走ったらとりあえず合流はできた、ランクも逃げ切った後に動かず待ってくれていたしやっぱ理解が早いやつが1人いると楽で助かるな。
「これからどうしますか?」
「それなんだよなあ。帰るにしてもゴブリンの群れがまだいるだろうし、かといって進むのもなぁ...」
「なんで?進めばいいじゃない?」
こいつ正気か?進めば進むほど敵が強くなる可能性があるんだぞ?ゴブリンの群れですら対処できない状態でこれ以上強くなられても困るんだが...
「何か進んだ方がいい理由があるのか?」
「ボスを倒したら帰還石が稀に手に入るのよ、それさえ手に入れれば帰れるわよ。あなたそんなのも知らないの?」
言い方はアレだが正直その情報はめちゃんこありがたすぎる。稀にってことは手に入らない場合もあるだろう、しかしボスを倒せればLvが上がる。帰還石が無くてもボスを倒した分の経験値があればLvがさらに上がってゴブリンの群れくらいなら対処可能だろう、ボスが群れで来ることも無さそうだしそれなら俺もある程度は戦える!
「いいね!その案採用!」
「当然でしょ!私の意見だもの!」
だがしかしボスに会う前にある程度Lvは上げといた方はいいだろう、多分俺以外は全員Lv1だろうし、ボス戦行くなら魔力も少しは回復しときたいし...
「ボスを探す前にまずはLv上げだ、お前ら全員Lv2になったらここに戻ってこい!」
「ノアはどうするんですか?」
俺がいたら経験値効率悪いしなあ、1人で狩ってた方が早いし...あ、そうだ。
「パーティー解除」
「え!?」
なるほど、こうやってパーティー解除するのか
「お前ら5人でパーティー組んでゴブリン討伐してこい!俺は1人で魔物狩るから!それじゃあ後で!」
「ちょっとノア!?」
「いってらっしゃーい!」
というわけで一旦1人と5人で別れることにした。
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「と言ってもどうするかなぁ...」
久しぶりのソロ、確か2、いや3年前だったか?そんくらいが最後だった気がする。いまだにあの般若阿修羅の顔はトラウマである、とまあそんなことはどうでもよくて。問題は俺だ、皆んなと別行動を取ったものの、1人で魔物を狩ったところで経験値なんてたかが知れている。しかもボス戦に向けて魔力を温存するとなると魔法が使えない、それも含めて考慮すると現状やることがないのだ。つまり暇である
「なんか隠し部屋とかないかな...例えばこういうなんでもない所を押すとスイッチがあるとか...」
カチッ
「え?」
ガコンッ!
「うわっ!?」
まさかの隠しスイッチからの忍者式回転隠し扉!?本当にあるとは思わないじゃん...てかめっちゃ暗いしなんも見えねえ、仕方ない...
「創造 光」
よし、人差し指の上に小さな光ができた。これを発動している間は片腕が使えない代わりに魔力消費が1とコストを極力抑える方向で創った。やっぱりデメリット自分で決めれるの便利だな
「さてこういう場所はしっかり探せば宝箱が...あった!」
よくある少しボロボロな木の宝箱を発見!さてと、隠し部屋の難易度的にはできるだけいいのが見つかって欲しいが...お願いします!オープン!
ガチャッ!
「...何これ?」
こぶし大くらいの水晶玉が中に入っていた、どうやって使うんだこれ?それともただのお宝で高く売れるパターンのやつ?うーん...
「鑑定!」
経験値玉 レア度E
必要経験値に関係なく使用者のLvを1上昇させる
え!?強い!ありがたすぎる!これはもちろん今使わせていただきます!でもどうやって使うんだろ?砕くとか?...ダメだ、硬すぎて草って感じ、後は下に投げつけるとか?
パリンッ!
「Lvが6に上がりました」
うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!アツい!早速ステータスは...待てよ?「ステータス変換」で数値化しないと何が上がってないかよくわかんなくね?
「ステータスオープン」
ヒュン
「ステータス変換」
名前 ノア 年齢7歳
職業 無職
Lv 6
体力 60
攻撃 37
防御 15
速度 90
知能 160
幸運 1
特殊ステータス
魔力 150/160
特攻 34
保有ステータス 10
そういえば数値で確認するのも久々だな、何が上がってないのかわかんねえや。保有ステータス10とか書いてあるけどこれが割り振れるポイントか?何にするか...決めた、速度にしよう!後10上がれば100になってキリがいいしな!
「保有ステータスを消費しました」
ナビちゃんが言ってくれるタイプね、こういう報告は地味に助かるんだよな。そして今の問題は1つ!
「この部屋どうやって出よう...」
今回のLvでは知能が上がりませんでした、知能が上がらないってなんか馬鹿っぽく聞こえるな。




