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第11話 あるある、大体旅立つ時トラブル起きがち

ちょっと修正した、気にしなくていいものとする

俺が転生してきてから4年が経ち、7歳になった。


「それじゃっ!行ってくる!」

「おう!絶対に受かってこい!」

「街に着く前に魔物に殺されちゃダメよー!」


そう、今日が学園への出立の日である。それにしてもおっかないこと言うな母さんは...


――――――――――――――


「おまたせー!」

「ルー!遅いぞ!」

「すみません、これで全員です」


3人で馬車に乗り込むと他に4人も乗ってる人がいる。多分この人達が今回護衛してくれる冒険者の人達だろう。


「よっ!俺はアガット、チーム(ともしび)のリーダーだ!職業は剣士、これから1週間よろしく頼む!」


遠いとは思っていたがまさか街まで1週間もかかるとは...個人的に風呂に入れないのはキツイ、前世の生活は意外と充実してたんだなぁ...


「ノアだ!こちらこそよろしく!」


まあ考えたところで仕方ない、それにしても冒険者なだけあって服装がしっかりしてるな。俺等3人は茶色い服で定番の貧相な村の衣装的なのに対して、あっちは

マントも羽織っていてザ・剣士って感じの服装をしている。


「鑑定」


名前 アガット 年齢 15歳

職業 剣士

Lv 21

体力 C

攻撃 C

防御 D

速度 C

知能 C

幸運 D


ステータスもなかなかだな、父さんの強さでステータスがほぼオールCなことを考えたらやはりB以上は珍しいものなのだろうか?他の3人も似たようなステータスだ。職業は格闘家、盾使い、銃撃手...銃撃手なのに弓なのか、よくわからないな。でも職業が被ってなくて近距離と遠距離で揃ってる、男女も2:2とバランスの取れたパーティーだ。これなら1週間は安心だな!(フラグ)


―――――――――――――――


「アガット下がれ!俺がヘイトを買う!」

「任せた!」


はーいフラグ回収しましたー。村を出てから3日、魔物もゴブリンや半魔(ハーフデーモン)といった今の俺でもソロ討伐できるような魔物ばかりであった。だがしかしここにきての強敵の登場である。


「ナビちゃん、アレなんて言ったっけ?」

空飛ぶ怪魚(イクチス・ボラント)です」


そうだ、体長が2mくらいあって地上をまるで海と同じように泳げる魚だ。素早さに特化したかわりに他のステータスを捨ててるので総合的には半魔と変わらない。だが速すぎるせいで苦戦する。別名「初心者狩り」、あと食べたらめちゃくちゃ美味いらしい。


「アガット達勝てると思う?」

「緩やかに壊滅すると思われます」


手厳しいことを言うなナビちゃんは、だが実際はそのとおりである。素早さの関係でアガット達の攻撃は当たってない、今は盾使いの人がスキル?かなんかでヘイトを買っている感じがするがそう連発できるものじゃないだろう、つまり盾使いのスキルが使えなくなった瞬間に手も足も出ずにやられる。


「ノアー、どうしよう?」

「僕達を守ってるせいで手こずっているんですかね?」

「いや、俺たちはこのまま馬車の中にいたほうがいい」


ランクは俺たちのことを庇ってるせいで上手く動けていないと思っているようだが逆だ。護衛対象(おれたち)が離れるとヘイトを買い損ねた時に護衛対象が襲われる可能性がある。素早さの関係で護衛対象が離れれば離れるほどアガット達が守りにくくなる、よって俺たちはむしろ離れないほうがいいのだ。だがそれだと緩やかに壊滅というのがナビちゃんの見解である、ならば答えは1つだ。


「俺が手伝いに行ってくる」

「そんな!危ないですよ!」


4人で壊滅するなら5人目が加わればいい、これほど簡単な問題はない。


「じゃあルーもいく!」

「ダメだ!ランク、ルーを頼むぞ!」

「あ、ちょっと!」


正直村を出てから魔物と戦いたくてウズウズしていた所だ、そろそろ我慢の限界だしここは俺に狩らせてもらおう。


「...!ノア!何をしてる!馬車に戻れ!」


アガットに止められたがもう遅い、「空飛ぶ魚」のヘイトがこっちに向いた。足が速いやつの対処法は簡単だ、その場から動かないようにすればいい。


「創造 バインド!」

ガチンッ!

「ギョッ!?」


おお!地面から鎖が生えてきた!これは厨二心がくすぐられる魔法だな!こいつは重宝するとしよう!あとは防御力がカスだから...


「身体強化、25%(クォーター)!」

ザシン!

「空飛ぶ怪魚を倒しました、Lvが5に上がりました」


真っ二つ!綺麗に切れたな。父さんから貰った剣の切れ味も申し分ない、いい剣を貰ったものだ。しかもLvまで上がるとは!


「ノア!なんだ今のは!?」


そうか、アガット達には魔法は見せてなかったのか!まあ説明めんどくさいし適当に誤魔化すか...


「えーと...俺のスキル的な?」

「なるほど!まさか護衛対象に助けられるとは...すまない、助かった!恩に着る!」


こちらこそ余計な詮索がなくて助かる、もっといろいろ聞かれると思ってたからな。それよりも...


「こいつの美味い食い方知ってるか!?」


「空飛ぶ怪魚」は生と焼き魚で食べた。感想としては...マグロと焼き鮭であった。実に美味かった。




そうして残りの旅路は特に問題なく過ごし、遂に街に着いた。

次回から学園編です。長かった...

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