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月に恋した親子 - Moonlight Story -   作者: 三日月明楽
第2章 親子の成長
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金田夫婦の時間

「明楽ちゃん。今日もかわいいね」


あずさは歩いてる明楽の姿を愛おしくみてた。ナイトとアンタレスは相変わらず遊んでいた。


「あずささん…」


金田は何かを持っていた。


「どうしたの?光ちゃん」


「実は…この前懸賞で当たってさ…」


金田は何かのチケットをあずさに見せた。


「ん?旅館のチケット?」


「今度…二人で行かないかい?二人で旅行ってあんまり行ってないだろ?」


「え…でも、明楽ちゃんとナイトは?」


「ライトさんが見てくれるって。実は、当たってからすぐに連絡して決めてたんだ…」


あずさは笑顔になった。


「光ちゃん。ありがとう」


あずさを抱きしめた。




「二人とも。行ってらっしゃい」


夕方。大学の入り口でライトは明楽とナイトを預かった。。


「ライトさん。お願いします」


金田がそう言うと、アンタレスに跨った。


「アンちゃん。行こう」


アンタレスは羽ばたいた。


「さ、君たちは私と一緒に帰ろうか。クロも待ってる」


ライトは指を鳴らし消えた。




「ただいま〜」


ライトは部屋に帰ってきた。


「お帰りなさい。あら?明楽ちゃんとナイトじゃない」


「金田さん夫婦。旅行でね。預かることになったんだ。明後日には帰るんだけどね」


「そうなんだ。あ、ご飯食べましょ?」


「そうだな。君たちもお腹すいてるもんな」


ライトとウルフは兵士たちの食堂へ向かった。


「お疲れ様です。ライトさま」


シェフが厨房から顔を出した。


「お!明楽ちゃんとナイト。来てくれたのか」


その言葉をクロは聞き逃さなかった。


「え!明楽ちゃんとナイト来てるの!?」


クロは厨房から顔を出した。


「明後日までおるぞ」


「よっしゃ!」


クロはガッツポーズした。


「クロさま。一緒に夕飯の準備終わらせましょう!」


「はい!」


シェフとクロは急いで夕飯準備した。


「君たちはもうご飯食べれるもんな。にしても、早いな」


明楽は笑顔でライトを見た。


「かわいいな」


ナイトは机の上で待っていた。しばらくすると、明楽のご飯が来た。


「よかったね」


ライトは明楽にスプーンを持たせると、自分で食べた。


「えらいわね」


ウルフは見惚れた。


「ナイトは…何食べる?」


ナイトはクロの所へ飛んだ。


「ん?」


クロの肩に乗った。


「どうした?」


ナイトは辺りを見渡し、明日の夕飯用に仕込んでる鶏肉を目にした。


「ん?これ…食べたいのか?」


ナイトは頷いた。


「少し多く仕込んでたから、持って行ってもいいですよ」


シェフがそう言うと、クロは鶏肉を食べやすいように切って皿に盛った。ナイトは嬉しそうに尻尾を振った。


「あっちで食べようね。俺今からみんなの食事持って行かないといけないから」


クロはナイトのご飯をテーブルに置いた。するとナイトは鶏肉を美味しそうに食べた。


「へぇ〜。ナイト肉食べれるのか」


感心していると、クロは料理を運んだ。


「はい。叔父さんと、ウルフの」


「ありがとう。クロ」


「ありがとうね」


クロも自分のを持ってきた。ご飯はてんこ盛り。


「なぁ…クロ」


「ん?」


「そんな細い体のどこに、そのご飯が入るの?」


「…さぁ?いただきます」


クロはご飯を食べた。


「育ち盛りって…すごいな…」


「まぁ、クロ。男の子だからね?いっぱい食べるでしょ」


夕飯が終わると、部屋でクロと明楽は遊んでいた。


「先風呂入って来るね」


「うん。明楽ちゃん見てます」


そのままクロは明楽と遊んでいた。ナイトはずっとクロの肩にいた。


「大きくなったね」


すると、明楽が喋った。


「ク…」


「ん?」


「ク…ロ」


「…え!?」


クロは驚いた。


「喋った…」


ナイトを見ると、ナイトも驚いていた。


「何でお前が驚くんだよ!明楽の兄妹だろ!」


すると、ライトが現れた。


「はぁ〜スッキリした」


「叔父さん!」


クロは明楽を抱っこして駆け寄った。


「どうした?」


「明楽ちゃんがね、俺の名前喋ったんだよ」


ライトは明楽の頭を撫でた。


「えらいね。叔父さんも言って欲しいんだけどな…」


明楽は無言だった。


「とりあえず、クロ。お風呂入って来なさい。明楽は私が見る」


「うん」


クロはお風呂へ入った。


「明楽」


明楽はライトを見た。


「大きくなっても、幸せに生きてね」


ナイトを見ると、ナイトは嬉しそうに鳴いた。


「君たちは本当にいい兄妹だな」


ナイトの頭を優しく撫でた。


「あ、ところでナイト。君、どのくらい大きくなったの?」


その問いにナイトは辺りを見渡し、ライトを見た。


「収まるなら、ここで大きくなってもいいぞ」


ナイトは頷き、大きくなった。が。


「…ん?」


クロがお風呂から出て来た。


「スッキリした…ん?」


二人の目線はナイトに向いた。中型犬ぐらいの大きさだった。


「え?ナイト?」


クロの目が点になっていた。


「うーん。やっぱあんまり大きくならないよな…」


ナイトは恥ずかしそうに小さく戻り、布団に潜った。


「…いじけちゃいましたね」


「まぁ、しょうがない。ナイトは未熟児だったんだ」


「え?そうなの?」


クロは椅子に座った。


「あぁ。最初は手のひらサイズだったんだ。でも、今はここまで成長してくれた」


「へぇ〜」


明楽は眠そうだった。


「金田さんの所でお風呂済ませたもんな。あとは寝るだけだな」


「子守唄歌う?」


「あぁ。歌ってあげよう」


ベットへ向かい、明楽を寝かせた。ナイトは明楽のそばで丸くなった。


「クロ。明消してくれるか?私たちも歌い終わったら寝よう」


「うん」


クロは部屋の明かりを消した。窓から入る月明かりが入った。クロがベットにつくと、ライトは魔力を入れながらクロと一緒に歌った。すると、明楽とナイトは眠った。


「眠ったね」


「うん。おやすみ」


「おやすみ。クロ」


四人で眠った。


朝。クロは起こさないようにそっと起き、部屋を出て厩舎へ行った。その直後、明楽は泣いた。


「あぁ。起きたか。よしよし」


ライトはメガネをかけ明楽を抱っこした。ライトはベットをみた。


あぁ…クロがいなくなったから、寂しくて泣いてるんだな?


そう思いながら、明楽のオムツを交換した。


あっという間に時間が過ぎ、明楽とナイトは金田夫婦のところへ帰った。


「どうだった?」


「最高だった。ライトさん。ありがとうね」


金田の家にいた。


「いや。クロもいたから楽しくできたよ」


クロは明楽の相手をしていた。ナイトとアンタレスは遊んでいた。


「二人の時間って、なかなか無かったのでよかったです」


ライトは頷いていた。


「さて、そろそろ帰るか。クロ」


クロはライトを見た。


「帰るぞ」


「うん。またね」


明楽の頭を撫で、ライトと一緒に玄関を出た。


「また遊びに来てね」


「うん。お邪魔しました」


「じゃ、帰りはクロ。お願い」


ライトの手を取った。


「じゃーね」


クロは指を鳴らしライトと共に消えた。


明楽とナイトは愛情をたっぷり受け育った。しかし、彼らは龍という事を忘れていた。


作者「今日健康診断だったんですよ。ライトさんの大っ嫌いな採血してきました」

ライト「作者自身。どうなの」

作者「注射は別にどうも思わないです。ただ、1、2回倒れたことがあるので…倒れるなって祈ってるw」

ライト「えぇ…」

作者「しかも社会人になってからですよ。マジのブラックアウトになるんですよ。まぁ、少し横になったら復活するんですけどね。倒れる時は、とりあえず怪我がないようにしか思ってなかったw」

ライト「怖…」

作者「横になって採血できるなら、そうしてもらってます。ほとんど出来ないから、祈るだけです。まぁ…はい。気をつけます」

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