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月に恋した親子 - Moonlight Story -   作者: 三日月明楽
第2章 親子の成長
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馬とダンス

目を覚ますと、もう朝になっていた。


「やば!」


メガネをかけ、急いで厩舎へ向かった。


「おはようございます」


クロは元気に挨拶した。


「おはようございます。クロさま。昨日は眠れました?」


初老の兵士が声をかけた。


「うん。でも、宿泊学習では寝れませんでした」


「まぁ、初めてですもんね。さ、今日もやりましょう。ついでに新しい事を見せたいと思います」


「本当!じゃぁ、すぐ厩舎作業終わらせる!」


クロはいつものように厩舎作業をした。


「大きくなったな。あっという間に時間が過ぎる」


初老の兵士はクロの後ろ姿を見ていた。しばらくすると、クロは馬に乗りウォーミングアップを終わらせた。


「クロさま。こっちきて」


馬を初老の兵士の前まで歩かせた。


「これから面白いの見せますね。これが馬場馬術の見どころです」


初老の兵士と交代した。


「合図したら、そこのレコードを流してもらっていいですか?」


「わかりました」


初老の兵士が位置につき合図した。クロはレコードを流すと、音楽と共に初老の兵士は馬を動かした。見たことのない馬の動き方にクロは驚いた。


「すげ…」


まるでダンスしてるかのように、音楽に合わせてステップを踏んでいた。長く感じたがあっという間に終わった。


「どうでしょう」


「すごい。かっこいい」


クロの目は輝いていた。


「クロさまはまだまだですが、いつかできるようになります」


初老の兵士は馬から降りた。


「先生」


「なんでしょう」


「音楽ってなんでもいいの?」


初老の兵士は頷いた。


「たしか短すぎず、長すぎないなら何でも大丈夫だったはずです。気に入ってるのあるんですか?」


クロは頷いた。


「叔父さんがいつも聴いてるアーティストの曲でしたい」


「ライトさまが聴いてる曲ですか。いいと思いますよ。この世で大会に出られたら、ライトさまも喜ばれると思います」


「じゃ、出来るようになるまで俺頑張る!」


「えぇ。みっちり教えて行きますよ」


クロは馬に跨った。


「さて、レッスンして行きましょう」


「はい。よろしくお願いします」


いつものようにレッスンがスタートした。




「あれ…メガネ」


ライトも目を覚まし、メガネをかけた。


「あぁ…クロは馬か。元気だな…」


ベットから出て、キッチンに向かい水を飲んだ。


「はぁ〜」


長い髪を縛り、椅子に座りボーとした。


「暇〜。あ、準備しとくか」


武器庫へ行き、一つの銃を手にした。


「流石に実弾は危ないしな」


中に入ってるのは撃っても致命傷にならない特殊な弾だった。


「これ使おう」


ライトは銃を懐に入れた。しばらくすると、クロが帰ってきた。


「あ、おかえり」


「ただいま」


「汗かいただろ?昨日もそのまま寝てたし。シャワー浴びてきな」


「うん」


クロは着替えを持ってシャワーを浴びた。しばらくすると、濡れた髪でクロが出てきた。


「クロ。昨日は大変だったな」


「あ…うん」


濡れた髪をタオルで拭いた。


「一人でカレー作ったし」


「ん!?」


ライトは驚いた。


「だって、みんな居なくなるもん。で、帰り際に殴られそうだったけど、全部避けてたら先生に助けられた」


「…そうか。大変だったな」


「叔父さん。朝ごはんどうする?食べる?」


「あぁ…食べるよ。食…」


「作るよ」


「え!?」


クロはキッチンに向かい、手際よく何かを作っていた。すると、ウルフが入ってきた。


「おはようございます。あれ?なんかいい匂い」


ウルフはキッチンを見ると、クロが何か作ってた。


「おはよう。クロ」


クロはウルフを見た。


「おはよう。ウルフ」


器用に手を動かした。


「叔父さん。できたよ」


机に料理を置いた。


「お…おう」


「クロ…短期間で覚えたの?」


ライトとウルフは驚いた。


「え?卵焼きじゃん」


ライトは一口食べた。


「あ…あぁ。こりゃ…カラスも惚れるわ…」


「え!どれどれ」


ウルフも食べた。


「うまぁ…」


クロはお腹が空いていたのか、さっさと食べていた。


「ライトさんができない事、クロができるのはいいね」


「だって…私したら何故か黒くなるもん…」


朝食を終えた。


「クロ。前言ってたのするか?」


「いいの?」


「いいぞ。稽古場へ行こう」


ライトとクロは稽古場に入った。


「クロ」


クロはライトを見た。


「やり方だけ教えておこう」


ライトは銃を出した。


「実弾は入れてない。だから当たっても大丈夫」


「うん」


ライトは銃を構えた。


「相手の動き、予測、殺気を一瞬で読み取る力がいる。何度も練習がいるから頑張れ」


そう言うと、ライトは弾丸を放った。


「え!?」


クロは何とか避けた。


「いきなり撃つんかよ!?」


「戦場にルールはないからな〜」


また弾丸を放つ。クロは必死に逃げた。


「見ろ!逃げ回っても何にもならんぞ!」


弾丸がクロの足に当たった。


「イッ!」


クロはその場で倒れた。


「大丈夫か?」


クロは何とか立ち上がった。


「大丈夫…」


ライトはクロの足を見た。あざだけになっていた。


「へぇ〜こうなるんだ」


「え!?」


「初めて使ったからな。血でないんだ」


クロは引いた。


「叔父さん…怖いよ…」


ライトは応急処置をした。


「実弾だったら貫通だよ?あざで済むなら可愛くない?」


「そう言う問題じゃ…」


「でも、気づいてるだろ?」


ライトはクロを見た。


「う…ん。頭以外狙ってるなは…」


「相手の動きしっかり見れてるじゃん。後は避けれるようになるだけ」


また銃を持った。


「もう一回するか」


「え!?」


またクロは逃げ回った。


しばらくすると、クロは大の字に倒れた。


「疲れた…」


「今日はここまでだな。大丈夫かー」


クロを担いだ。


「ちょっと休んだら、勉強しような」


「うん…」


部屋に連れていった。


「まだまだだな」


「うぅぅ…」


ベットで横になっていた。


「足と腕と胸。死ぬぞ」


ライトはニヤニヤしていた。


「避けるタイミングが…」


「まぁ、毎回やると傷まみれになるから、間開けてやろう」


「うん」


少し休み、ライトはクロの勉強に付き合った。


「あ…もう夕方か」


「シェフのお手伝いしてきます」


「うん。無理しないでね」


クロは部屋を出た。


「成長したな…」


ライトは本を読んで時間を潰した。


作者「四月になったね」

ライト「だね」

作者「まぁ、社会人は相変わらず仕事ですよ」

ライト「まぁね。てか作者」

作者「はい」

ライト「馬場馬術経験あるの?」

作者「残念ながらありませんw障害馬術しか経験ありません。どこかで書いた覚えあるけど、長過ぎてどこで書いたかも忘れるw」

ライト「えぇ…」

作者「馬が好きで、学校で馬勉強してたんですけど、その時に初めて障害馬術の大会出ましたね。楽しかったですよ」

ライト「ほう」

作者「低い障害でしたが、いい勉強になりました。学校でよく大会が行われるんですけど、トップ選手とかも出場されてましたね。選手名はわからないんですけど、競技見てたらこの人違うってわかりましたね」

ライト「いい経験だね」

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